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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■映画の日なので『アイ・ロボット』と『LOVERS』を。/『かってに改蔵』26巻(完結)
さあ、今日もまたトンガリさんが休みだ。昨日はてっきり欠勤だと思いこんでいたのだが、よく思い出してみると、月末に出張があると上司から聞いていたのだった。無断欠勤だとばかり思いこんでいたのは私の大きな勘違いだったので、謹んでここに訂正させていただきます。トンガリさんにあらぬ不名誉な印象を与えてしまって、申し訳ありませんでした。……で、今日の休みは何なのよ?
出張が入ったとは言え、ここんとこずっと週休四日とか五日だけど、これがどうして問題にならないのかよくわかんないね。
ウチの部所での宴会が近く計画されているのだが、当然、トンガリさんだって一応は誘わなきゃならない。今日、その案内を頂いたのだが、予定の会場というのが、私やほかの同僚にとっては交通の便がよくて行きやすいところなのだが、トンガリさんの家からはかなり離れているのである。上司がロコツに「おまえは来るな」と遠回しに伝えているようで、こういうのは今一つ好きになれない。私は旅行土産とかも、会話したくなくともちゃんとあげているのである。まあ、来てくれないほうが嬉しいんだけど、断わるなら断わるでなんかイヤミの一つも言いそうでイヤだな。
帰りはしげと待ち合わせて、ダイヤモンドシティへ。
夕飯はそこのとんかつ屋で定食。ごはんとキャベツがお代わり自由なのはほかのとんかつ屋もだいたい同じだが、ここはさらに味噌汁もお代わり自由である。これはちょっとオトクなんで、私は嬉しかったのだが、味噌汁と言っても中身は「しじみ汁」だったので、貝が苦手なしげは手をつけず。砂が入っているのがどうにもイヤだと言うのである。確かに「砂」は食い物じゃないから、これは一概に「好き嫌い」とは決め付けられない。日頃のしげの好き嫌いぶりを見てると釈然としないものを覚えはするけれど。
小学館の広告に浦沢直樹の『プルートゥ』の発売が「9月30日」と書いてあったので、「フタバ図書」で探してみたのだが、ポスター広告はあったのだけれど、ゲンブツは見当たらない。店員さんに聞いてみると、「明日発売」とのこと。福岡はどうしても東京に比べて、二日は遅れてしまうのである。ホントはもう荷物届いてんのは知ってんだけど、わざと一日、二日は「寝かす」からなあ。
以前は貸し本屋のころから付き合いのあった知り合いの本屋が「寝かさずに」本を出してくれてたから、新刊も広告記載の発売日通りか、一日早く入手できていたのだけれど、去年ついにツブレちゃったんで、それができなくなった。まあ、仕方ないけど。
一日買い損なうと、きっと入手困難になると踏んでるので、これだけは毎日本屋通いしてでもゲットしなければならんのである。
今日は映画の日で千円興行。だもんで映画を2本ハシゴする。
『アイ、ロボット』。前にも書いたが、アシモフの原作はモチーフに使われただけ。
役者と演出次第じゃ結構楽しめる作品になったと思うんだけれど、主演がウィル・スミスじゃ、ウスいSFにしかならんのである。これ、もっと渋い役者がやんないと生きないよ。それこそ渡辺謙あたりに演じさせてやりたいわ。
ストーリーそのものはSFミステリーの骨組はきちんと取ってて、謎解きにもそうムリはない(そのために謎が簡単過ぎて犯人すぐ分かっちゃうけど)。だから一応つまんなくはないんだけど、そりゃ普通のB級SFとして見たら、ということであって、わざわざアシモフのロボット三原則をモチーフに使うってんなら、どうしてももっとハイレベルなものを期待しちゃうじゃないのよ。
そもそも三原則自体、“矛盾”“欠陥”があることはSFファンならみんな知ってることなんだから、それを“うまく”つじつま合わせなきゃ、物語は成立しないのである。なのに結局は「逃げ」を打ってるから、どうにも不満が残るのである。アシモフの名前使う必要、ないんだよね。
「黒幕」の正体もありきたり。『マクロスプラス』や『攻殻』見た後じゃ、トテモトテモこの程度のドンデン返しじゃ、感動なんてできませんわな。いや、ルーツを辿れば映画のロボットものはやっぱり『ブレードランナー』に行き着いちゃうんだけど。
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10月01日(金)
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