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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■年賀状のことなど/『パディントン発4時50分』(石川森彦)ほか
 昨日のベストテンの見方が分かりにくい、というご指摘を受けたので、補足説明。
 1、2、3、4、……と順位を着けたのが、私の「個人的なベスト」です。隣の☆印は、「普通の人が見たらこうじゃないかな」という「類推」なので、私自身の評価とは言えません。こういう☆をつけておかないと、1位2位の映画を「誰が見ても面白い」映画だと私がオススメしているように勘違いされてしまいかねない、と危惧したのであります。
 だから、私自身の評価が高くても(個人的には好きでも)、「これを普通の人が見たらつまんないよなあ」と思える映画の☆評価は低くしてますし、私は全然つまらなくても、「でも一般の人はこういう映画見て受けるんだろうな」と想像できる作品の☆評価は高くしているわけです。前者の代表例は『盲獣VS一寸法師』で、後者の代表は『ファインディング・ニモ』だったりします。
 『盲獣VS一寸法師』なんて、「江戸川乱歩の“クソつまらないところ”が大好きだ」ってヘンなファンじゃなきゃ、2時間の映画を見てる間、ただひたすら苦痛なだけでしょう。しげはこの映画見たあと、「やっぱり、おもしろくないものを無理しておもしろいように思いこもうとするのはやめた」って言ってました(-_-;)。


 正月からこっち、しげがまた落ちこんでいる。
 「あんたんとこに友達からメールや電話、あった?」と聞くので、「まあ、何人かからは」と答えたら急にしょげて、「オレんとこには1件もないよ。オレやっぱり友達いないんだ」とか言い出すのである。年賀状の数も少ないので、なおいっそう元気がないようである。
 もともと私自身が年賀状のやり取りも「気が向いたらする」程度で、コミュニケーションのためのツールとしてはたいして重きを置いていない。というのも、実は10年くらい前までは、仕事上の理由もあって、人並に何100通と書いてはいたのだが、年末の忙しい時期に一枚一枚丁寧に宛名書きしてイラストも描いて、なんてことをしていると、年寄るごとに体力気力がまるでおっつかなくなってきたのである。かと言って全部印刷で同じものを送るような手抜きをする気にはなれなかったので、この10年くらいは、例年、受け取った人にお返しするくらいでゴマカシていた。職場関係でそれはマズイんじゃないかと最初はちょっとおっかなびっくりではあったが、こちらの体調を察して下さる方も多かったので、人間関係がその程度のことで崩れることはなかった。つか、年賀状ごときで人生が左右されてたまるか、という気分である。
 メールに至っては、もともと頻繁にやりとりしてる相手自体が殆どいないので、来ないほうが自然である。しげの場合もそれは似たような状況で、「便利だから」と私に携帯を無理やり買わせたくせに、特に用事がなけりゃ、メールを送ろうともしない。職場の送り迎えの連絡を私からする方が多くて、その返事も「行く」「着いた」の一言で、味も素っ気もない。しげとメールのやり取りをした経験のある人なら先刻ご承知だろうが、およそ「メールし合う醍醐味」というものがないのだ。だいたい本人が「業務用連絡以外、する気ないし」と表明しているのである。
 だからこそ、あけおめメールが来なくたって、別に気にもしちゃいないだろうと思っていたのだが、しげはどうやら、イマドキの「メールが来ないと落ちつかない」症候群に罹っちゃってたようだ。つかさー、オレ、正月からこっち、しげが「メールのやり取り」してるのを何回か目撃してるんだけど、それでどうして「メールが来ない」と言ってるのか、それがよく分からないのである。記憶力、ますます減退してるのか。


 咳と頻尿と下痢が激しかったので、仕事初めではあったが、午前中で帰宅。
 しげもカラダを壊していて、今日は送りも迎えもしてもらえなかった。夫婦揃って、半日寝込んで過ごす。
 食事は帰りに買ってきたコンビニ弁当。和風幕の内とヒレカツを買ってきて、「どっちがいい?」としげに聞いたのだが、迷わずヒレカツを選んだ。だからどうしてそう、「肉」に執着するかな(-_-;)。

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01月05日(水)
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