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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■アニソンしか歌えないわけじゃないけど/DVD『千と千尋の神隠し』/『吼えろペン』5巻(島本和彦)ほか
朝はまた寝過ごして、『ぴたテン』だけチラリと見る。もう『ハリケンジャー』も『龍騎』も『どれみ』もどんな展開になってるかわからんなあ。
買ってきたばかりのDVDをともかく見ようと鑑賞。と言っても今回買ったのは昔見たことがあるものばかり。
DVD『白蛇伝』に『少年猿飛佐助』。
東映動画の第一弾、第二弾であるが、今見返すと、ここまで画面に奥行きがないものかと驚いちゃうね。もう画面がヒキばっかし。当時のスタッフの技術じゃそれが限界だったんだろうけれど。
デジタル技術の何がアニメを革新的にしたかというと、奥から手前への動きを容易にしたってことに尽きる。逆に手描きアニメでありながら「奥行き」の動きを縦横無尽に展開して見せていた『わんぱく王子の大蛇退治』や『太陽の王子ホルスの大冒険』がどれだけ凄かったかってことなんだよなあ。ドラマ的にもこの二作は現代のアニメと比べてみても少しも遜色がない。っつーか、このあたりのアニメを見てなくてアニメファンを名乗るのはモグリというものである。
それはさておき、当時はまだ「声優」というものがほとんど専門化されていなかったから、声アテはもっぱら映画俳優に頼っている。
『白蛇伝』が森繁久彌と宮城まり子の各々十役(!)によることは有名だが、『少年猿飛佐助』も、真田幸村が中村賀津雄(現・嘉葎雄)、夜叉姫が杉山徳子、おけいに松島トモ子、おゆうに桜町弘子、三好清海に岸井明、戸沢白雲斎に薄田研二と超豪華……ってこれがどれだけ豪華なのか分る人ももうほとんどいないんだよなあ。私なんか「岸井明や薄田研二が声優やってる!」って小躍りしちゃうんだけどもね。アニメとして面白いかと言われると、資料的価値の方が高いと言わざるを得ないけれど、まあ『白蛇伝』は森繁と宮城まり子の歌がたっぷり聞けるから(^_^;)。
昼、カラオケ「シダックス」で食事。
アニメの新曲もそろそろ入ってるんじゃないかと思って覗いてみたが、それほど増えていない。
しげと二人だけのときはできるだけ今まで歌ったことがない歌を練習することにしているのだが、しげ、今日はアニメから離れて懐かしのドラマのテーマソングをチョイスしている。「懐かし」とは言っても、なんだかんだ言ってやっぱり私とは十以上もトシが離れているので、『青いうさぎ』なんて私から見ればバリバリの「新曲」を歌ったりしているのである。
私もそれに対抗してドラマ主題歌を歌ってやろうと思ったが、カタログを見ると『なんたって18歳』くらいしか歌えるのがなかった。……古い歌も載せてくれよう、私ゃ『雑居時代』(そよ風のように、生きてゆきたいの♪)とか『パパと呼ばないで』(花はなぜ咲くの、いつか散るのに♪)とか『水もれ甲介』(水もれ、こうすけぇ、水もれ、こうすけぇ♪)とか大好きだったんだよう……ってみんな石立鉄男のドラマじゃん(^_^;)。
結局やっばり特撮、アニソン縛り。それでも久しく歌ってなかった曲をできるだけ選ぶようにする。戦隊ものはあまり熱心に見てなかったのだが、それでも『デンジマン』あたりまでは何とか私もソラで歌える。やっぱり夕方から朝の放送に移ってからは丹念に見られなくなっちゃったからなあ。
久しぶりに『サイボーグ009』を見る。
ここ2、3回見逃してたから、展開がどうなってるかと思ったら、サブタイトルが付いてて「ミュータント戦士編」。原作にそんなのあったっけ? と思って見たら、これがなんと『移民編』。
……そうかー、なるほど、アニメ化にあたって微妙に妥協点を図った結果がこういうことなのか。
原作はもう、サベツに引っかかるってんで、未来人がミュータント化してるって設定は改変されてしまっている。それをなんとか復活させようとした結果が「ミュータント=エスパー」って設定なわけだね。苦肉の策かもしれないが、締めつけのキツイ中で、これはぜひ評価したい。
ガモ=ウイスキーをここで絡めてきたのも、いいアイデアだね。原作じゃプロローグに登場したっきりだったのをメインに据えたのは、前回のアニメ化の時が最初だけれど、使い方としては今回のほうがずっといい。
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07月21日(日)
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