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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ぼーくーは、ないちっち(^o^)/『BLACK JACK ザ・コンプリート・ダイジェスト』(中野晴行編)
 何だか気がつかないうちに、北朝鮮の応援団に“美女軍団”なんて名前がつけられているようである。「美女」までは外交辞令としても、「軍団」ってのは何なんだか。「アマゾネス」って謂なのかね? 誉めてんだかバカにしてるんだかよくわからんネーミングだが、きっと後者なのであろう。こういう言い方されてることをあの人たちが知ったら不快に思うか激怒するかもしれないけれど、一番上にお立ちになってるお方は将軍サマなのだから、間違いとは言えないよな(^o^)。
 それにしても報道の偏りというのは毎回ひでえなと思うことが多いのだが、今回は特に顕著だ。まず、どのニュース番組を見ても、あの人たちの正式名称、なんて言うのか一切報道してない。だからナニモノなんだよあいつら。
 多分これも誰もが感じてると思うが、本来メインであるはずのユニバーシアード大邱大会については殆ど蚊帳の外なんだよねえ。試合なんてどうでもよくって、カメラはいっつも美女軍団ばかり追っかけてる。これほど目的のわかりやすい報道もない(^o^)。
 なんでも、ネット上にはリーダー格の女性のファンサイトまであるそうである。誰が誰のファンになろうが構いはしないが、あの人たちの中に北朝鮮のスパイが混じってることはほぼ確実だと思うんだが(全員の可能性だってある)、そのへん、どう考えてんだろうね。これも「魔性の女」に惹かれやすいバカな男のサガですか? ┐(~ー~;)┌


 夕方、久しぶりに職場まで迎えに来てくれたしげと、天神を回って芝居のBGMに使うCDを探す。
 本当は今日、しげはアクロス福岡で会場の人と打ち合わせがある予定だったのだけれど、何かアチラの都合が悪くなったとかで、キャンセル。鴉丸嬢も一緒だったのだが、無駄足を踏まされた形。なんかちゃんとお詫びをしたんかな、アクロス。
 鴉丸嬢も付き合ってくれて、三人で「ベスト電器LIMB」へ。鴉丸嬢は「逆戻りだねえ」と笑っている。
 小一時間ほど使えそうなCDがないか探しまわるが、これといったものがない。
 「戦前のエノケン映画のBGMに使われていたような音楽」というのがしげの注文なのだが、だいたいそんなもん、音源自体が独立して存在してはいないのである。ちょっとばかり途方に暮れかけたが、ハッと気付く。
 「……うちにあるキートンやチャップリンのDVDからBGMだけ取ったらどうかな。無声映画だから、音楽だけ取れるし」
 しげの顔がパッと輝くが、「灯台もと暗し」を絵に書いたようなオチであった。

 そのあと、天神コアの7階グルメパーク「喜水亭 和樂」で食事。
 それぞれ別々の定食を頼むが、私のは天麩羅に刺身、酢の物に無花果のコンポートがついたもので「雪」。適量で美味しい。
 しげはまたドンブリを頼んでいたが、いつものように食べない漬物を私に回して来た。仕方がないと思いつつ、口に含んだ途端に脳天に衝撃が走って飛びあがった。漬物の中にワサビが入っていたのだ。
 「わ、わ、ワサビが入ってるじゃん!」
 「ああ、横にどけたつもりで入れちゃった♪」
 漬物とワサビの区別もつかんのかと言われそうだが、ホントに区別がつかないくらい私の視力は悪いのである。実はしげにワサビを食わされたのはこれが初めてではない。そのうちワサビ責めにあって死ぬんじゃないか。

 しげと鴉丸嬢、食事をしながら何やらコソコソと喋っている。
 「気付いてるのかな?」
 「気付いてないっぽいよ」
 なんか私の方をチラチラと見るので何だろうと思って聞いてみると、しげ、「鴉丸の胸見てん」と言うのである。
 女性の胸をしげしげ見るようなインランでヘンタイでドスケベエなマネを、私は生まれてこの方したこたぁない(そういうのはさりげなくするもんである。って、やっぱりしてるのか)。
 「見ろ」と強制されても戸惑ってしまうばかりなのだが、そう言われたら見ないわけにもいかない。だもんで、やむを得ず渋々といやいやながら要請に答えるしか仕方がないので遠慮がちにチラッと鴉丸嬢の胸に目をやったのだが、あまり豊かとは言い難かった彼女の胸が、モリッと膨らんでいるのである。
 「……豊胸手術?」
 途端に鴉丸嬢が絶叫。
 「そこまで悩んでないっ!!」

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08月21日(木)
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