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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ある終焉B
昨日書いた掲示板への書き込みが、今日になって、批判サイトの方にコピペされている。
わあ、やっぱりウチのホームページ、いろんなとこから覗かれてるんだな。
そこは、例の閉鎖されたサイトに対する批判サイトなわけだから、私の「批判文」は反作用的にやたら持ち上げられたかっこうになっている。しかし、もちろん私はあれを「善意」で書いたわけではない。
一つは妻への牽制のためである。
かつて、そこの管理人さんに対してかなり激烈に怒っていた妻が、今回のサイト閉鎖を知って、なんだかまたモヤモヤしたものを感じているらしいのである。要するに「あれだけキレイゴト並べといて、さっさとケツまくって逃げるのかよ」というところだろうが、逃げる人は逃げるのである。文句言ったところで仕方がないと思うのだが、妻はなにしろ次の行動の予測ができない人間であるので、ヘタをしたらフォローのしようがないことをやらかしてしまいかねない。ともかく私の方が先にリアクションを取っておいた方がいい、という判断が一つ。
もう一つは、どうやら陰で私を散々悪者にしてきたらしい取巻きの人々から、何らかのリアクションがあるだろうか、と考えたからだった。その人たちがここを覗いているのでなければ、これは私の一人相撲に終わるのであるが、どうやら誰かがここをROMし続けていることは間違いないようなのである。
その人たちが、仮に、これまでは管理人さんの虚言にうまく乗せられていたのだとしても、一方的な情報のみで物事を判断する愚に自分が犯されていた可能性に気がつけば、どこかで何かの反応をしてくれるだろうと期待したのである。
もし逆に、何の反応もないようであれば、管理人さんが取巻きの人々の「善意」によって潰されていったことの間接的な証明になる。取巻きさんたちはまさしく、甘い言葉で管理人さんの心を殺していったのだ。
そして、リアクションはあった。私の予想した形ではなかったが。
私の書き込みをコピペした人は、その取巻きさんの一人だろうか。もし、その人が、自分は管理人さんをずっと甘やかしてきたのかもしれない、と考えてコピペしたのだとすれば、私の愚かな試みも少しは効を奏したと言えるのかもしれない。
こうたろう君に電話をして、コピペされたことを伝える。これからどうするかは「様子見だね」という会話をしたが、彼が私のあの書きこみを読んで「優しいねえ」と言ったのにはちょっと困ってしまった。
友人というものはありがたいもので、物事を善意に解釈してくれるが、私がまるで善意の人でないことは、私自身がよく知っていることだ。
どちらかというと、私は取巻きの人たちのこれまでの善意と愛情溢れる言葉に、相当虫唾が走っていたのだが。
人間、優しくなったらおしまいである。
05月08日(木)
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