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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■イナジュンはいいねえ〜♪/DVD『カタクリ家の幸福』/『雨柳堂夢咄』其ノ九(波津彬子)/『ガンダムエース』9月号ほか
休日につき、のんべんだらり。
って、それっていつもか(^_^;)。
どこかに出かける気も起こらなくて、昼食は久しぶりにピザクックに頼む。
床に新聞が散乱する中から、しげが最新のメニューチラシを探し出す。……だから新聞まとめて廃品回収に出すことくらいしろってば。
しばらく食べてなかったら新メニューもいろいろ増えてるねえ。なんだかよくわからないが、きのこっぽいのとアイダホっぽいのを頼む。一応野菜メインのものを頼むようにしてるんだが、少しはカロリー制限になってるかどうか。
CSファミリー劇場『稲川淳二の超こわい話』『超こわい話2』。
「夏と言えばイナジュンよね」のギャグは細野不二彦の『ごめんあそばせ』。いやあ、あのギャグは好きだったなあ。このマンガを読んだことのある人なら「イナジュン」と聞いたら、稲垣潤一ではなく稲川淳二のことであると認識するようにならねばモグリであろう。何のだ。
あ、でも私マジで、もうひとりのイナジュンって誰だったっけ? と、Google検索かけなきゃ思い出せなかったよ(^o^)。
でも、全然怖くないなあ、イナジュンの語り。っつーかヘタだよ、すごく。妙に念を押すような、反応を窺うような姿勢が客をシラケさせる原因になってる。怪談ってのは客を自分の方に惹きつけないといけないのにねえ。自分から客のほうにノコノコ降りてっちゃ、恐怖も半減しちゃうよ。
全く、いったい、いつから「怪談はイナジュン」ってことになっちゃったのかねえ。でも考えてみたらフォークロアとしての怪談を語ってる人って、あとは私ゃ北条きく子(今の北條霊峰)くらいしか知らない。古すぎるな。つまりイナジュンが重宝されてるのは、「他にいない」ってことなんだろうね。
それでもたらたらとイナジュンを見ていたら、寝室のほうからしげが寝惚けた声で「いやああああ」と悲鳴。悲鳴って言ってもヤギの鳴き声にしか聞こえない(^_^;)。どうやらイナジュンの語りに反応して目が覚めたらしい。でも、こんな下手な語りですら怖いものなのか。しげだってイナジュンのギャグには笑った口だから、これくらい、笑って見てもいいと思うのに。
……さて、これだけ「イナジュン」を連発すれば、もうみなさんもこれから先「イナジュン」と聞けば稲川淳二を連想するようになったことでしょう(^o^)。時代はイナジュンだ。
DVD『カタクリ家の幸福』。
特典はキャストへのインタビューだけれど、松坂慶子のときだけビデオがハレーションを起こす(^_^;)。……シワ増えたんだろうなあ、ハダも荒れてるんだろうなあ、シミも出てるんだろうなあ、○○も○○たんだろうなあ、もう50歳だっけ。映画本編だとうまいこと紗をかけてたからあまり目立たなかったけれど、ビデオだとハレーション起こさないと誤魔化しようがないんだな(^_^;)。
実は隠れ松坂慶子ファンの私にしてみれば(さすがに『ハットリくん』のころまでは遡れないが、『なんたって18歳』のころはもう認識してた。あの頃はどっちかっつーとキツイ役や悪女役が多かったが、今や気のいいオバサン役ばっかりになっちゃったね)、随分遠くまで来たのだなあ、と感慨深い。あまりムリはしなくてもねえ、普通におばあちゃんになってくれてもいいと思うんだけど。
それにしても、キャストがみんなホントに楽しそうにインタビューに答えてるのな。三池監督の誉めかたも全然お世辞っぽくないし。実際、撮影中の監督、実に楽しそうで怒鳴ってダメ出しするような様子が全くないんだよな。こんなにスタッフ、キャストが和気藹々としてる様子を見せてくれるメイキングも珍しい。ギスギスした雰囲気がピリピリ伝わってくる『ガメラ3』のメイキングとは好対照だ。これだけ平和な現場ってのもそうそうないんじゃないかな。大林宣彦だってもう少し役者に文句つけそうなもんだ。
しかも三池崇史監督の模範演技が実際のキャストより数弾上手いのにはビックリ。動きにキレがあるんだよね。大きな声じゃ言えないが、主役の父さん(あるいは詐欺師のアンちゃん)、三池監督が演じてもよかったんじゃないか。
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07月27日(土)
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