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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■Everybody "moe"Somebody
日記の更新が遅れると、どうしても読んだ本やマンガの感想を書くのをカットせざるを得なくなってしまうのだが、ニュース関連についても、なかなか触れられなくなってしまう。朝方、ニュースで、横田めぐみさんの生前の写真三葉が公開されているのを見たのだが、アタマの中に四百字詰め原稿用紙にして五十枚分くらいの思いがドッと流れていったが、とてもそんなのを文章化する気力も体力もない。
ただ、めぐみさんの最終的な消息に関して、もし本当に亡くなっているのならその死因は何なのか、ご家族の気持ちを考えればなかなか口にはできないが、多分これこれこういうことだろうなと大半の日本人が想像していることがあると思う。言い返ればそれを語れない事態がいつまで経っても解消されないから、日本人のイライラは募っているわけだ。そして、北朝鮮にしてみれば、自らの立場を危うくする予想が容易につく以上、真実が広報を通して語られることもないであろう、と我々は感じている。
だから、これもまた公言はしにくいのだが、やはり大半の日本人は問題を解決するためには経済制裁とかヤワなこと言ってんじゃなくて、結局アレしかなかんべよ、と感じていると思うのである(2ちゃんねるあたりではしょっちゅう書かれてるだろうけど)。
ニュースは金正日総書記の肖像画があちこちで外された、とかいう報道も流していたが、さてこれで日本人がずっと「待ち望んでいた」事態が加速化するのかどうか、いろいろと憶測はするけれども、やっぱりそれも原稿用紙100枚ほどになりそうなので、ちょっと書けないのである(^_^;)。
今日は定時に仕事を終えられたので、間に合うか心配だったテレビドラマが見られた。メシも今日は外食せずに、コンビニで弁当を買って済ませる。
ドラマというのは石原慎太郎原作の『弟』の5夜連続放映の第一夜で、実は原作小説はまだ読んでいないのだが、ちょうど関川夏央の『昭和が明るかったころ』(文春文庫)を読んだところで、弟・石原裕次郎に対する見方を変えなきゃならないかな、とちょっと思い始めたところだったので、見てみることにしたのである(多少ヒドイ言い方にはなるが、私は「石原裕次郎がデブになった」ことが日本映画の衰退にかなり悪影響を与えていると思っているのである)。あと、欽ちゃんの久しぶりの役者演技が気になって(^o^)。
こういう「半生ドラマ」というのはどうしてもダイジェスト的になってしまって、つまらなくなるのが常であるが、それを回避するために、まず絶対やっちやいけないことがある。ドラマをちょっとでも書いた経験がある人ならすぐにピンと来るだろうと思うが、それは「ナレーションを入れない」ということだ。シーンとシーンとの時間が飛ぶことが多いから、シロウトの脚本家はその間の断絶を埋めようとしてナレーションを入れたがるのだが、そのことで映像がセリフに従属する形になり、ドラマがドラマとして機能せず、ただの「説明」になってしまう。たとえ時間が飛ぼうと、映像の演出で「見せる」ことを考えるのが本当の脚本家であるべきなのだが、そんな脚本家などテレビ界ではごく少数である。どうせ失敗してるだろうなと思って見てみたら、やっぱりその通り。役者の演技もまるで演出で生かされてはおらず、実につまらない出来だった。けれど、一応、今日の第一夜を録画しとしまったので、次回も録ってみようかとは思う。
あ、欽ちゃんはやっぱり欽ちゃんでしたね(^_^;)。
「2004ユーキャン流行語大賞」にノミネートされた60語の中に、いくつかオタク関係の用語が混じっていたという話題。
ここんとこ「流行語大賞」に選ばれる語って、そんなのいつ流行ったんだって印象の言葉が多かった。「価値観の多様化」と言えば聞こえはいいけれど、要するに世代、生活環境、男女、思想など、個人差が激しくなっているもんで、時代そのものを象徴するような言葉を絞れなくなってるってことだろう。オタク用語が中に入ったっていうのも、オタクが認知されたと言うよりも、オタク的な要素が一般に広く薄く拡散したただけって気がする。
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11月17日(水)
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