ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491716hit]
■再見、東京/『ガンダムSEED』第1話ほか
5日の日記の続き。
ヨナさんご案内で、いよいよペルシャ料理店「ZAKURO」に侵入。
いや、ホント、「侵入」と言ったほうがいいような雰囲気なのだな、これが。
ビルの奥の狭い階段を降りて行くのだが、これで重くて厚いドアでもあれば秘密クラブと言っても通りそうだ。
入るなり、狭い入口で靴を脱ぐ。横の棚には安孫子素雄が見たら変コレクションに入れたくなるような、民俗衣装を着た占い師のようなオバサン人形が、ドデンと置いてある。背丈は50センチ以上はあり、目の高さよりも上にあるので、なんだか威圧されてるみたいだ。
ペルシャ人だかトルコ人だかの店員さんが、流暢だがいかにも怪しい外国人、といった口調で「イラサイマセー♪」と案内してくれる。
床は絨毯敷きでこれもいかにも雰囲気は魔法の絨毯。そこに2メートル四方ほどの板が置いてあって、ここで胡座をかいたまま食事をせよ、ということのようだ。
いつもなら、どんなメニューが出たのかこと細かく書くところだが、何しろ謎の料理が多すぎて、品名が全く解らない。ナンくらいはわかるのだが、あの肉は鶏か羊か牛肉か、いったいなんだったのだ。美味かったけど。
ともかく、次から次へと料理が出る。そのたびに喉が乾いてお茶を飲む。別に注文しなくても、怪しいペルシャ人がわんこそばのごとくお茶を注ぎに来るのだ。なんだかさっきから「怪しいペルシャ人」とヒドイことを書いてるが、本人が「私、怪しいペルシャ人ねー」と言ってるのだからいいのである。なんか時々「オーマイゴッド!」とか言ってるし。イスラムじゃねーのか、お前。
あぐさん、4月にお会いしたときには『クレヨンしんちゃん』話が存分にはできなかったので、今回は肝に銘ずるところがあったらしい。なんと差し上げた同人誌『オトナ帝国の興亡』を持参してこられた。
こうたろうくんが冷やかして、「サインしたら」とか言うが、作家でもないのにそんな恥ずかしいことができるか。既にこうたろうくん、そうとう酔っているのである。
小説を書いた時の裏話などをご披露するが、そんなことより、もっと『オトナ帝国』や『戦国大合戦』について熱く語ればよかった、と、あとになって反省。
それにしてもあぐさんのオタク精進ぶりはすごい。
いくら私やこうたろうくんが「『クレヨンしんちゃん』はすごいよ!」と口角泡を飛ばして語っても、実際に映画館まで足を運ぶ人間はごく稀なのだ。
それをあぐさんは、『戦国大合戦』を堂々と見に行ったばかりでなく、更にもう一度、今度は大学の仲間も総勢8名引きつれて、見事に全員を感涙させ、それどころか「クレしん映画」全作をビデオで借りて制覇しちゃったのである。
あまつさえ(もう接続詞も思い付かんな)黒澤明の『隠し砦の三悪人』まで見たというのだから、果たしてこれは夢か幻か。オタクに偏見がなくって、しかも優しくて美人で、あぐさんをして「オタクの天使」の称号を与えることに異存のあるものはなかろう。
独身オタクなら、この話を聞いて、思わずストーカーしたくなるかもしれないが(おいおい)、こんなスバラシイ人がほっとかれてるはずがない。残念ながら既に彼氏持ちなのである。その彼氏さん、今日は「濃い話についていけないかも」とご出席を辞退されたようだが、もし来られていたら「こんなステキな人をヒトリジメしやがって」とフクロにされていたであろう。 つくづく残念なことだ(^o^)。
あやめさん、7時を回ってやっと合流。
なんだかこの間お会いしたときよりお若くなってる気がするなあ。いやもう、かように凛々しく美しいヤマトナデシコを奥さんに持てているとはヨナさんもやっぱりフクロにせねば(^o^)。
髪をミツアミにされていて、印象は早乙女乱馬である。もちろん女のほう(^^*) 。この方も見た目は楚々たる美人なのだが、やっぱり今まで戦っていたらしい。巴御前か。
「走ってきたら7分でついた!」
元気だなあ(^o^)。
[5]続きを読む
10月06日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る