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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■人間失格かな、やっぱ/『『鉄人28号』大研究』(飯城勇三)/『ちょびっツ』3・4・5巻(CLAMP)
 わはは。ウチのガスが止まっちまったい(^_^;)。
 いや、事故でもなんでもなくて、単にガス料金滞納しただけだけど。
 通帳にカネ入れ忘れていたと言い訳したって、ガスが改めて出るわけでもない。入れる予定のカネ、しげの治療代でン万円吹っ飛んじまったのが予定外の出費。これが響いた。でも、DVDを買うのを一枚諦めればすんでた話なので、これはやはり無計画の謗りを受けても仕方がない。みなさん、こんなだらしないオトナにはならないようにしましょう(笑いごっちゃないぞ)。

 しげが怒り狂って、「なんで入れとかないんだよ!」と怒るが、悪いのは全面的に私なので反論のしようがない。
 ムニャムニャ言いかけたが、ゴメンと謝る。謝るけれどしげは許す気配もないので、つい「お前も少しくらいウチにカネ入れてくれてればよう」とボソッと言ったもんだから、またしげの怒髪が天を突いた(墓穴掘り)。
 ケガして仕事を随分休んでたんだから、しげだってカネはないのである。
 慌ててまた底の浅い言い訳。
 「でも、どうせもともと料理はほとんどしないし、水はポットで湧かせるし」
 「湧かせてどうすんだよ! フロは!」
 「お湯かぶるくらいはできるよ。一人暮らしのときはそうしてたし」
 「どうやって!」
 「洗面器にお湯入れて風呂場に持ってくんだよ。それを水で適度な温度にしてかぶるの。これで充分カラダは洗える」
 「……じゃあ、ガス代払わん気やね!」
 「いや、そうじゃないよ。明日払うよ」
 「払わんでもアンタは平気っちゃろ!? だったら払わんどけばいいやん! そうすればこれ以上、ガス代引かれなくてすむし!」
 「おお、なるほど!」
 いや、なるほどじゃないというのは判ってんだが、実際、ウチじゃ風呂以外でガス使うことってほとんどないんだよな。これは意外と節約になるかも……って、だからDVD買うのやめろって(-_-;)。
 私のヒトコトが地雷を踏んだ結果になったらしく(当たり前だ)、しげはしきりと「リコン」を口にする。
 「もう、リコンやん、アンタと暮らせんやん! オレ、車で暮らす!」
 「お前がそういうならしょうがないなあ(←また地雷踏み)」
 「別れたいんやね!?」
 「そうじゃなくて、お前が俺と暮らせないって言うんならしかたないと」
 「だから一緒にいたくないっちゃろ!?」
 「別にお前がいたいならいればいいんで……(←またまた地雷踏み。気付けよバカ)」
 「いつもそうやん! オレにだけ優しくせんやん!」
 既に論点はガス代の話からどこか遠くへ行ってしまっていることにお気づきであろうか(^_^;)。しかし貧乏に悲惨さのカケラも感じられない(同情の余地がないとも言う)家庭であることだ。
 

 しげがリンガーハットの「クッカー試験」とやらに合格。
 つまりこれまでウェイトレスしかやってなかったのが、今度から料理人もやると言うことなのだ。
 この試験、メニューの料理は一通りできねばならないと言うことなので、つまりチャンポンも皿うどんも炒飯も餃子も全部作れるようになったってことなんだな。
 これはぜひ食べてみたいと、晩飯はリンガー。
 皿うどんに一口餃子を頼むが、後で聞いたら、このときは料理を担当しなかったそうな。ガスが来てても料理をウチですることがないしげだから、せめて外でしげの手料理を食べたかったんだがなあ。


 飯城勇三『『鉄人28号』大研究 操縦機(リモコン)の夢』(講談社ソフィアブックス・1785円)。
 いわゆる「謎本」とは一線を画している立派な研究資料本。
 原作の詳細な解説、単行本化による改訂(手塚治虫のそれが有名だが、横山さんもストーリーそのものを変えることが結構あったのだな)、実写テレビ版、三度のアニメ化の紹介もしっかり押さえてある。
 ゲストの評論分析の類も充実していて、唐沢俊一・なをきご兄弟、菊地秀行、永井豪、米沢義博ほか各氏が健筆を振るう。

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06月05日(水)
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