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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■金ならないっ!/『ルパン三世officialマガジン』VOL.3
昨年の被害総額がン百億とか言われております「振り込め詐欺」、いっぺんウチにも来たら面白いなあとか不謹慎なことを思ってたのだけれど、いや、冗談でもそういうこと思うもんじゃないですね。
……と言っても、私が被害にあったってことじゃなくて、ウチの職場の同僚の話。こないだは親父んちの近所(ハカセんちの近所でもある)の公園で空港勤務の女性が殺害されたりしたし、身近に事件が起こることもあるのである。
事件の内容はこれまで報道されてきた手口と全く同じである。ちょっとだけ違うのは、同僚の自宅に電話をかけてきた相手が、通常の「警察官」ではなくて、ウチの「支社長」を名乗ったってことだ。
「ご主人が女性社員にセクハラをして、被害を受けた社員は『訴える』と言って困っている。何とか表沙汰にしないようにしたいから、金を振り込んでくれないか」。
当然、その「セクハラした夫」は「泣きじゃくっていて電話口には出られない」というのである。あまりにも「典型的」なので、電話を受けた奥さんは騙されずにうまく撃退したそうなのだが、「交通事故」のほかにもこういう「セクハラ」ネタも「振り込め詐欺」の一パターンとして流行っているようである。
社員一同の前で苦笑いしながら事件の報告をしてたのが、当の名前を騙られた支社長なんだが、笑い話ですましちゃっていいものかね。言っちゃ悪いが、こういう「何とか事件を表沙汰にしないように」と動きそうな、ちょっと気弱な感じの風貌してんだよ、ウチの支社長(^_^;)。つか、別のことでいろいろカクシゴトしてないかねえ。
その点でささやかなリアリティはあるんで、こういう事件が連続したら、うっかり引っかかっちゃう社員のお宅もあったかもしれない。もう同じ犯人はターゲットとしてウチを狙ってくることはなかろうが、「騙せそうな人間が集まってる職場だ」と犯人にナメられたことに関しては、自省も必要ではないかと思うのである。
でも、前にも日記に書いたと思うが、ウチの場合、この詐欺に引っかかる心配だけはない。なんたって「振りこむだけの金がない」(^_^;)。仮にしげが電話を受けたとしても、次のような会話がやり取りされるだけだ。
犯人「お宅のご主人が、セクハラしたんで、示談金100万円を振りこんで下さい」
しげ「そんな大金、うちにはないです」
犯人「ご主人が困ったことになってもいいんですか?」
しげ「はい、構いません」
犯人「それでも奥さんですか?」
しげ「セクハラするようなやつは旦那でも何でもないです。さっさと警察にぶちこんで下さい」
犯人「……せめて10万円くらい払えませんか?」
しげ「そんな大金、うちにはないです」
犯人「5万では?」
しげ「あなたが100万、ウチの口座に振りこんでくれるんなら、私が亭主を訴えてあげてもいいです」
しげは金にはとてつもなくイギタナクて、逆に金をせびられる可能性もあるので、詐欺を考えてる人は気をつけましょう。もっともしげはコミュニケーション不全なので、知り合い以外の電話にはそもそも一切出ないんですが。
残業で帰宅は7時半。『ブラック・ジャック』は見損ねたけど、『名探偵コナン』に間に合った(貶してるわりにちょこちょこ見てるのな)。チャンネルはそのまま、漫然と『世界まる見え!テレビ特捜部』『キスだけじゃイヤッ!』と続けて見る。いちいち日記に書いてないけど、実は毎週月曜日はこの流れで『サルヂエ』あたりまで見てるのである。
しげから「なんでそんなに熱心に見てるの?」とバカにされてしまっているのが『キスイヤ』なのだが、別に熱中してるわけではないが、気がついたら毎週見てるんである。なんだかねえ、出てくるカップル、みんなバカばっかなんだが、「彼が浮気しててえ」なんて女性が涙ぐんでるのを見ると、つい画面に向かって「そんなヤツとなんか別れちまえ!」とか突っ込んでしまうのである。ああ、オヤジだ(+_+)。
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02月07日(月)
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