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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■宮崎対黒澤対富野(^o^)/『電脳なをさん5』(唐沢なをき)/DVD『攻殻機動隊 SAC』第1巻/『帰ってきたウルトラマン』第1巻ほか
DVD『オーバーマン キングゲイナー』の第1巻が急遽発売延期、理由は「収録された第1話の映像が本来収録されるべき放送用映像ではなく、先行試写用のものであった」ためだそうな。
なんだか最近この手のトラブルが多いな。やはり収録映像にミスがあった『七人の侍』も回収、再発売されたし、こうなると「赤い『千と千尋』」問題でのジブリの対応のマズさが反作用的にクローズアップされてくる感じだねえ。
さて、その「先行試写用の映像」ってのと本来のものとがどれだけ違うのか興味のあるところだが、バンダイの広報に「既にご購入のお客様には大変お手数ではございますが、商品の交換にご協力くださいますようお願い申し上げます」とあるから、どうやら実物を手に入れた人もいるようだ。でも、そこで商品の交換に応じた人は殆どいないのではないかと想像する。だって、それって印刷ミスの切手みたいなレアものじゃん。ここで憤慨して交換に応じるようじゃ、オタクとは言えない。適正版も含めてちゃんと2枚買いなさい(^o^)。
『千と千尋』も客がみんなオタクばかりだったら、こんな騒動にはならなかっただろうに、誠に不幸なことである。適正版出したら、バカ正直に交換に応じる客ばかりだろうしなあ。裁判で負けたら適性版出すのだろうか。もちろん私は交換なんてしないでもう1枚買うだろうなあ。
で、もしかしてこれが流行になって、わざと「初回出荷分のみミスあり」ってのが流行したりしてな。全てがそうじゃなくて、一部にのみミスがあるってんでコアなオタクは何枚もDVD買いあさってミスのあるやつを探したりしてな。
それにしても宮崎、黒澤、富野と、大物監督の作品に集中して、この手のトラブルが多いね。さあ、次は誰だ。
朝方、ちょっと用事があって川端を通りかかる。
するってえと、お隣をスッと通りかかった長身のご老人、高い鼻に細い目、薄い髪をピッタリなでつけて、なんとなく丹頂ヅルみたいだ、どこかで見たような人だなあ、と思ったらこれが劇作家の別役実氏であった。
なな、なんで博多の川端の、こんなところに氏が、と思ったら、そう言えば今日まで博多座で高校演劇の九州大会が開かれているのだったと気づき、ははあ、別役さん、この審査委員に呼ばれたな、と納得。
ずっと以前に、私は別役さんの公演会を聞きに行ったことがある。そのときの演題は「中景としての演劇」というものだったが、若気の至りというか、無遠慮にも私は「演劇におけるリアルとはなにか?」みたいな初歩的な質問を別役さんにぶつけた。きっと「このドシロウトが」と別役さんは思われただろうがに、少しも怒らず(もともとすごく表情の見えにくい人なのだが)、懇切丁寧に返答してくださった。そのときのことを思いだして、つい顔が真っ赤になってしまったが、別役さんは案の定、博多座の中に入って行かれた。
ちょっとご挨拶したい気持ちになったが、いくらミーハーな私でも、さすがに通りがかりの人をつかまえてサインをねだったりはしない。ああ、でもあとそうたいして長生きもすまいに、千載一遇のチャンスを逃がしたかも(←人でなし)。
用事が予定より半日ほど早く終わる。
いやね、実は仕事で来たんだけど、出張先に来てみたら仕事がなかったのだ。なんじゃい、そりゃ(。□°)??
でも、これで時間が空いたので、やりたいことができてありがたい。もともと寄る予定ではなかったけれど、博多駅の紀伊國屋でDVDと本を買って帰る。
夜、またこうたろう君から電話。
いや、引き出物をお送りしたお礼の電話だったのだが、思っていた以上に感謝されて恐縮する。何をお送りしたかは恥ずかしいので書かないよん(^_^;)。
マンガ、唐沢なをき『電脳なをさん5』(アスキー・1680円)。
おわっ、価格がちょっとはねあがっちゃったぞ。でもナカミは相変わらず面白いから買いなさい。
毎回、『なをさん』の新刊が出るたびに、各話のもとネタをわかる限り書いてやろうか、と思いながら、その分量の多さに立往生してやめているのである。
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12月22日(日)
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