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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■うまいぞもやしマヨネーズ/『ONE PIECE ワンピース』22巻(尾田栄一郎)
 寝床をよしひとさんに明け渡し、ソファはしげに占領、必然的に私は床で寝たので、起きてみるとカラダが痛い。
 実際、三時間ほどしか寝てないので、ちょっと吐き気もする。
 なんとか寝る空間を作らないとなあ。

 テレビを付けると『大岡越前』の再放送が。
 加藤剛の老け具合(あれほど刮舌のよかった人が、近年は聞き取りにくいこと)と、キャストを見ると、結構最近のやつらしいが、まだフィルム撮影だ。
 してみると、あの月曜ナショナル劇場のシリーズがビデオ画像に切り替わったの、そんなに古くないのだな。何しろ、もうあの番組枠を丹念にチェックしてないので、そのあたりの事情はよくわかんないのである。


 しげとよしひと嬢、早々に芝居の練習に向かう。
 その間、チャットで教えてもらった、ダイエットにいいという「もやしマヨネーズ」を作ってみることにする。
 茹でたもやしとマヨネーズを混ぜるだけ、という手軽なものだが、一味足りない気がしたので、胡椒を少々加えて、ご飯にかけて食べると滅法ウマイ。
 昨日、一足先にそれを作って食べていたしげは、「水っぽくておいしくない」と言ってたが、さほど「水っぽい」感じはしない。
 ……水切りが不充分だったんじゃないのー?
 なんだかなあ、インスタントラーメン作っても、しげが作ると私よりなぜかマズイんだが、結局はザツな作り方しかしてないからじゃないのか。自分の努力不足をあたかも食材の責任のような言い方をするのは潔くないよなあ。

 食ったら疲れ果てて寝る。
 夕べゆっくり眠れていなかったので、夕方過ぎまで熟睡。
 ああ、また日記の更新ができなんだ。


 カバヤから出ている食玩、『ゲゲゲのしげる妖怪絵巻』を四つほど買って組みたてて飾る。
 もうパソコンが2台あるから、古いやつの前や上に飾っても、しげに捨てられる心配はない。
 他にもキングギドラだのジェットジャガーだのロック鳥だのを並べていると、なかなかに壮観である。
 ……でも女っ気がないなあ。今度『あずまんが』のガシャポンでも買ってこようかな。
 この『妖怪絵巻』、水木画伯の画業満50周年を記念しての発売というのだから、結構気が入っていて、先行のフルタの『百鬼夜行』ほど精密ではないが、見ていて「楽しい」ものに仕上がっている。
 「大かむろ」はちゃんと扉の向こうから顔を出しているし(伝説では扉を開けるとそこに巨大な顔が……ということになっている。いわゆる「大首」ですな)、「砂かけ婆」の足元からはちゃんと砂が舞いあがっている。
 「塗り壁」を出すなら海岸か森の中だよな。墓場はちょっと……というのは民俗学的見地からだけど、そこまでやっちゃうと、凝り過ぎってもんか。
 よかったのは「死神」で、ちゃんと死体から魂取り出してるポーズ。
 この「死体」が、あのメガネの桜井昌一なんである!
 いやあ、長生きはするもんだなあ、まさか桜井昌一のフィギュアを手に入れることが出来ようとは(^o^)。

 さて、フィギュアの出来もさることながら、この食玩のもう一つの目玉は、水木しげる御大の「メッセージ」である。

 「この『ゲゲゲのしげる妖怪絵巻』という名前はわたしが付けたんですが、わたしは小さい頃『ゲゲ』と呼ばれていたんです。そのときに会ったのんのんばあというおばあさんから聞いた妖怪の話は、とても怖くて楽しいもので、今でも覚えていますョ。
 だからこの人形は子ども達に買って欲しいですね。そして大切にずーっと持っていて下さいね。
 カバヤさんもこれからずーっとシリーズを出し続けて下さい。ワハッハハ」

 「だから」がどう「だから」なのかよく分らないけれど、「ずーっと出しつづける」のは無理じゃないかなあ。「鬼太郎」はともかく。「死神」のフィギュア欲しがるやつがこのニッポンにどれだけいることか。
 ……結構いたりして(^_^;)。


 しげ、帰ってくるなり、ベッドで横になっている私に、「よしひとさんの布団に頬をスリスリとかしてないやろね?」と睨みつける。
 「するか、アホ! ちゃんと、布団は片付けとるわい!」
 「よしよし、少しは人の道を弁えとるね」

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02月11日(月)
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