ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491675hit]
■第59回毎日映画コンクール発表/映画『スーパーサイズ・ミー』ほか
今日も本は小説も雑誌もマンガも何冊も読んだんだけど、感想書く時間ないです。映画見に行ったんで、その感想書くだけで時間が取られちゃうのよ。最近、日記が物足りないとお感じの方もいらっしゃいましょうが、これが精一杯ですんで、ご了承下さい。
そう言えば昨日も書ききれなかったけれど、初めてアニメ『ブラック・ジャック』を見ました。いやはやアニメファンの間で話題に上らないのも当然だなあという出来でしたねえ。いや、駄作とまでは言わないけれども、かといってすごく優れてるとまでは言えないような、なんかすげえ「それなり」感と言うか(なんかうまく言えん)。今回のキャラデザインは手塚治虫の絵に一番近い、とか言われてたけど、どうなんでしょうね。ピノコは確かにそんな感じかなあ、と思わないでもないけど(神村幸子さん作画のエンディングは秀逸)、ブラック・ジャックはどうだかねえ。なんか“甘過ぎる”気がしませんか? 力有武(ハナのでかいオッサンね)も微妙に似てなかったなあ。
仕事ではまたちょっとトンガリさんとの間にトラブルがあったのだが、もうあまり書く気がしない(^_^;)。ここまで来ると、バカをほっといてる上司の方がバカなんじゃないかって気になってくるし。そのあたりのドタバタで、少しばかり残業。いつものようにしげが駐車場に迎えに来てたんだけど、20分ほど待たせた。最近しげはココロが落ちつかなくて、30分くらい早めに迎えに来るので、残業すると、1時間くらい待たせてしまうのである。申し訳ないけど、トラブルは予測できないしなあ。
帰りの車の中で、映画の話などをしながら、ふとしげに「『スーパーサイズ・ミー』も始まってるねえ」と言ったら、「それなに?」と聞いてきたので、あらすじを説明する。
ここんとこ、映画に誘ってもなかなか乗って来なかったしげが、話を聞いた途端に「それ面白そうだね」と興味を示した。ココロとカラダのバランスが崩れて、「人に会うだけで気分が悪くなる」とまで口にするようになっていたので、少しでも外に出たいという意志を示したことはいい徴候である。まだまだ孤独感から脱しきれてはいないが、夕食もここんとこ毎日ちゃんと作ってくれてはいるので(雑炊ばかりだが)、少しずつだが生活のリズムを整えられるようになってはいる。
帰宅して、早速ネットで予告編を見たしげ、「今から見にいこうか?」と言い出した。いきなりではあるが、ここで「明日にしようよ」と言えばしげのまた気が殺がれるかもしれないし、私も2、3日前よりはまあまあ元気ではあったので(血便は止まってないが)、動ける時に動くのが一番だ、と判断した。映画館のホームページを見ると、「ファーストフード割り引きあり」とある。ハンバーガーなどを買って、それを窓口で見せれば300円割引するという、なんだかよく分らないキャンペーンである。けれど、下らないから面白い。こういうキャンペーンは大好きなので、私も乗り気になる。時間を調べるとちょうど最終回に間に合いそうなので、食べかけていた夕食を中断して天神まで出かけることにした。
シネテリエ天神で映画『スーパーサイズ・ミー』。
30分ほど早めに着いたが、ロビーで待ってるお客さんたちが、みんなファーストフードを食っている。ちゃんとキャンペーンを見てきているのだなあ(^o^)。こういう珍しくも楽しい風景は、やはり劇場通いをしなければ見ることができない。
映画は、ドキュメンタリーとしての撮り方は、奇妙なくらい『華氏911』とよく似ていた。監督自身が「体当たり」の取材をするやり方、時折つまらないギャグアニメーションを挿入して諷刺する手法、いや、そもそも「初めに結論ありき」で、情報を好き勝手に取捨選択して、都合のよい結論に持って行こうとするスタイルとか、『華氏』に酷似していると言ってもいいのだ。
にも関わらず、『華氏』がどうにも退屈で、マイケル・ムーアの“私が正義だ”面を見ていると鼻白む思いすら抱いたのに対して、本作のモーガン・スパーロック監督に対して怒りを全くと言っていいほど覚えないのはなぜなのか。それはもう、ひとえにこの人がひたすらバカだからなのだね。もちろん、これは愛すべきバカなのだ。
[5]続きを読む
01月18日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る