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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■『ハウルの動く城』動く!/夏目義徳『クロザクロ』1巻
『ハウルの動く城』の初日、二日目の動員&興行収入が、邦画史上最高となったとか。動員は約110万5000人、興収14・8億円。洋画の最高収入『マトリックス リローデッド』の22億2000万円には及ばないが、ロングランがまず確実、リピーターも望める『ハウル』が今後さまざまな記録を塗り変えて行くであろうことは容易に想像がつく。最終的に400億円は行っちゃうんじゃないかな。既に50カ国からのオファーがあり、アメリカ公開版は『モンスターズ・インク』のピート・ドクター監督が監修を務めることになっている。公開間もないというのに既に「留まるところを知らない」雰囲気ができあがりつつある感じだ。
でも、昨日のダイヤモンドシティでの観客の様子を見る限りではそんなにヒットしてたって印象はない。レイトショーではあったけれども、なんたって半分くらいしか席が埋まってなかったのである。もっともあそこはもともと交通アクセスがやたら悪いとこだし、なんたって場末だし、ここでのヒット状況だけで全体はとても測れはしないのだけれども(場末と言ったが、それでもおととい山口の湯田温泉で見かけた、ラーメンの金龍の上が映画館になってたうらぶれぶりよりは何十倍も立派なのである)。
福岡近辺にお住まいのみなさま、ゆったりと『ハウル』をご覧になりたいのなら、ダイヤモンドシティのワーナーマイカル福岡ルクルにどうぞお越しを(^o^)。
映画のヒット自体はめでたい限りなのだが、心配なのはこれからのジブリの動向である。何と言っても宮崎監督はもう63歳だ。既に次回作の準備に入っているとは言うが、1作仕上げるのにどうしても2、3年はかかる以上、あと長編映画が作れるとしても、年齢的に3、4本が限界ではなかろうか。『ハウル』の出来を見る限り、失礼ながらちょっとボケも始まってる可能性だってある。これまで同様、宮崎駿におんぶにだっこで、後進を育てていけないのならば、やがてジブリ製作の作品にだってその魅力に陰りが見えてくるのは自明の理だと思う。
もっとも、先日、アニマックスの『広島国際アニメーションフェスティバル』の特番に出演していた高畑勲監督が、「我々は長編アニメを作ることで観客と向きあってきたが、世界各国の短編をこうして一度に見られた経験は大変おもしろかった」旨の発言をしていたから、スタジオジブリもこれから短編を製作するようになるかもしれない。これまでにも『そらいろのたね』とか、三鷹の森ジブリ美術館でしか公開してない『めいとこねこバス
』、『くじらとり』、『コロの大さんぽ』などを製作しているのだから、決して不可能ではないと思うのだが。いっそのことテレビシリーズを立ちあげてくれると嬉しいんだがなあ。
毎週、ジブリの新作がテレビで見られるなんて、すばらしいとは思いませんか?
休日の合間に一日だけ出勤するのもかえって疲れる感じである。
山口行きに練習に映画と、やはりかなりカラダを酷使していたのだろう、朝目覚められずに10分ほど遅刻。しげもカラダが動かなかったので、タクシーで出勤しようとしたのだが、朝の時間帯、うちの近所のタクシー会社、たいてい車が出払っているので、なかなか捕まらなかったのだ。
遅れてきたので、「大丈夫ですか?」と同僚がやたら心配してくれる。何しろうちの職場、60人とちょっとの小ぢんまりとした所帯だってのに、現段階で5人も病気休業者が出ているのである。ここで私まで倒れたら、仕事がどれだけ滞るか、見当もつかないのである。特にトンガリさん関係(^_^;)。
そのトンガリさん、今日の会議でも同席はしていたものの、ずっと背中を向けたままで声をかけても返事をしようともしなかった。もう何をか言わんやであるが、もはやどうしてこの人がクビにもならずに仕事を続けられているのか、七不思議の域に入りつつあるのである。
しげの舞台衣装やら靴やらを探しにキャナルシティへ。しげは「スポーツオーソリティー」へ直行したが、私は「福家書店」へ。しげから「何もそんなに時間を短縮しようとしなくても」と言われたが、舞台用の衣裳なら担当は鴉丸嬢だから、私は一緒にいても意味はない。「これどうかな?」と聞かれても返答のしようがないのだ。
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11月22日(月)
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