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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■オウムが来りて……何をする?/ドラマ『巷説百物語 孤者異(こわい)』
今んとこ一回も見逃してないぞ、の『仮面ライダー響鬼』九之巻「蠢く邪心」。
今回の妖怪(魔化魍)は「オオアリ」。ムシ系は一話で土蜘蛛が出てきてたからインパクトが薄いなあ、こいつでまた二話連続の話だったら間延びしちゃうなあ、と思っていたら、ヒビキにあっという間に倒されてしまった。
あれれ? と思っていたら、メインの妖怪は,イブキが遭遇する別のやつなのであった。姑獲鳥(うぶめ)か大首か、これまでの「猛士」のデータでは判断がつかない(どうやら「おとろし」らしい。予告編を見る限りデザインはでかいサイだが)新妖怪。レギュラーが増えて、そろそろ新展開が必要じゃないかと思っていたところだったのだが、設定も構成も少しずつ複雑になってきている。
その反面、明日夢がなかなか猛士V魔化魍のメインストーリーに絡んでこないのが気になる。いや、常識的に考えればただの高校生をそんな危険な運命に巻き込んでいくことは極力避けるのが普通なのだが、それじゃドラマにならないから(笑)。でも昭和ライダーシリーズの少年ライダー隊みたいになっちゃっても困るし。ここは明日夢がとんなふうにヒビキの弟子になっていくか、その展開を見ていきたいところである。多少の葛藤はあっても、多分そうなると思うんだけどな。
知ってる人はもう多いと思うが、明日夢君を演じている栩原楽人(とちはららくと)くん、島本和彦原作の映画『逆境ナイン』にもライト山下役で出演している。映画は多分つまらないと思うが、藤岡弘、と楽人くん目当てで、オタク諸君は見に行くように。全国ロードショーは七月からだ! 福岡じゃ「シネリーブル」での公開だからいつになるかわかんないんだけどなっ(涙)。
町内会の総会があって、来年からうちが組長の当番が来るというので出席。収支決算だのなんだの、こういうのは退屈なだけなんで、居眠りしないかと心配していたのだが(実際、殆ど退屈なのだが)、会長さんが“あること”を口にして、いきなり眠気がすっ飛んだ。
「昨年から、オウムの道場が町内にできておりますが……」
もちろんこの「オウム」というのは「オウム真理教(アーレフに改称)」の支部のことである。10年前の事件当時は博多駅前にあったのが、その宇土枝クー気裏に引っ越したまでの情報は聞き知っていたが、まさか自分とこの町内に来てたとは。
会長さんの提案は、来年を期して町内からの退去を求める委員会を設立したらどうか、ということだったのだが、10年前ならばともかく、旧オウム真理教の罪を認め、ひたすら謝罪と賠償を行っている現在ではかなり難しいのではないか。
あえて他人事のように言っちゃうけれど、オウム真理教が麻原彰光の「ポア」の宗教概念に則って、再び無差別大量殺人を行う危険性があるかどうか、それは年々低下してきていると考えざるを得ないのではないか。もちろん、だからと言って、住民の不安が解消されるわけではない。未だに地下鉄サリン事件の実行犯の一部が逃走中である以上、在野の信者が彼らをかくまっていないと断定することはできない。しかしやはりそういった「不安」も、結局は漠然としたものだとして、今後犯罪を犯すという確たる証拠とは認められないのではないか、ということなのである。
私も正直な話、今はオウムよりも地震のほうが怖い。いや、未だにややヒステリックな感じで、オウムをいかにせん、とコブシ振り上げ力説する会長さんのほうが怖い。まあ仕事だから町内会の連絡とかはするけれども、あまりこういう人のいる総会とかには出たくないもんである。
帰宅して昼寝をしたら、変な夢を見た。しげが自分の日記にも書いていたが、「生きた雪ウサギ」を飼っている夢である。
ウサギは二羽いて、名前はジャニスとケン。生きてはいるのだが、この二羽、雪ウサギだから動かない。でも生きてる限りは自分の見てないところでは動いてるんではないかと思って、ちょっと離れたところにジャニスを置いていたら、いつのまにかいなくなってしまった。「ジャニスー、ジャニスー」と声を掛けて探していたら目が覚めたという、特に面白くもない夢だった。
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03月27日(日)
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