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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■いろいろあって書ききれねー/『あずまんが大王』4巻(完結/あずまきよひこ)/映画『少林サッカー』
ホントは休日なんだけれども、珍しく出勤。
午前中ちゃちゃっと働いて、午後から職場の前でしげと待ち合わせ。
今日はよしひと嬢も一緒に、キャナルシティで『少林サッカー』を見る予定なのである。
丁度、よしひと嬢が仕事の関係で北九州から福岡まで出て来ているので、映画に、更には公演の打ち上げまでやっちゃおうというハードスケジュールを組んでいるのだ。
繊細で病弱な私のカラダが持つのかどうか心配だが、風邪だのなんだのでしばらくクサクサすることが多かったので、私も今日はいっちょ、ぶわあーっと行こうか、って気になっている。
もっとも今日は、昨夜も仕事であまり寝ていないしげのカラダの方が心配だ。今のところ本人は「ちょっと眠いけど映画見てる間は眠らないよ」と一応は平気そうなことを言う。
夫婦揃って今日は耐久レースになるかも。
よしひと嬢の仕事が終わるのも午後。
12時半ごろ、車の中からよしひと嬢の携帯に連絡を入れる。
まだ仕事が終っていなかったので、待ち合わせ場所のみ相談。
「キャナルシティに直接集合、でいいかな?」
「はい、いいですけど」
「んじゃ、時間は何時に?」
「あの、いいんですけど……」
「何?」
「キャナルシティまで、どうやって行けばいいんでしょう?」
そうなのであった。
よしひと嬢は何度福岡に来ても、その都度道を忘れる名人なのであった(治んねーよな、この病気も)。
仕方なく道順を説明したのだが、そのうちにだんだん面倒臭くなって来た。
「……今どこにいるの?」
「あ、国際センターですけれど」
年季の入った同人オタク女であらせられるよしひと嬢が国際センターに、と聞くと、すわコミケか? と錯覚するが、ちゃんと職業関連で来られているらしい。そうかそうか、国際センターって、相撲とコミケしかやらないわけじゃなかったんだ。
「それなら15分くらいで着くから、キャナルまで乗せて行こうか?」
「あ、お願いします!」
実は、国際センターからキャナルまではバスで一本(ただし、祇園で降りて10分ほど歩く)なのである。しかし、まず絶対に確実にキッパリと紛れもなく言えることだが、よしひと嬢だけで行かせたら、絶対に迷う。たとえ一本道でも(力説)。
ウチの身内はなんでこう、難儀な連中ばかりなんだか。
よしひと嬢のお友達二人も同乗させて、キャナルシティへ向かう。
お友達のうちのお一人は、先日の公演にも来てくださった方のようで、しげの声を聞くなり、「あ、ネコの人!」と驚いたような喜んだような声をあげる。
確かにしげはネコの役だったんだけど、道端でいきなリ「ネコの人」と言われちゃまるでしげが化け猫のような。……昔、私はおカマを演じたことがあったが、その伝で行けば私は、「オカマの人」と呼ばれることになるのだよなあ。
藤田くんなどは死人の役ばかり演じてるから、「死人の人」と言われるのだ。つくづく役者というのは因果なモノである。
キャナルに到着したのが1時過ぎ。
映画が始まるまで二時間ほど間が空いているので、よしひと嬢とは一旦別れて、あとで待ち合わせすることに。
福家書店を回って、ウェンディーズで買ったマンガを読みながら時間をつぶす。
ウェンディーズも若いころは好きな店だったのだが、トシを取ってあっさりした味の方が好みになってくると、ここのハンバーガーのチーズ臭さが鼻について仕方がない。ほかのバーガー屋よりもなんだか臭みが強いように感じるんだが気のせいか?
あずまきよひこ『あずまんが大王』4巻(完結/メディアワークス・電撃コミックス・714円)。
え……? もう完結?
ああ、ちゃんと進級してたんだなあ、ちよちゃんたち。
4コマものは登場人物たちがトシを取らない、というのが不文律のようになっているが、別にそうしなきゃならないと決まったものではない。もともと日本の場合、4コマは新聞掲載を中心に時事漫画としての性格を強く持っていたので、最大公約数的なキャラクターを必要としていた登場人物のトシを取らせるわけにはいかなかった。
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06月08日(土)
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