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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■顔のない時代、歌のない時代/『全日本ミス・コンビニ選手権』(堂高しげる)ほか
 食中毒事件の雪印乳業が、全農、全酪連と牛乳事業を統合して発足した「日本ミルクコミュニティ」の新ブランド牛乳の名前、「メグミルク」だって。
 テレビに流れてた映像、赤茶色のパックに「MEGUMILK」の文字が。……英語圏の人が見たらどんな印象持つのかなあ。
 私は巨乳アイドルのMEGUMIが「あふぅ〜ん(//∇//)」とか言いながらチチ絞ってくれたようなイメージを思い浮かべてしまったが、おそらく日本人の男性の98%が同じことを考えたに違いない(^o^)。
 いや、個人的にこのネーミングすごく気に入っているのだが、理由はちょっと明かせない。見当つく人も私の知り合いの中にいるとは思うが(^o^)。


 史上2番目の低視聴率(47.3%=第2部)だった昨年大みそかの『第53回NHK紅白歌合戦』の分刻み視聴率が、昨日6日、発表される。
 最高視聴率は下馬評通り中島みゆきの『地上の星』52.8%だったそうな。しまった、録画しただけでまだ見てないや。
 本番前に北島三郎が「演歌を減らすな、日本人は演歌だ」とかほざいてたが、紅白の低視聴率傾向はそういう問題じゃないだろう。誰もが聞きたい流行歌、時代を象徴する歌ってのがなくなってきてるってことなのだ。北島三郎が去年何を歌った? 『おじゃる丸』の主題歌か? その歌が街中でどれだけ流れた? 北島三郎が出演しようがしまいが、今さら紅白の視聴率とは関係ねーって。
 流行歌ってのは、喫茶店に入る、商店街を歩く、どこからともなく流れてきて、別にその曲を知らない人でも何となく口ずさんでいる、世代を越えた波及力がある、そういった性質のものを指すのだ。
 だから人によって好き嫌いはあろうとも、去年の流行歌の一番はどうしたって平井堅の『大きな古時計』ということになってしまうし、一昨年は氷川きよしのホラ、あの「やだねったらやだね」って歌ってたやつ(曲名は知らんがそれでいいのである)になる。そういう曲が年々少なくなってるのは事実なんで、だから別に紅白の視聴率が低くなったって全然かまわない。初期の紅白だって、視聴率はたいして取れてなかったんだし、「年の瀬は紅白で」なんて風習が消えたって別に誰も困りゃしない。っーか困ってないから視聴率下がってるんである。

 流行歌が消えていったのはこの10年ちょっとのことだ。90年代に入ったころ、ミリオンセラーはやたら増えたのに、そのCDを買った百万人以外には誰もその曲を知らない、メディアに露出する期間も殆どない状態が続き、結果的にそれはミリオンセラーのバブルであったことが判明した。今や購買層自体が疲弊し、ミリオンセラーは夢のまた夢、という状態になっているのである。
 これは明らかに、「CD買ってくれる客がいれば露出は少なくてもいい」という極めて狭い感覚でしか商業戦略を立てていなかったレコード会社やプロダクションの失敗である。彼らはテレビから『ザ・ベストテン』や『トップテン』が消えていったのを看過した。音楽番組というのは、ゴールデンタイムに「毎日」なければならないものだ。昔はバラエティ番組でも必ず歌のコーナーがあったというのに、近頃ではSMAPですら自分たちの番組で新曲を披露しなくなっている。もはや視聴者はSMAPに歌より笑いを求めているのである。

 流行歌がない時代というのは、顔のない時代だということでもある。事件はやたら起こっているが、その時代の気分を象徴したような歌がない。時代から乖離した「閉じこもり型」の歌になっている点では、J―POPであろうと演歌であろうと同じことだ。
 まあ、昔だったら『北朝鮮に怒りを込めて』とか『どこにいるのかタマちゃん』とかいかにもキワモノな歌が作られて物によっては発禁になってたと思うけれど、結局「無難に」しか歌を作って来てないからねえ。音楽番組の低迷はまだまだ続くんじゃないか。
 

 仕事、今日も半日で帰る。
 血便も止まらないし、鼻血もやっぱり続いている。これだけ血を出しまくってるのに倒れないということは、日頃からよっぽど血が溜まってるのか、実は私は健康なのか。チョコレートなんか全然食ってないぞ。
 コンビニでおでんほか弁当を買って帰宅。

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01月07日(火)
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