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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■多分初雪/映画『大菩薩峠』(岡本喜八監督版)ほか
 突然の仕事が入ったせいで、しげ、昨日はほとんど寝ていない。
 それでも一応、車で送り迎えはしてくれたのだが、外は雪ちらついていて、メチャクチャ寒い。
 これが初雪だろうか。今年はどっちかというと暖冬の傾向じゃないかと思うんだが、大雪になったらしげ、とんでもない事故を起こしそうだよなあ。大丈夫かなあ。


 本屋で買いこんだ本を片っ端から読む。
 日記に追われていると本を読む時間がなくなるので、たまに一気にまとめ読みしたくなる。その分、また日記の更新が遅れるわけで、
この悪循環、何とかならないものか。


 アニメ『ヒカルの碁』第十三局「それぞれの決意」。
 正月休みがあったってのに、ちょっと作画が荒れている。
 岸本と日高が歩いてるシーンなんて、宙に浮いてるし。外注に出したのかな?
 せっかくの折り返しの節目にあまり乱れた作画の回を持って来ないようにしてもらいたいものなんだけど。
 原作はキャラの描き分けがしっかりしているのに、今回は目の描き方なんかがアキラと三谷が同じだったりする。まあ、確かにどっちもツリ目なんだけど、どうも輪郭線で立体感が表せてないせいで、目鼻が全部「貼り付けられてる」印象が強い。いや、実際に貼り付けて動かしてるんだろうけれど、それをそう感じさせない回もあったのになあ。
 『ヒカルの碁』は、今回、次回でいよいよ本格的に始まるといっても言いのである。アキラがプロの道を歩き始め、その後をヒカルが追う。ここで気を入れてくれないと、原作の人気が落ちかけてんじゃないかって時に、アニメのほうまで視聴率が落ちることになりかねないぞ。


 マンガ、魔夜峰央『パタリロ西遊記』3巻(白泉社・410円)。
 今巻のエピソードの中に、「斉天大聖と名乗った孫悟空(ってもパタリロなんだけど)が、近隣の妖怪たちと親交を結ぼうとしたところ、牛魔王だけが刺客を送ってきた」という話がある。
 ギャグにアレンジしてはいても、原作の設定は結構生かしてるような印象を持っていたので、「あれ〜? 確か原作じゃ牛魔王も最初から孫悟空と仲良かったような気がするけど」と、ドドメ色の海馬をひっくり返して記憶をあさってみたけれど、どうにも自信がなかったので、原作を読み返してみようと書庫(一応そんなもんがあるのよ)を覗きにいってみた。
 でも、どういうわけか『西遊記』がない。いや、もちろん中国語の原本じゃなくて、翻訳したヤツなんだけれど、岩波文庫で五、六巻本だったよなあ、とか思いながらあちこち見てみるがやっぱり見つからない。
 で、ハタ、と気づいた。
 オレ、『西遊記』買ったことね〜じゃん!
 いやあ、これは盲点だった。
 自分のギャグ嗜好はテレビアニメ『悟空の大冒険』から始まってると信じ、マンガ、アニメ、特撮の悟空ものはどんなものでも一応目は通してる(最近の『最遊記』はちょっとついてけませんが)と自負してたのに、「原作」を持っていなかったとは!
 考えてみれば、こういう有名どころの本って、中高生のころに、図書館でいろんな訳を読み比べたりしてたからなあ。もう自分で買って持ってる気になっちゃってたんだろうなあ。多分そういう本、意外と多いぞ。『三国志』は人形劇ドラマになった時に買った記憶があるから大丈夫だと思うが。
 ネットで「牛魔王」で検索してみたら、『最遊記』関連ばかりで閉口した。でもやっぱり、悟空が水蓮洞にいたころに、牛魔王とは義兄弟の契りを交わしていたようである。魔夜さん、細かいところでアレンジ加えてるんだなあ。
 ついでに思い出したことだけど、往年のテレビドラマ、堺正章主演の『最遊記』では、小島三児が牛魔王を演じていて、児島みゆきの羅刹女と痴話ゲンカをするシーンなんかもあったりする。そりゃ、いくらなんでもイメージとして情けなさ過ぎるんじゃないかと思ったもんだったが、原典にあたってみると、やっぱり牛魔王は恐妻家だったりするのである。

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01月09日(水)
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