ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491684hit]

■頼むから朝だけは送ってくれ/映画『大学の若大将』/『ハレグゥ』1巻&『アストロベリー』1巻(金田一蓮十郎)ほか
 昨日今日と、しげが朝になっても起きてこないので、タクシー代を巻き上げて通勤。タクシーがなかなか通りがからないんで、今日は遅刻ギリギリであった。朝になって、「今日はキツイから行かん」とか言われてもメイワクこの上ないのである。「だってオレも朝にならんとわからんし」とか言ってるけど、睡眠時間の取り方を予め考えてないから体調を崩すのである。寝つけないならクスリでもとも思うのだが、これはしげはとことんイヤだろうしなあ。第一今しげが私の役に立ってることってこれしかないんだから、それくらいは確実にやってくれないと、ホントにただのコバンザメなのである。コバンザメってのは比喩だけど、ホントに人が買っといた食料、勝手に食い散らかしたりするしな。(⌒ー⌒メ)ピクピク。
 罰金を取っても約束を守らないなら、さて次にはいったいどういう手を使えばいいものか。気分的には「何言ってもムダ」という諦めモードに入っちゃいるのだが、放置してても部屋がどんどん散らかるばかりなので、何とかしなきゃならんのである。
 洗濯だの食事だの、全部一人でやってんのにさ、その上甘え腐った女房の面倒まで見てやるような体力も余裕も、もうなくなってきてるんだよ。


 俳優、チャールズ・ブロンソンが8月30日、肺炎のため死去。享年81歳。
 日本ではあの口ヒゲで有名だが、1960年の映画『荒野の七人』ではまだヒゲを生やしてはいなかったので、ポスターにはヒゲが描き加えられたというのも有名なこぼれ話。看板に偽りアリではあったんだが。
 デビュー当時は本名のチャールズ・ブチンスキーで出演していたというのも豆知識。「マンダム」のコマーシャルのおかげばかりではなかろうが、決して美男子ではなく、寡黙で男臭いその風貌は、日本人には親しみ易かったと思う。あちらの俳優には珍しく、奥さんとの仲がよくて、スキャンダルの少ない人でもあった。
 この人の映画についても語り出したらキリがないのだが、一番好きだったのはアラン・ドロンと共演した『さらば友よ』であった。筋忘れてるからまた見返さないとイカンな。
 日本のファンに意外と知られていないのが、妻子を殺されて復讐を誓った男・ポール・カージィを演じた『狼よさらば』(1974)に始まる“DEATH WISH(死の願望)”シリーズ。この第1作のタイトル自体、『さらば友よ』と『狼の挽歌』というブロンソン二大ヒット作のツギハギであるのだが、続編の5作品とも全て原タイトルには「DEATH WISH」が付いているのに、なぜか日本の配給会社は全て「別作品」として売ってしまった。全タイトルを並べるとこうなる。
 『狼よさらば(1974/DEATH WISH)』
 『ロサンゼルス(1982/DEATH WISH U)』
 『スーパー・マグナム(1985/DEATH WISH 3)』
 『バトルガンM−16(1989/DEATH WISH 4: THE CRACKDOWN)』
 『DEATH WISH/キング・オブ・リベンジ/狼よさらば・地獄のリベンジャー/デス・ウィッシュ5(1993/DEATH WISH V: THE FACE OF DEATH)』。
 2作目はちょうど大学のころにグータロウくんと一緒に見て、「意外と面白いじゃん」と話したっけなあ。これには奥さんのジル・アイアランドも出演していたんだが、やはり映画の中身は忘れてるのである。つまんないならともかく「面白かった」という記憶だけは残ってるのだから、人に奨めるときにこんなに困ることはない。結局3作目までは見たかもしれんが、これもウロオボエ。
 テレビドラマを除けば最後の『キング・オブ・リベンジ』がブロンソンの遺作である。70歳を越えてなおアクション映画に出演していたのだから、このシリーズにブロンソンがどれだけ力を注いでいたかが分かろうというものである。
 珍品と言われているのは、三船敏郎、アラン・ドロン、アーシュラ・アンドレスと共演した西部時代劇『レッド・サン』。盗まれた刀剣を追って、三船敏郎といがみあいつつも男の友情を結んでいくブロンソンは素直にカッコよかったと思う。


 訃報が続く。といっても亡くなったのは半月ほど前。
 俳優の穂積隆信さんの長女で、『積木くずし』のモデルになった穂積由香里(本名・鈴木由香里)さんが、8月13日ごろ、心不全のため死去していたことが昨1日に判明。享年35。

[5]続きを読む

09月02日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る