ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491684hit]

■書かでもの記/『コミック★星 新一 午後の恐竜』(白井裕子ほか)
 俳優の八代駿(やしろ・しゅん)さんが昨25日、脳梗塞で死去、享年70。
 八代さんがテアトルエコーの舞台は、大学時代にグータロウくんと一緒に『一発逆転』を見に行ったことがある。主演は小松政夫さんが招聘されていたが、八代さんも司祭役で登場されていた。舞台で右往左往するだけのほんのチョイ役ではあったが、声を聞けば「あっトムさんだ」とわかるので、なんだか昔馴染みに偶然会ったように親しみを覚えたものだった。
 版権が切れているせいだろう、八代さんのトムさんの声はもうテレビでもDVDでも聞けなくなっているが、あの独特のセリフ回しは今でも耳に残っているのである。
 科学実験所から逃げ出した白いネズミを蹴飛ばして、爆発したあと、ボロボロの情けない顔で「どう、なってるんだ、ろう、なあー」って言ったり(文字で表現するのは不可能である)。
 ネズミをいじめたりしなければ百万ドルを相続できるのだけれど、ジェリーにからかわれてついにキレちゃって、思わずジェリーをぶっ飛ばしたあとのセリフ。「しまった。これで、もう、百万ドル、もらえないんだあ。……でも、いいや!」
 もう、あのセリフは二度と聞けないのである。せめて、こんなセリフもあったよねえ、と、ときどき語っていきたい。


 今日まで気がつかなかったが、東宝映画でお馴染みの山本廉さんも17日に脳出血で亡くなっておられた。享年73。
 最近、なにかの2時間ドラマで白いヒゲを生やされてお年を召されたお顔を拝見したばかりだったが……。この人も、脇役一筋だったが、画面の片隅にでも連さんがおられると、フシギと「ああ、私は映画を見に来たんだなあ」という気分にさせられたものだった。
 記念すべき、ゴジラ最初の被害者(いったん助かって、またやられる)として特撮映画の歴史に残る方でもある。平成以降のゴジラシリーズがゴジラっぽく感じられなくなっていたのは、廉さんのような大部屋俳優の人たちが醸し出す「映画らしさ」がなくなっていたことにも原因の一端があったように思う。


 毎日の恒例のようになってしまったが、例の心の弱い同僚、今日もトバしてくれている。
 こないだの会議で途中退席したのは書いたが、会議に出席していたときに決めた内容までキレイサッパリ忘れているのである。ともかくこの人のアタマの中には予め「結論」があって、自分の意向に合わない意見は自然に封殺されてしまうらしい。「それはちゃんとこれこれこういうことになりましたよ」と言ってもムダなのである。かと言って、あまり強く言うと、ブツブツ独り言を言い出すのである。小さな声で「そんなこと言われても私にはムリなんだから、ブツブツ」とか、虚空を見ながら陰にこもった声で呟いてるのである。怖いのである。
 せめてこの人の記憶障害だけでも何とかできないものか。でないと仕事がどんどん歪んでって修正がとても難しくなっちゃうのである。
 とかなんとか考えてたら、いきなり「有休取って帰ります」ときた。なんか虫の居所が悪くなっちゃったらしい。それは私に言われてもしょうがないので、上司に連絡するよう促したのだが、「あの人は聞いてても忘れるから」と来た。
 お前が言うこっちゃねえええええ!
 で、実はその上司も今日は出張でいないのであった。同じ部署にいるのに、お互いのスケジュール、全然把握しあってないのな(-_-;)。


 晩飯は、仕事帰りに買った海苔弁だけれど、なんだか食欲がなくて、帰宅して数時間は食べず。こういうことは滅多にないのだが、やはり心の変調がカラダに影響を与えているのだろうか。


 夜のチャットは、鍋屋さん、お久しぶりのあやめさんと。
 鍋屋さんには「第12回トンデモ本大賞」のレポートを書いて頂いたので、その校正をお願いする。私も一通り見はしたのだが、やはりいくつか誤字の見落としがあった。
 あやめさんにはこないだ、ウチのチャットが「男くさい」と言われていたので、もう、ご来臨下さらないかと思っていたのだが、杞憂であったようで、ホッとする。


 昨日のことであるが、友人の某くんから(^o^)、緊急のメールがあった。

[5]続きを読む

06月26日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る