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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■落ちる人形/ドラマ『冬の輪舞 特別編』
夕べは『黒薔薇の館』を見に行って見られなかった木曜ドラマ『アタックNO.1』第5話、録画しておいたのを見る。前回、こずえ(上戸彩)が選抜を外されて富士見学園に戻されてしまったので、お話は富士見メンバー中心に返ってしまい、何となくこれまでの選抜中心のドラマ展開は何だったんだ、ちゃんと伏線張っといたの、収束されるんだろうな、と心配に思わないでもない。三条(遠野凪子)、八木沢(宮地真緒)、吉村(加藤夏季)、垣之内(秋山エリサ)、そして猪野熊(船越栄一郎)の出演シーンまでがた減りなので、いささか心配になるのである。
ストーリーも「富士見学園存続の危機か?」と盛り上げたいのは分かるけれども、設定があまりにも雑過ぎる。前回、酔っ払い(中務一友)に怪我をさせたために、こずえが謹慎処分をくらったのも処分としては行き過ぎだよなあと感じてはいたのだが、これが今回はありえないくらいにどんどんエスカレートするのだ。
もともと、非があるのは女子高生に絡んできた酔っ払いなのである。こずえの暴力はものの弾みで、事故でしかないのだから、訴えられれば酔っ払いのほうこそ立場がないと思われるのに(ドラマ中だってそのことは言及されている)、日本バレーボール連盟は富士見のバレー部を廃部させようとするわ、酔っ払いは部長の大沼(大友みなみ)に退部しろと言うわ、現実にはありえない展開が続くのだ。
さらに連盟が「インターハイで優勝できれば廃部決定は取り消す」と条件をつけるに至っては、連盟は常識も人間性のカケラもないやつらの集団か?! とあきれてものも言えない。よくもまあ、モノホンの連盟は自分たちを徹底的にバカ扱いしているあほな展開を看過してるもんだよなあと、その度量の広さに驚くばかりである(いや、ホントにクレーム付けられても困るんだが)。
ちょっと「たたみかけ過ぎ」でここまで来るとしらけるばかりで、脚本家の底が知れる。一応、好意的に解釈するなら、本郷コーチ(中村俊介)が猪野熊の影響を受けていきなり冷酷になっていくという無理やりな展開を、脇からフォローするための設定かとも考えられるのだが、外側を補強したって、中がガタガタだと、結局はドラマ全体が崩壊するのだ。そうならないことを祈りたいんだけどね。
朝、変な夢で飛び起きる。
高層ビルから飛び降りるのだが(理由なんかわからない)、一緒に飛び降りてくれる娘(しげのような気もするのだが、それにしてはスタイルがいい)がいつのまにか人形にすりかわっているのだ。「詐欺だァァァァァァ」と叫びながら落ちていくところで目が覚めた。
昔から「落ちる夢」というのはしょっちゅう見てるが、地面とか海面にたどり着いたことはない。落ちきると死ぬ、という俗説はあるが、今朝は起きたら本当に心臓がバクバク高鳴っていて、ホントに死ぬかと思った。
しょっちゅうとは言っても、私が「落ちる夢」を見るのはたいていココロに何かのわだかまりがあるときなので、しげの情緒不安定に私も引きずられてるのかな、とちょっと心配になる。
職場で今日は健康診断があった。
もう40歳を越しているので、身長と体重だけ、というわけにはいかない。心電図やら胃透視やらで、小一時間はかかるのである。仕事が忙しいにもかかわらず合間にあっちこっちと移動させられるので、かなりバタバタ。同僚と「こういうときは午前中だけでも仕事を休みにしてほしいものですねえ」と会話するが、そういう余裕がないのがうちの職場の現状なのである。
ニュースで「会社員の帰属意識が低下している」と報道されていたが、どこの会社だって、本気で景気が回復したとは思っちゃいない。私んとこも、もう七年も給料減額だ。なのに仕事だけは増える、という状況が続くのであれば、誰だって「会社のために働こう」という意識が低下するってものである。特にうちらのような職種は、「心の余裕」を作らないと、やってけない仕事なんだからね。
検査の結果は今日すぐには出ないが、最近の体調を考えると、ちょっと悪い予感がする。バリウム飲んだあと、下剤をもらったのだけれども、そんなもの飲まなくったって、ここ一週間くらい、便はずっと下痢便だ。今年は職場を変わったばかりでもあるし、入院だけはしたくないんだけどなあ。
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05月13日(金)
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