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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■再び地が震える日/『BSアニメ夜話/クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』
 福岡県西方沖地震発生後そろそろ10日が経とうとしているが、九電記念体育館では今なお玄海島の人々が避難生活を送っている。一時的な避難にしてはこの10日ってのはちょっと長すぎるのではないか、疲労で病気になる人も増えるのではないか、と思っていたら、案の上、住民の間で風邪やインフルエンザが流行り始めたらしい。28日夕までに、風邪や体調不良を含めて12人が市内各地の病院に入院したとのこと。市や診療所が「見舞いに訪れた人が感染を広げる恐れもある」として、見舞いを控えるよう呼び掛けているということだが、みんなで集まっていても孤独だと言える島民の人たちに、見舞い客すらシャットアウトする事態を招いたというのは、これも行政の不手際ではないのか。
 だいたい地震に限らず、福岡の防災対策が不備だらけなのはもう何度も指摘されていたはずだ。それなのに、県も市も何の対策も取ってきてはいなかったのである。ここ5年の間に二度も市内が水害に見舞われ、死者も出したというのに、市の防災担当者は「今後の対策は?」の質問に対して堂々と「何もできません」と言ってのけた。この無能ぶりはいったいなんだ。何が百万都市だアジアの玄関口だ。ただの田舎者の集まりではないか。確かに、福岡がもう開発の限界に来ており、河川の整備や避難のための土地施設の確保もできない、という事情は分かる。しかし、そこを何とかしなければならないのが「行政」というものだろう。つか、それができないのなら公務員はただの給料泥棒の集団でしかないではないか。被災状況によっては救急病院や民間施設も利用できるようにしておくとか、「被災者を体育館に閉じ込め」なんて状況は、本来なら回避できたはずなのである。
 もうはっきり言っちゃうけど、人口に対する福岡の病院の数ってのがそもそも少なすぎるんである。総合病院の類は通常時でも待ち時間が二時間は当たり前なんだから。けが人が運ばれた病院は千鳥橋病院と原三信病院の二箇所に集中していたが、つまりはこの二つ以外にたいした病院がないということなのである。少子化だなんだといいながら、福岡への人口流入は未だに増え続けている。こないだの町内会でも「小学校を増設しないと子供を区域外にやらなければならない」なんて議案があったくらいだ。本来、博多・天神区域にあと二、三軒は総合病院があってしかるべきではないのか。でなきゃ人口の郊外への分散化を図るくらいの措置を取らないと、もう福岡・博多はパンク状態であろう。

 ここんとこ地震のことばかり日記に書いてきたけど、スマトラ沖でまた地震に津波。日本人の犠牲者もかなり出たらしい。危ないとわかっていて、また観光に出かけた人もいたということである。「まさかまた地震が来ることはないだろう」と誰もが思う。それが「油断」だ。しかしその油断を責めることなどできはしない。それがやりきれない。


 夕べカメの水槽を掃除するときに、玄武をつかまえたときに小指を噛まれてしまった。いつもは背後から捕まえるのでそんな目に遭うことはなかったのだが、目がかすんでいたのでつい持ち間違えたのである。そういうときでも竜宮はおとなしく首を引っ込めているのだが、玄武のほうを持ってしまったのも運が悪かった。あわてて引っ張れば肉を食いちぎられるのは分かっているので、水の中にしばらく漬けていたら、一分ほどで口を離した。それでも傷口はずきずき傷むので、絆創膏を貼っていたのだが、亀の毒でも回ったのだろうか、今朝になって、熱発して寝込んでしまった。
 いや、ホントはしげの風邪が移っただけだろうが、タイミングが合ってしまったので、亀にやられたような気分になったのである。でもまあ亀を飼ってるみなさんには充分注意していただきたいが、どんなに可愛くても、亀に人の心は通じないので、感情移入しすぎるのは禁物なのである。だいたい私としげの個体認識だってできちゃいないだろうからな。
 転勤のため仕事が全くなくなってるので、欠勤しても迷惑かけずにすむのが不幸中の幸いである。一日泥のように眠っていたので、あの眠り女のしげから「よく寝たね」と言われてしまった。ホントに昼間、10時間以上寝ていたのである。


 それでも夕方には目が覚めて、テレビを漫然と見る。CSで『ちびまる子ちゃん 私の好きな歌』など。

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03月29日(火)
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