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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ヤキモチを焼くという心理がよく分りません。
 昨日の日記にちょいと艶っぽいことを書いたものだから、しげから「抱きついてきたって、誰!?」と追求される。別に隠すことはないので、正直に全部話したのだが、全く予想通りの反応をするやつだなあと笑う。
 「書いてた通りだよ。別にあとは何にもなかったんだから、ヤキモチ焼かなくてもいいの」
 「……なん、そういうことしょっちゅうあると?」
 「しょっちゅうじゃないけど、たまにあるよ」
 「あんた、もてると?」
 「もてる男じゃなくても、そういうことは男には結構あるの」
 「なんか、うそくさーい」
 「ちゃんと正直に書いてるんだから、文句つけることないだろ? 秘密にして隠してた方がおまえはいやだろ?」
 「そうだけど〜」
 しげ、不満そうな顔をしてはいるが、私がケロリとしているので、渋々頷いている。それでも昔ほどにはヤキモチでヒステリー起こすほどじゃなくなってきてるようではある。
 女房がヤキモチ焼くとわかってるのに誤解を招きかねないことを書くこともなかろう、というのは冷静な判断ではあるが、それは妻への不実となる。「あったことはできるだけ書く」「自分に都合が悪いことだからと言って隠さない」というのが私の日記のスタンスであるから、その日思い出せることは書くしかないのだ。
 じゃあ、もしも本当に浮気したら、そのことも日記に書くのか、と突っ込まれたら、「当然書く」と答えるのに躊躇はしない。たとえそれで夫婦の危機が訪れようと、そういう覚悟もなしに日記をウェブ上で公開なんてできやしないのである。
 まあ、それ以前に私が本気でモテるわきゃないから、心配なんてもともと要らないのだが。だいたいしげがヤキモチ焼くシチュエーション自体が、端から見ればギャグでしかない。「女房がヤキモチ焼くほど亭主モテもせず」とはよく言うではないか。もうかなり恥ずかしい思いはしてるんだから、いい加減でジェラシるのはやめてくれ。


 職場の若い子が、江戸川乱歩の『孤島の鬼』を読んでいるのを見つける。普段は誰かが本を読んでいても声をかけるようなことはしないのだが、モノがモノだけに、思わず「それ、面白いよ」と言ってしまった。
 テレビドラマの『乱歩R』のおかげで、江戸川乱歩を読み始めた、という人が増えている。必ずしも原作に忠実なわけではないけれども、これまでの乱歩の映像化の中ではまずもって第1級と言っていい完成度のシリーズになっていただけに、これをきっかけに「同好の士」が増えてくれることは嬉しいことである。
 昨日の『乱歩R』の最終回についても話が弾む。
 「あの、推理がひらめいたときに、明智さんの眼の中にキラッていろんな映像が浮かぶのがいいんですよね」
 「昨日のもよかったね、最後の瞬間に『仮面』がキラッと……」
 「……二十面相、死んだんですかねえ」
 「二十面相は死なないよ、二十面相は明智小五郎自身なんだから」
 「そうですよね! ……続き、作ってくれませんかねえ」
 続編が作られるかどうか、あるいは映画化されるかどうかはDVDの売り上げにかかっているのである。当然私は予約した。さあ、みんなも買おう(^o^)。


 夕方、しげと買い物。今日は仕事がないと言うのでゆっくり回れる。
 「積文館」を回って、「レッドキャベツ」で水の補給とサラダの買い込み。
 どこかで食事をするかどうか、しげに聞いたら、またまた「うどんがいい」。まーねー、作るのがラクでいいんだけど、そればっかりというのも張り合いがねー。俺としてももうちょっとレパートリーを増やしたいんだけどねー。
 つか、その前におまえもたまには料理作れ(`□´)。
 具を少し変えてみて、豚のステーキを小切りにしたものと、目玉焼きなんかも入れてみたのだが、「辛い」と評判悪かった。だから自分で作れってば~凸(-~~- )。


 夜、『刑事鬼貫八郎16 死のある風景』。
 ……誰か、ちゃんとした脚本と役者で鮎川哲也を映画化してくれ(T.T)。


 昨15日、マラソンの高橋尚子選手が、アテネ五輪のマラソン代表選考で、落選。

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03月16日(火)
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