ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491680hit]
■今度の『コナン』は覚悟しろ!&「Aemaeth賞」受賞。……って私!?
今日もまたチックと戦いながら仕事。
いやもう、溜まった仕事片付けるためにほぼ一日、トンガリさんの隣で仕事してたから(~_~;)。
もちろんその間、トンガリさんは独特の言葉遣いでずっと話しかけてくるんである。
実を言うと、この日記では意味が少しでも通りやすいように「意訳」して内容を紹介しているが、このトンガリさん、意味不明な言葉をしょっちゅう喋っているのである。
例えば、いきなり「おうちはいかがですか?」なんて聞いてくるので、初対面のころは、いったい私の家のことをこの人はどうして気にするのだろう、と不審に思っていたのだが、この「おうち」というのは、「あなた」と同義で、つまり挨拶のつもりで「あなたの今日のご機嫌はいかがですか?」と言っていたのであった。「おたく」と似たような使い方らしいが、あまり知らない用法である。どこかの方言なのかもしれないが(って、地元の人のはずなんだが)、少なくともこんな言葉遣いする人は職場にはほかにいない。こういう「この人だけが使っている用語」がやたら挿入されるので、意味を理解するのがかなり難しい。
更にはやたら言い間違いや用語の間違いが多いので、その点でも同僚はみんな、この人が何を喋っているのか意味を汲み取るのに手間がかがって苦労させられているのである。今日も「担当」というのを「担任」と言い間違えていたので、「担任」って誰やねん、ここは学校とちゃうぞと苦笑させられた。
たいていの場合、この人の喋る内容は、やたらと長くダラダラと続く。「こんなことを申し上げるのは余計なことかもしれませんけれど、また○○(トンガリさんの名前。自分のことを名字で自称するのである)が要らないことを言ってると思われるかもしれませんけれど、これもおうちのためだと思いますからあえて申しますが……、」と前置きがやたら長い。
短く喋るときもあるのだが、そのときは主語や目的語が省略された(そんなことはわかっているだろうと思いこんでいるのだろう)意味不明な言葉が多いので、これも意味を想像するのに骨が折れる。まあ、普通の人でも、「困りますねえ」とかいきなり声をかけて来て、何が困るんや、と相手をビビらせるというやり方をしないわけではないが、この人の場合、そのあと何を困っているのか言わないで、そのままスッと去っていったりするものだから、「だから何を困ってるの! 一人ごとかい、今のは!」ということになってしまうのである。
それから、あとは「解読不能なメモ」。これも今日の出来事だが、私の机の上にメモが置かれていて、ヒトコトただ「規則」と書いてある。いったい何のことやら全く見当がつかず、これは私が何かのルールを破りでもしていて(身に覚えはないが)、そのことを注意でもしたいのかと思って、首を捻り、さすがにこれはどうにも解読できずに、仕方なく「どういうことでしょう?」と本人に聞いてみた。そのときの返事もかなり意味不明で、読解するのにひと苦労したのだが、要するに「パソコンのマニュアルを読んでおいてください」ということなのであった。……どうやら、「教本」の意味で「規則」という言葉を使っていたようなのである。それにしても、「何の規則か」書いてくれないと、意味なんか取れやしねえ。ともかく同僚がみんなこの人を避けているのは、「何が言いたいんだか分からない」点が大きい。
でもねー、一番つらいのはねー、言葉遣いそのものよりもその内容がほぼ全て職場と職場の同僚と上司への愚痴と呪詛だってことなんだよね〜。
「こちらに勤めさせていただいて、初めは○○もいろいろと言わせていただいておりましたし、こちらにはこちらのやり方があるのであろうと理解はしておりましたけれども、だんだん○○も知恵がついてまいりまして、こんなことを言っても全て忘れられてしまうのだな、○○の言うことなど聞いていただけないのだな、言っても仕方がないのだな、と○○も学習いたしましたので、もう何も申し上げるつもりはございません」と前置きして延々と愚痴を言い始めるのである。
[5]続きを読む
04月23日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る