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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■相手を選ぼうよって話と、韓国の『ヒカ碁』
 ここ一週間ほどは、なんとなく気疲れすることが多かった。
 あっちゃこっちゃ医者回りをしたり、しげと延々人生について語り合ったり(~_~;)、例によって例のごとく、トンガリさんの意味不明の言葉を解読したりと(したからと言って、何かいいことがあるわけでもないが)、平凡なんだか異常なんだかよく分らない毎日を過ごしていたからだろう。気がついたらまた食事の量がいつの間にか増えてもいる。3ヶ月検診が間近だというのに、ちょっとヤバイのである。

 休日くらいは、ゆっくり朝寝をしてかまそうと思っていたのだが、起きて時計を見てみるとまだ6時。枕元で話し声がしていたので、目が覚めてしまったのだ。
 こんな朝っぱらから、何なんだと、見てみると、しげが電話で誰ぞと話している。しげのちょっとエラそうでナマイキな口ぶりから判断するに、相手はハカセ(穂稀嬢)であるらしい。ウチのメンバーの中では穂稀嬢は最年少なので、しげのくせに威張っているのである。風呂に入って、上がってみると、まだずっと電話し続けていた。私が目覚めてからもかれこれ小一時間にはならないか。
 ようやく、電話が終わったようなので、いったい何を話してたんだ、と聞いてみると、「今日は役者がみんな都合で集まれないから、練習自体、中止しようって」
 「で、どうしてそんな長電話に?」
 「いつの間にか、話が“人生相談”になってた」
 「“人生相談”? 誰が誰に?」
 「ハカセがオレに」
 「……はあ」
 「間違ってると思わん?」
 「そりゃ、間違ってるよ」
 何をどう相談したのかは知らないが、何かを相談して、何の参考にもならないことしか言わないのがしげである。「お前に相談するくらいなら、便所のリケッチアにでも相談するわ」とバンコランに言われたのはパタリロだったが、しげに相談するくらいなら、確かに梅毒スピロヘータやクラミジアに相談したほうがマシかもしれない。
 ……だからと言って、ハカセ、本当に相談しないようにね(^_^;)。
 たいていの場合、自分の悩みというものは、他人から見れば殆ど悩みと言えないくらいに「軽い」ものだよ。


 練習がなくなったので、映画でも見てこましたろ、ということでキャナルシティまで『キューティーハニー』を見に行く。
 日曜なので、かなり混んでるんじゃないかと危惧していたが、雨降りのおかげなのか、駐車場もまあまあ空いている。到着したのは30分前、開演時間には余裕で間に合った。……つか、我々が今日の一番乗りだったよ。映画の詳しい感想は、コンテンツの方を参照のこと。サトエリがいいと思えるかどうかで、観る人の感想は180度違ってくるだろうね。
 しげはミッチーさえ出て歌ってくれりゃ、それで満足、映画自体は「まあまあ」だとか。『CASSHERN』は長くて後半が鬱陶しかったが、似たような回想シーンが『キューティーハニー』にもあるけれど、こちらは実にあっさりとしたもの。どっちかというと「物足りない」くらいだったので、中間が取れないものかと思ってしまった。
 1時間半という回転率のいい作品であるにも関わらず、AMCでの上映は一日たったの4回。前売りの売れ行きが芳しくなかったのかもしれない。公開二日目だというのに、客席も半分ほどしか埋まっていない。いかにもオタクって感じの一人ぼっちのお客さんもチラホラいたが、たいていは若いカップル。こういう人たちがたくさん来てくれないと、『CASSHERN』のようにヒットには結びつかないのだ。全体として、100人いるかいないか、というところで、この分だとちょっとヒットは危ぶまれそうな気配である。
 エッチなシーンは確かにあるけど、たいしたことないから、老若男女、こぞって見に行きなさい。


 帰りに、しげ、おでんの材料を買い込む。

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05月30日(日)
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