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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■夫婦の写真をお見せできないのが残念です。
 休日出勤でしかも残業。でも今日はあまりトンガリさんと関わることはなかったので、少しはラクであった。向こうから寄ってきて、昨日提出した書類にやっぱり文句は付けてきたが、それはこちらのミスではなく、トンガリさんが渡してくれた元資料自体にミスがあったので、こちらに文句を言ってくる筋合いのものではないのである。
 今日は、用事があって、しげがちらっと職場に来たのだが、何人かしげの顔を見た同僚が、後で同じように口をそろえて「お嬢さんですか?」「お嬢さんですか?」「お嬢さんですか?」と聞いて来る。「いえ、妻です」「いえ、妻です」「いえ、妻です」とまた、私も同じように答えるのだが、そしたらまたみんな慌てて「お顔がソックリなんで、てっきりお嬢さんかと」「お顔がソックリなんで、てっきりお嬢さんかと」「お顔がソックリなんで、てっきりお嬢さんかと」と言い訳するのだ(^_^;)。
 しげと私が似た者夫婦(性格ではなく顔立ちが)であることは知人はつとに有名なのだが、初対面の人間に一様に感心されてしまうというのは、やっぱり前世の因縁とかそんなのがあるのだろうか。


 帰宅して、晩飯は瓦そば。私はネギをたっぷり使うので、あまり油臭くはならない。
 CSチャンネルNECOで『人間の証明2001』を見る。
 テレビ東京製作の『女と愛とミステリー』第1回放送、主演の棟居弘一良刑事を渡辺謙が演じたやつで、これは本放送時には見損なっていた。
 渡辺謙の相手役が、原作のケン・シュフタン刑事から、高島礼子演じる下田美里刑事に変更されているのが最大の違いだが、進駐軍の米兵が沖縄の駐留兵に変更されてたんで、なんだ、今度の連ドラがそうなるんじゃないかと勝手に想像してたが、既に使われてた手だったのかと拍子抜けした。となると今度のやつは、いったいどういう形でジョニー・ヘイワードをハーフに仕立てるんだろうか。同じ手を使うか、時代設定を原作通りにするか、くらいしか思いつかないんだが。

 そのあと、DVD『その場しのぎの男たち』を、今度はオーディオコメンタリー付きで見る。お喋りは佐藤B作、佐渡稔、あめくみちこの3人。伊東四朗さんに関する話に一番耳を傾ける。佐藤B作が、伊藤さんと組むまで、「お笑いの人じゃないか」と内心馬鹿にしていた、と正直に告白していたが、ちょっと驚いてしまった。役者をお笑いの人と演劇の人とに分ける感覚が私にはないからだが、一般的には「お笑いは格下」って感覚があるのかなあ。

 読んだ本、長谷川法生『こりゃたまがった!』、マンガ、ゴツボ×リュウジ『ササメケ』1巻、秋月りす『OL進化論』21巻、『さべあのま全集6 ライトブルーペイジ』。


 レイ・チャールズが10日、肝臓病による合併症のため死去。享年73。
 ただの錯覚に過ぎないのだが、『ブルース・ブラザース』に出演していた俳優やミュージシャンたち、全く死にそうに見えない。みんな、死んでも生きていそうな、そんなムードがあの映画にはあった。でも実際には、ジョン・ベルーシはもちろん、キャブ・キャロウェイも、ジョン・キャンディも、この世の人ではない。
 私は特にR&B、ソウル・ミュージックのファンというわけではないので、『ブルース・ブラザーズ』でのレイ・チャールズしか知らないが、あののけぞったように歌う独特のフリを、『サタデー・ナイト・ライブ』でジョン・ベルーシがマネしているのを見て、「なんて面白いおっちゃんやろう」と、すっかりファンになってしまった(そっちでかい)。
 今もしげは、車のBGMに『ブルース・ブラザース』と『ブルース・ブラザース2000』のサントラをミックスして流している。レイ・チャールズの『シェイク・ユア・テイルフェザー』を私はほぼ毎日聞いているのだ。それはもう母親のお休みの子守唄なみに「日常」になっている。センチメンタルな意味合いでなく、だからレイ・チャールズは今も私にとっては生き続けているのである。
 

 SF作家のレイ・ブラッドベリが、スウェーデンの「ダーゲンス・ニュヘテル」紙のインタビューに答えて、映画監督マイケル・ムーアの新作『華氏911』について、「私の『華氏451度』の題名を断りなくまねている」と言って憤慨しているとか。

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06月12日(土)
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