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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■遺産相続って言うのか、こういうのも。
 仕事中に突然、父から携帯に電話が入る。昼日中、連絡を入れてくることは滅多にないのだが、いったいどうしたのかと思ったら、死んだ母の荷物を整理していたら、預金通帳が出てきたというのである。……って、お袋死んだの、平成7年だぞ。今まで荷物の整理ほったらかしてたのか(-_-;)。
 金額はたいしたことなかったらしいのだが、これも「相続」の手続きをしなきゃならないということなのである。「要らないよ、お父さん、貰っときなよ」と言うが、「そういうわけにはいかんったい」と言って父も譲らない。
 「めんどうくさいよ」
 「おれもめんどうくさいばってん、お前に内緒で処分するわけにもいかんめえもん」
 してくれていいのに、と言ったところで聞き入れられそうにないので、仕方なく承知する。ただし、役所で手続きすると言っても、私は昼間抜けるわけにはいかないので、しげに代わりに行ってもらうことにする。
 しげにそのことを伝えたところ、月曜日に父としげとで役所に行く段取りを付けたようだ。「父ちゃんとデートやん、どうしよう。何話せばいいかな」としげは焦っているが、こんな味気のないデートもなかろうと思うのだが。
 ……それはそれとして、しげよ、親父からの携帯の着メロ、よりによってどうして『キューティーハニー』にしたのだ(~_~;)。


 歯医者通い三日目。
 きょうの担当はまた女医さん。治療自体は5分ほどで終わったのだが、いったいいつまでかかるのか分からないのは同じ。けれど「どれくらいかかるでしょうか」ともなかなか聞きにくい雰囲気なのである。それと、マスクをしてモノを喋るのは、もちろんそうしてくれないと困ることではあるのだが、どうも市販のものよりかなり分厚いらしく、何を喋ってるのかよく分からない(~_~;)。「うがいをしてください」ってのも、よく聞こえなくて「うえあいおいえうああい」なんて聞こえるのである。、多分そう言ってるんだろうと類推してうがいをするけれども、これも「今、なんて言ったんですか」とは聞きにくいのである。

 病院を出て、昨日と同じく、しげと食事でもしようと電話を入れたのだが、クスリが効いていて、呂律が回っていない。
 「迎えには来れるか?」
 「……むひ」
 そりゃ、軟膏だ(-_-;)。本人は「ムリ」と言ったつもりなんだろうが、そう聞こえたことに気づいているやらいないやら。少し時間を置いたほうがよさそうなので、一旦帰宅することにする。
 博多駅で買い物などをしていると、結構時間を食って、帰宅したのは七時すぎ。しげはちょうど起きたばかりだった。どこに食事に行きたいかを聞いたのだが、またまた愚問であった。
 夕食は「焼肉屋さかい」で焼き肉。しげにはロース、ハラミなど。焼き野菜の盛り合わせを頼んだら、珍しくもイモが付いてくる。しかも角切りで、やや大きめ。以前はなかったメニューだが、焼き芋ってオヤツの感覚だから、あまり野菜を食べてるという気がしない。それに石焼き芋と違って蒸さないから、表面がコゲても中まで火が通りきれないのである。ナナメ切りにしてくれてたらよかったのだが、それだとイモがすぐに崩れてしまいそうだ。企画としては面白いが。ちょっとハズレじゃないかな。

 しげは今日、定例の通院日だった。
 毎回、どんなことをカウンセリングの先生と話してるのか、報告を聞くのだが、今日は先日見た「ブルース・ブラザース・ショー」について熱く語ったそうである(^_^;)。まあやっぱり「魂が篭ってない!」旨、トウトウと語ったそうなのだが、カウンセリングの先生、どんな気持ちで聞いてたんだろうか。


 今日も元気に泳ぎ回っているウチのカメ二匹だが、買ってきた時よりもやや大きくなってきたようだ。と言うか、片方がもう片方よりちょっとばかしデカくなってしまったので、ああ、ちゃんと育ってるんだなあと判るようになったのである。小さいほうは臆病で、水槽の中に置いた島の中に隠れて出て来ないことも多いので、エサを食いっぱぐれることが多い。できるだけコイツが泳いでるときにエサを撒くようにしてるんだけど、撒いた途端に逃げだしちゃうから、その隙にもう一匹が寄ってきてあらかた食べ尽くしてしまうのである。何とか対策を講じないといけないのだが。

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07月30日(金)
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