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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■今年も毎月芝居が見たい/舞台『大騒動の小さな家』ほか
夕べも夜更かししてテレビを見ていたので(高橋源一郎さんと松尾貴史さんの『本屋平積みプロジェクト』は面白かった)、午前6時から午後1時くらいまでは爆睡。しげは珍しくも昼間仕事なので、11時には職場に向かって行ったようである。出掛けに声は掛けられていたようだけれども、寝惚けていたので余り記憶に残ってない。
「ちゃんと起きてきいよ」
「1時過ぎには起きるよ」と会話したような気もするが、ウロオボエ。
しげの職場で待ち合わせというのは珍しいが、今日は夕方から北九州へ芝居を見に行く予定なのである。しげの仕事が終わって、すぐに特急で行かないと開演時間に間に合わない。だったら最初から仕事休みを取っておけばいいようなものだが、シフトの関係でどうしても出勤せざるを得なかったらしい。
寒風吹き荒ぶ中、しげの店の前でしげの着替えを待つ。お出かけだと言うので、しげはかなリ「気合い」の入った服(例の「チャイハネ」で買ったヒンディーな服である)を準備していて、やたら時間がかかる。
結局、20分ほど待たされたが、風邪を引かなくてホントによかった(←イヤミ)。でも「随分待った?」と聞かれると、その場では「10分くらいだよ」とつい少なめに言ってしまうのであった。ここでバラしてしまっているから意味ないが。
出てきたしげに「忘れ物してないか?」と聞いたら「うん!」と即答する。でも実は腕輪とか指輪とか、アクセサリーを付けるのを全部忘れていたのであった。条件反射でしか返事してないことが明白である。
博多駅からソニックつばめに乗って、小倉まで。
駅の構内から街中まで、新成人の和服着たねーちゃんたちがやたら闊歩しているが、みんなとてもハタチには見えないくらい化粧がケバイ。特にマツゲが濃くって、すれ違いざまに瞬きされると、突風が起きるほどである(ウソ)。ハタチしかいないはずなのに、どう見ても「お前30だろう」ってのがゴロゴロいたので、「なんでみんな化粧が濃いんだ」と呟いたら、しげが「自分じゃやってないでしょ、着付けのときにして貰ってるんだよ」と言う。するってえと、これが今の流行ってわけなのかねえ。なんか『薔薇の葬列』のピーターみたいで、70年代に逆行した感じだったのだが。それともこれが小倉の風土なのか。
会場の「リバーウォーク北九州芸術劇場」までは15分ほど歩き。しげはブーツまでハイヒールで決めているので、早歩きができない。うまく特急に乗れて時間に余裕があったので問題はなかったが、もしも一本遅れていれば、走れないしげを抱えて、私か走っていかなきゃならないところであった(できねえって)。
開場まで30分ほど間があったので、福家書店で時間つぶし。ちょうど映画パンフレットのコーナーが特設されていたので、ふと覗いてみると、『モンティ・パイソン・アンド・ナウ』『モンティ・パイソン・ホーリー・グレイル』のパンフレットが! 迷わず購入したが、いくらしたかはちょっとここには書きたくないのである(^_^;)。でも、偶然の配剤にはひたすら感謝。
中ホールにて、舞台『大騒動の小さな家』。
橋本二十四脚本、山田和也演出のオリジナルシチュエーションコメディで、出演は西村雅彦、安達祐実、高橋ひとみ、雛形あきこ、袴田吉彦、TAKE2(Wキャストで今日は東貴博)、モロ諸岡。
前に来たときも思ったが、ここの劇場は実にいい。壁の作りがいいんだろうが、反響が少なく音の通りがよくてセリフも聞き易いし、音楽もうるさくない。客席のカーブも適度で、最後部席でも舞台が間近に見える。カーテンコールでモロ諸岡さんがやっぱり「すばらしい」と誉めてたが、これは外交辞令じゃないだろう。福岡でもこのくらいの劇場がありゃいいんだがなあ。市民会館もメルパルクホールもイマイチなんだよなあ。
会場は女性客多し。芝居好きの定連さんよりは、好きな役者さんが出てるから来てみた、という感じの人々が多いような印象。上演中もみんなよく笑ってたし。
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01月09日(日)
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