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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■深まる溝(ずっとヒビキ風タイトルで行こうか)/映画『コックリさん』
一応、日曜の朝は『かいけつゾロリ』から一通りアニメは見てるんですが、まあハマッてるのは『仮面ライダー響鬼』だけですんで、感想もこれだけ(別に『マジレンジャー』や『プリキュア マックスハート』が嫌いってわけではないです。誰に言い訳してるんだ、オレ)。
気がついたら、オフィシャルサイトを覗いて、「今週の魔化魍は何かな?」とかチェック入れ始めたから、かなり病気は進行しつつあるのである。『ニュータイプ ザ・ライブ』も買うのやめてたけど、また買うかなあ。
十四之巻「喰らう童子」。サブタイトルは毎回「動詞連体形+名詞」の形を取っているのだが、一話一話だと大して気にもならないが、ズラッと並べていくと、付け方に何だか無理があるような印象。そう感じる理由の一つに、自動詞と他動詞が入り混じってるせいもあると思う。「叩く魂」「呑み込む壁」「喰らう童子」なんて、特に気にならん人もいるかもしれんが、私は気になる(笑)。目的語がねーぞ、目的語が。「叩く魂」とか、「魂が(何かを)叩く」のか、「魂を叩く」のか、迷った。いや、そもそも各話を象徴する「動詞」を探さなきゃならないこと自体、毎回しっくり行くとは限らないわけで、スタッフの苦悩がしのばれることである。
前回、仲間のヤマビコを喰らってパワーアップした「乱れ童子」。威吹鬼(渋江譲二)の攻撃も物ともせず、あきら(秋山奈々)に襲いかかろうとするが、なぜか鼻先で匂いをかいだだけで立ち去ってしまう。あきらはこないだから“どういうわけだか”この「襲いかかられ」シーンが増えてきてるんですけど、メインのヒロインの座がひとみ(森絵梨佳)からあきらに移りつつありませんか? ヒビキ(細川茂樹)から魔化魍退治にかけずりまわされている学校のことを心配されて、こりゃ大きなお友達の反響、さぞや大きいことでしょうねえ(笑)。なんつーか、こういうおいしいシチュエーションの前には、そろそろ顕在化し始めたストーリー上の様々な疑問が置いてきぼりされている。「こないだまで、平気で人間喰らってた童子が、急に人間に見向きもしなくなったのはなぜなんだよ」とか、どうしても感じちゃうものなあ。いや、裏設定はいろいろあるんだろうが、同じ魔化魍を喰らってくれて人間は食わないんなら、「人間の味方じゃん、倒す必要ねーよ」と、画面を見ている限りでは納得できないものを感じてしまうのだ。
今回は、入院した明日夢(栩原楽人)と以前、名前だけ登場していたザンキ(斬鬼/松田賢二)が邂逅する新たな展開も(鬼たちは変身前はカタカナで、変身後は漢字で表記して区別しているみたいだ)。彼もまた明日夢のよきアドバイザーとなっていくのだろうか? 「外堀」が少しずつ埋められている感じで、日菜佳(神戸みゆき)もヒビキに「明日夢君なんか弟子にどうっスか?」なんて言ってるし、3クール目に入るころには「修行」を始める明日夢の健気な姿が見られるかも、という期待も高まる。
逆に、今ひとつ煮え切らないヒビキの情けなさが一話ごとに際立ってきている気も。明日夢が入院していると聞いたときのヒビキの「少年があ?」という声の元気のなさというか、間抜けっぽさというか、まあそれがいかにもヒビキらしくてヨイのである。
次回は斬鬼も含めて、ひとみのいとこの戸田山(川口真五)も変身するらしい。弦楽器を使うことだけは決定しているようだが、名前から察するに、「音で斬る」パターンになるような気配。最終回は巨大大首領相手にオーケストラかな(笑)。
「映画の日」で、市内の映画館はたいてい千円興行。キャナルシティに出かけたら、AMCの前に長蛇の列が出来ていて驚いた。ゴールデンウィークと重なったとは言え、ざっと見ただけでも200人くらいは並んでいる。しかもエスカレーターを上ってきた人の殆どみんながその後ろに付いていくので、列が途切れる気配がない。館員さんが「『名探偵コナン』は完売でーす」と叫んでいる。親子連れが目立つから、目当てはやはり『コナン』や『プリキュア』なんだろう(『クレしん』はキャナルでは上映していない)。
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05月01日(日)
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