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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■踊る大脂肪/映画『MIBU』/『ワイド版 風雲児たち』3・4・5巻(みなもと太郎)ほか
残業で帰りが7時を過ぎる。
これはいきなりでなく、以前からわかっていたことなので文句はない。私がいつも文句をつけてるのは、いきなりの変更がやたら多すぎるからである。必要がある残業ならちゃんとしますって。手当てでないけど。
しげにもそのことは言っておいたので、しげもいつものように愚痴は言わない。
雨の中、夕食は久しぶりのハンバーグレストラン「びっくりドンキー」。ここしばらく、しげが「行きたい行きたい」とうるさかったので、やや遠方ではあるが足を伸ばす。
注文はシチューハンバーグにびっくりコーラ。ここまではいつもと変わらないが、新メニューで「ルンバルンバ!」という飲み物がある。
なんで「!」が付いているのかよく分らないが、メニューには「アイスキャラメルマキアート」とある。なんだよマキアートって、牧伸二が描いた絵か。
見た感じ、コーヒーの底にキャラメルミルクが沈んでいる感じ。
こういう見たこともないものには興味を惹かれてしまうので、二人で頼んでみる。で味わいはどうかと言うと、まあ美味しいと言えば美味しいか。ストローで、底に沈んでるキャラメルミルクを飲んでるうちは甘くて、それがコーヒーのところに来ると苦く変化する。一粒で、ああいや、ひと飲みで二度美味しいってコンセプトなわけかね、この飲み物は。もっとも混ぜて飲む人もいるだろうから真偽のほどは定かでないが。甘ったるいのが嫌いな人は混ぜて飲むのがいいだろうね。
でもやっぱり疑問なんだけど、どうして名前が「ルンバルンバ」? 何かコーヒーの中で踊ってるのか。でそれが腹の中で孵化し、ハラを食い破って……。
しげ、これが気に入ったのか、「また今度飲もうね」という。まあしげの厚さ30cmの腹肉なら食い破られることはあるまい。……そうか! 揺れて踊るのはハラ肉だな!?
確かにこの店、肉は豊富にあるし甘いデザートもあるし、しげにとっては至福のレストランだろう。ハンバーグ以外のサイドメニューもいろいろあるし、いい加減「王将」と「めしや丼」に飽きてきたので、もう何度か通うくらいなら私も反対ではない。
また毎日「びっくりドンキー」通いになったらいやだけど。
AMCキャナルシテイ13にて、映画『MIBU(メン・イン・ブラック2)』。
バリー・ソネンフェルド監督は『ワイルド・ワイルド・ウェスト』の汚名を返上できるか? ってあたりを期待して見に行ったけど、そこまでは行かなかった感じね。悪くはないけど面白いというほどではない。意外性、まるでないんだもの。
冒頭、いかにもパチモンなSF番組の司会者(『スパイ大作戦』のピーター・グレイブス!)が現れ、「宇宙人は地球に飛来しているのです」、と矢追純一よろしく視聴者に語り掛けるシーン、これがよくできている。60年代に放映されたって設定なんだろうけれど、飛んでる宇宙船はチャチィわ、宇宙人のコスチュームはゲテゲテだわ、60年代テイストが横溢。けど、この映画で一番面白いシーンがここだけなんだよね。
前作で相棒K(トミー・リー・ジョーンズ)と別れたJ(ウィル・スミス)、仕方なく別の相棒と組むけれど、それがブルドッグ型宇宙人(パグ犬って言ってるけど、ブルドッグとどう違うのさ)のフランクってアイデアがイマイチ頂けない。要するにジャー・ジャー・ビンクスでうるさいだけの邪魔者、コメディリリーフになりきれてないのだ。私にはギャグがすべりまくってるように思えたんだが、来場してた外人の客はやたら笑ってたなあ。私が英語のギャグが分らない点を割り引いても、アチラさんのギャグセンスも昔に比べて低下してきてないか。
ストーリーはいたって単純。
強大なパワーを持つ宝、「ザルタの光」を求めて地球にやってきた狂暴な宇宙人サリーナ(ララ・フリン・ボイル)。その宝の行方を知っているのは前作で記憶を消されたK。彼の記憶を取り戻しすために、Jとサリーナの追っかけが始まる……って話。
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07月19日(金)
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