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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■映画の栄華/『ロン先生の虫眼鏡』1巻(光瀬龍・加藤唯史)
 中洲の映画館、「福岡東映」が本日で閉館。
 まだ大洋劇場(洋画系)にオークラ劇場(成人向け)が残ってはいるものの、中洲はもう完全に映画の町ではなくなってしまった。東宝も松竹も東映も日活も大映も、かつての五社時代の映画をかける小屋はもはや一軒もない。
 「福岡東映」が、起死回生を賭けて全館リニューアルを断行したのは1994年のこと、早速私も見に行ったのだが、周囲を客寄せのつもりかゲーセンと飲食店でゴテゴテと固めて、肝心の映画館は狭い通路を地下にもぐって行かねばならず、何より音響がリニューアルとは名ばかり、昔ながらのスピーカーを舞台の両端に置いただけのオソマツなもの、音は割れててセリフは聞こえづらいという、映画館としては最低の評価を与えるしか仕方のないところであった。
 私が最後に「福岡東映」に行ったのは『エヴァ/シト新生』のときだったが、やはり音が割れてシンジがブツブツ呟いているところなどは何を喋っているかがサッパリわからず、業を煮やしてキャナルシティで同じ映画を見直したところが、あれだけくぐもって聞こえていたセリフが、今度はバッチリ聞こえたのであった。これには驚くというよりは呆れ果ててしまった。
 設備のどこにカネをかけるべきかが分かっているところとそうでないところとの差がハッキリ分かれていて、こりゃ東映も長くないなと思ったものである。結局、10年は持たなかった。映画館がなくなったあと、あそこは改装されて別の何かになるのだろう。でもどうせ周囲に合わせて呑み屋かチャラチャラした遊戯施設の類になってしまうのに違いない。

 映画館が一つなくなるというのは、普通なら淋しい思いをするものだが、中洲の映画館の場合はそれも仕方がない、という思いをするところが多かった。
 あまり詳しくは語れないのだが、仕事上、中洲の映画館の方々と何度か交流を持ったことがある。正直な話、あまり嬉しくない目にあったことも多かった。ともかく態度が横柄で契約は曖昧、話がとんとビジネスライクにいかないのである。逆に、キャナルシティのAMCに伺ったときは、その対応が中洲の映画館とうって変わって要点は明確、実にトントン拍子に話が進んで行ったのである。あのときは外資系の企業に、古臭い日本の興行主が勝てないのは当然だと思ったものであった。
 戦後の博多の復興に、中洲が貢献したことは事実である。けれど、あたかも闇市をそのまま大きくしたような形で中洲を発展させてしまったことは、博多に大きな禍根を残した結果になった。もういっぺん更地にして一から立て直した方がよかないかって気もしてくるのである。


 朝は早出で夜は残業。合間の休みは全くなし。代理の仕事も入って、息つくヒマもありゃしない。死ねというのかチトトンシャン♪ だから指の利かない人間に指を酷使させるなよう(T∇T)。
 まあ泣き言ばっか言ってるワケにもいかないので頑張りはしたんだけどさ、こういう時に限って、間違い電話とかが携帯にかかって来るのな。私の携帯は殆どしげとのやりとりでしか使ってないので、昼日中に掛かってくるのは99%間違い電話である。で、実際、ちょっと応対する時間すらないので、もう問答無用で切る。これで諦めるかと思ったら、しつこく掛かってくる。仕方がないので電源自体切る。ところがあとで電源入れたら、何度も入れてるのだ。そのくせメッセージは全くない。どこのどいつかと思って、仕事が引けてようやく電話をかけてみたらやっぱり間違い電話だった。気付けよって(-_-;)。
 それとももしかして、誰ぞへのサラ金の取り立てかなんかだったのか?

 バスの本数が少なくなったので、またタクシーで帰る。
 晩飯はコンビニのオニギリ。体重が落ちかけてきてるので、あまり暴食はしないようにという配慮である。
 

 福岡ダイエーホークス優勝の瞬間をBSで見る。とは言え特に感動はナシ。
 大阪対博多、ってのはプロ野球史上でもほぼ初めてなんじゃないかな? 西鉄ライオンズ時代の相手は確か全部巨人が相手だったような。

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09月30日(火)
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