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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■真剣に死刑/『ワイド版 風雲児たち』16巻(みなもと太郎)/『サトラレ』5巻(佐藤マコト)
全く、日記なんて短くチャッチャと書きあげちまおうと思ってるのになんで長くなるんだか。10行くらいで収めちまおうとしてるのに10行書いたら10行じゃ収まらねえなあと思うからダメなんである。指が痛み出して以来、休み休み書いてるから以前より2倍は時間がかかるようになってるのだ。そろそろ短く纏めるクセつけないとな。
一週間の終わりの日だけど、いろいろあって、明日は休日出勤しなければならない。同僚が「明日があるなんて信じられない」と口走ってるが、「明日はあるよいつでも」、と心の中で突っ込む。でも「ピンとこない」じゃなくて「信じられない」というコトバが実感こもってるんである。
その同僚は、私のようなぐーたら一代男ではなくて、至極マジメな方であるのだが、それでもなんでここまで働かされなきゃならんのやという感覚は持ってるのである。せめてもちっと給料が上がればなあ。……内実バラしちゃうとね、みんな実質的に5年も給料が上がってないのよ。つかまた減らされてる(T∇T)。
冗談ではなくて、DVDのボックス、欲しいやつ全部諦めたからね。小津安二郎ボックスも座頭市ボックスも。もしも中古屋に流れてきて半額以下になってたら買いたいんだけど。
テレビのニュースで、今朝方、北海道十勝沖で、マグニチュード8.0の地震が発生したことを知る。重軽傷者は450人以上に上ったという。
地震の規模自体はでかいけれども、死者は今のところそんなに出てはいないようである。地震による死者って、殆どが二次災害によるものだから、避難態勢がしっかりしてれば、怪我人は出ても死者は出ずにすむ。北海道なら広いから逃げられるとこ一杯あったんじゃないかなあ(行ったことないからテキトーに言っとります)。
九州にはもう何10年も目立った大地震の記録がないけれども、エネルギーがたまりにたまってるんでなければいいけどね。
大阪児童殺傷事件の犯人で、既に大阪地裁に死刑判決を言い渡されていた宅間守被告が、弁護団が行った大阪高裁への控訴を取り下げた。弁護団は取り下げを無効とする異議申し立てはしない方針だそうで、これで宅間被告の死刑判決が確定した。一審判決での死刑確定は極めて異例という。
弁護団が控訴していた理由が「責任能力について十分解明されたとは言えない」「責任能力があったとしても被告に贖罪の意識をもって刑に服してほしい」といこちだったってのは、充分納得できることではある。けれど一般的な感情として、「責任能力の解明なんてことが出来るのか?」「仮に責任能力がなかったということになったら、無罪になってしまうのか?」「いずれまた社会に舞い戻ってくる可能性もあるのか?」「あの被告に贖罪の可能性なんてあるのか?」などなどといった疑問符を抱く人が多いのも確かなことだろう。
弁護団がこういった疑問に対する答えを明確に示さずに、ただ控訴のための控訴をしようとしてるって見えちゃうから、感情が更に煽られるのである。しかも、被告を説得しきれなかったから控訴取り下げ無効の異義申したてもしないって、そりゃ何なんだよ。法を遵守する立場の人間が、法による権利の保証を最後まで貫かないってんじゃ、やっぱりやる気なかったんじゃねえかって思われても仕方がないぞ。
法の厳正な運用という点では、この判決は大いに疑問が残る。けれど、現実的な観点からは、被告の死刑が確定してよかったという結果オーライなところがあるのも否めない。実際、まかり間違って宅間被告が釈放されるような事態になれば、第2、第3の池田小事件が起きる危険はかなりの確率で高いと言っていいのだ。世間に「早く殺してしまえ」なドス黒い情念が渦巻いてるような雰囲気は何とも気色悪くて仕方がないんだけども、これはもうしょうがないことなんだろうねえ。
マンガ、みなもと太郎『ワイド版 風雲児たち』16巻(リイド社・680円)。
今度のオビの推薦文は松尾貴史。「日本史が苦手な私にとって居酒屋で使える歴史ネタを学ぶ手段はこの作品以外にない!!」だって。無精してないで図書館に行きなさいよ(^_^;)。
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09月26日(金)
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