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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■世代の違いってことじゃないと思うけど/『ASTRO BOY 鉄腕アトム』1巻(手塚治虫原作・姫川明)
 ここ数日、急に暑くなってきたけれど、何となくいかにも夏らしい楽しげなニュースがポツポツと。

 昨24日、神奈川県秦野市のマンションに独り暮らししていた84歳の老女を、77歳になる老女の義妹が、アイスピックで10ヶ所以上刺して殺して逮捕。
 77歳が84歳を。なんかこないだも似たような事件があったけど、最近のトシヨリはなんて元気なんだろうね。ムダな元気って気もするが。なんかね、イマドキの無気力な若者がすっかり霞んじゃう勢いだね。でもこのまま若いモンが負けちゃってていいものなのか。少しは巻き返しを考えなきゃいけないんじゃないのか。頑張れ若者。って何を煽ってんだか(~_~;)。
 でもねえ、どうしても何をそんなに焦ってたのかって思っちゃうよねえ。無理して殺さんでも、早晩ポックリいくだろう(おいおい)。よっぽど、あと数年が待てないくらい憎んでたのか、被害者が二百歳くらいまで生きそうな超元気な婆さんで、自分が死ぬ前に何とかせねば、とかなんとか考えてたのか。
 でも動機はまだよくわかんないみたいだね。犯人の婆さん、以前から周囲の人たちに「あいつ(被害者)が家をダメにする。殺してやる」とか公言してたっていうけど、別に一緒に住んでたわけじゃないみたいだし、何を言いたいのかよくわからない。婆さん、都営住宅に住んでいながら、近くの公園などに野宿することもしょっちゅうだったっていうから、ただ単にイッちゃってただけなのかも。熱帯夜だったからなあ。
 ……だったらさっさと医者に連れてきゃよかったんじゃないのかなあ。それをしなかったってことは、周囲の親戚とか、触らぬ神に何とやらで、傍観を決めこんでたんじゃないのかね。自分たちに累が及ぶくらいなら、誰か一人に犠牲になってもらって、さっさと逮捕されてほしいと願ってたのかも。勝手な憶測ではあるけれど、実際に「そういう人」って多いでしょ。


 もう一つ、同じく昨24日、東京都庁45階の第1本庁舎南展望室で、埼玉県在住のサラリーマン(27)が、突然隠し持っていた「文化包丁」を自分ののどに突き付けて座り込みを始めた。男は約1時間後、警察の説得に応じて銃刀法違反の現行犯で逮捕されたけれど、取調べに対して「インターネットのチャットで知り合ったヤクザの男の悪口を言ったのがバレて命を狙われている」「自分はカッとなると見境いがなくなる性格だ」などと供述しているという。見学客約60人は現場から避難してみな無事だった。
 これも状況がよくわかんないけど、その「ヤクザ」に本名とか住所とか教えたんですかね、この人。知り合ってプライバシーをすっかり知られたあとでヤクザだってわかった可能性もあるし、相手の身内に名うてのハッカーがいて調べられたってことも考えられなくはないけれど、まあ十中八九、ただの妄想ちゃいますかね。だって素直に警察に保護を求めりゃいいじゃないの。警察がアテにならないと思ったら夜逃げすりゃいいんだし。逮捕されるよりゃずっとマシだろう。
 つかもう、次の「自分はカッとなると云々」でもうこりゃ「ここんとこ暑い日が続いてたからなあ」としか思えませんがな。
 みなさん、クーラー病の心配もあるかも知れませんが、イッちゃうよりはずっとマシだと思いますからあまり外を出歩かないでじっとしてましょうね。

 
 仕事帰りに先日まで夏コミに出かけていたZUBATさんと博多駅で待ち合わせ、開田裕治さんとこの同人誌『特撮が来た!6』を受け取る。夏コミ行けなかったんで、それだけ頼んどいたのである。
 それからミスドでしばらく駄弁って、夏コミの様子やら何やら。
 「眼を悪くしなけりゃ行きたかったんですけどねえ」
 「行かなくて正解でしたよ、三日間ずっと雨だなんて初めてです」
 実を言うと、どうやら私や妻に関して唐沢俊一さんあたりにとんでもないデマを飛ばしてる人たちがいたようなので、そのへん誤解がないかどうか、お伺いもしてみたかったのである。ZUBATさん、災難ですねと言いながらも、販売中はお忙しいからお話はできないですよ、と仰る。それもそうか。でもまあ誤解はいつか必ず解けるものと楽観的な考え方をしているので、特に慌ててはいない。
 そのあたりから、今時の同人作家やネットの話など。

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08月25日(月)
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