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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■サヨナラの季節/『のだめカンタービレ』3〜6巻(二ノ宮知子)/『ホントの話』(呉智英)
 『ニュースステーション』の久米宏キャスターが、来年3月いっぱいで番組を降板することが正式に発表された。久米さん本人は「疲れというより衰え」と降板理由を語っていたが、若い若いと思ってた久米さんも来年60歳なのである。下手に『ぴったしカンカン』のころから知ってると時間の感覚がなくなっちまうな。
 最初に久米さんがNステのキャスターになった時には「似あわねえなあ」とか感じたものだったけれども、いつの間にか一番キャスターらしいキャスターになっちゃってたのはいつの間にかこちらのほうが意識改革されたせいだろうか。もの静かで重々しく、といった従来のニュースキャスターのイメージを2ステア分くらい「軽く」しちゃった印象なのだけれども、今や久米さん程度の「重さ」がスタンダードになってしまっているのである。筑紫哲也じゃ華が無くって仕方がない。
 久米さんの後任が古館伊知郎、というのもその「軽さ」路線の継承だろう。プロレスの実況中継をしてたころの古館さんがNステのキャスターになることなど誰が想像していたろう。これはまたニュースが結局はワイドショー的興味本意なものとしてしか世間に受け取られなくなってしまっている現実を象徴しているのだけれど、あまりテレビに踊らされ続けのもなあ、とちょっと眉に唾つけて見る習慣も忘れてちゃいかんよねえとも思うのである。


 ここんとこ糖尿病が悪化して、手足が痺れて来たことばかり日記に書いてたものだから、各方面に心配ばかりかけてしまっている。
 ヨナさんには、ありがたくも掲示板で「ヒジキにキンピラ、わかめ、山芋なんかが糖分吸収を防ぎますよ」などとご教示頂いたので、早速仕事の帰りにコンビにに立ち寄ってみたのだが、セブンイレブンもローソンも、そういう惣菜をほとんど置いていない。あるのは白菜やキュウリの漬物とかキムチばかりである。トロロうどん、トロロそばはカップ麺で売っていたのでそれだけ買ったが、あとは休日にスーパーにでも行かねばムリのようだ。
 あまり自分の病状を事細かに書いちゃうのも同情を誘おうとしているようで心苦しいのであるが、日記書くときに「自分に都合の悪いことを隠すことはしないようにしよう」と決めて書き始めたので、やっぱり書くしかないのである。極端な話、私が浮気したり犯罪犯したりしても、それはそれでちゃんと事実は書こうとまで考えているのであるが、こればっかりはそういう事態に陥ってみないとホントに書くかどうかわからんな(^o^)。


 マンガ、二ノ宮知子『のだめカンタービレ』3〜6巻(講談社/講談社コミックスキス・410円)。
 よしひと嬢オススメのクラシックラブコメだが、しげも「6巻までしか出てないの?」と結構ハマっちゃった様子。実際、読んでて気分がこんなにハレヤカになるマンガも近頃滅多にない。月9の連ドラにでもしたくなるくらいドラマチックでメリハリの利いたお間抜けマンガなのである(いや、誉めてんのよ、これ)。どこがどう魅力なのかってのはぜひ現物に当たって頂きたいが、お馬鹿で不器用なキャラクターたちと、意外にシリアスな(失礼)展開との緩急の妙が読ませてくれるのである。
 音楽の才能はとびきりなのにそれをうまく行かせずに鬱屈もしてて、融通の利かないマジメ一徹だった千秋が、Sオケの破天荒な演奏に音楽の楽しさを思い出したり(バイオリンを縦に振り上げて一斉に弾くなんてパフォーマンスもどこかの楽団でやってそうだなあ。前見た九響のコンサートじゃコントラバス回してたし)、のだめにセクハラしまくるただのスケベ親父の呑んだくれにしか見えなかった世界的な指揮者、シュトレーゼマンが千秋をちゃんと自分の弟子として認めていたり。

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08月26日(火)
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