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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■カリスマヒロインは生まれるか?(追加アリ)/『PLUTO(プルートウ) 02』豪華版
懐具合がマジでヤバイ。
原因は以前も日記に書いたことだが、しげがいきなり仕事を辞めてしまったことで、それまでは月々の車のローンはしげが自分で払っていたのだが、それが立ち行かなくなってしまったのである。車検だの何だの、そういうのも全て私の負担。そこに旅行だの何だの、以前から予定していた出金が重なったものだから、たまらない。「聞いてねえよ」と叫びたいくらいである。
かてて加えて、「またかよ」と文句を言う気も失せてきたのだが、長引く不況で会社の経営が逼迫、この夏、またまた社員の給料がカットされることになってしまったのである。これで8年間昇給無し、どころか減給までされているのだから、昇給を当てにして考えていたあれやこれやの買い物を先送りにしまくっている。本当ならノートパソコンや5.1チャンネルオーディオは完備し、引越しだってしていたはずなのだが(いや、そこまでの給料は貰ってません。これは妄想です)。
一応は私も「遊びにばかりお金使いまくってもなあ」と考えて、先月は一枚もDVDを買っていなかったのだが、それでも月末の収支決算では赤字が出るのである。いやまあ、その分芝居に行きまくってたから、金はやっぱり使っちゃってるのだけれども。無計画だとか金銭感覚が甘いと非難されても反論ができないのである。
それにしてもローンを背負った状態がこれから先、一年以上も続くのであれば、ことは「苦しい」どころではなくなってくる。どうせ私が払うものならば、いちいちしげの口座に金を振り込んでいくのも面倒くさい。この際、車のローンは完納し、しげの通帳はまっさらにして、私の通帳のほうで金利の安いローンを会社に組んでもらうように切り替えることにする。要するに給料の前借りなんだが。
その手続きで、今日はずっとあっちの銀行こっちの銀行と東奔西走である。転勤早々、仕事を同僚に頼み込む羽目になってしまったので、いささか心苦しかった。いや、この手続きだってしげに頼めなくはなかったのだが、またぞろ「やり方がわからん」である。全く、誰のために駆けずり回ってると思ってやがるんだ。
角川映画が、久しぶりに新人オーディションを再開するって。
「ソニー・ミュージック」と組んで大規模オーディション「ミス・フェニックス」を開催、グランプリ受賞者には主演映画&CDの同時デビューが約束されるという。
思えば角川映画第三弾『野性の証明』で、やはりオーディションに受かった当時13歳の薬師丸ひろ子がデビューしたのが1978年のこと。それからもう27年が経っているわけで、所謂「角川三人娘」も揃って四十路に入ろうとしている。この三人(特に薬師丸ひろ子一人)が、どれだけ絶大な人気を誇っていたか、若い人たちにこれを説明することはなかなか難しい。なんたって薬師丸ひろ子は『Wの悲劇』(1985)『野蛮人のように』(1986)あたりまでは、「日本映画で唯一客を名前で呼べる女優」とまで言われていたのである。さながら松竹が『寅さん』だけでその屋台骨を支えていたように、角川映画は確実に、いや、日本映画全体が三人娘(特に薬師丸ひろ子)に牽引されていた時代があったのだ(「そうかあ?」なんて言ってスカすやつはブッコロス)。
それが証拠に、1986年に三人娘が相次いで角川春樹事務所を離れると、角川映画自体がろくな企画を出せなくなってアニメに走るようになり、興行収入も激減、凋落していった(言っちゃなんだが、『サイレントメビウス』で宮崎アニメに対抗しようってのは無茶である)。角川が発行していた映画雑誌『バラエティ』は殆ど三人娘の宣伝誌と化していたが、あっという間に廃刊になった。逆に言えば一つの雑誌がスター数人によって支えられていたのだから、その人気たるや何と表現すればいいものか。
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04月28日(木)
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