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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■イベント近し、ネタは無し/『これで古典がよくわかる』(橋本治)/『だめんず・うぉ〜か〜』2巻(倉田真由美)ほか
最近、気づいたことだけれど、私の寝つきのよさってのは、もしかしたら「睡眠」を取ってるんじゃなくて、「失神」してるんじゃなかろうか。
なにしろ、寝ても疲れが取れないことがすごく多いんである。仕事の量はそうキツクないはずなのに、1時間ごとに休憩を取らないと、体がズンズン重くなるんである。食い過ぎ、という説もあるが、意外と体重は増えていない。それでも尿糖はしっかり出る。食わなきゃ眩暈がするし、食えばダルくなるし、どうすりゃいいんだ。
目覚まし時計がなったのに、今朝は全く気がつかなかった。
……昨日は帰宅してからもちょっと寝たし、12時には布団に入ってたぞ。
寝不足のせいではないので、なぜ起きられなかったのか、原因が解らない。
おかげで今日は早出の日だったのに、遅刻。
カラダがダルくて休むってことはしょっちゅうあったけれど、目覚めもしないなんてことはほとんどなかったのになあ。
やっぱり心労が続いてるのかなあ。
仕事が細々ながら続いているので、どうも年末だって感じがしない。
それどころか、私の誕生日と、大晦日の結婚記念日も控えているのに、何か準備をしなきゃならない実感が湧かないんである。
しげはしげで、10周年だから「スイートテンダイヤモンドがほしい」なんてフザケタことを言ってやがる。
もちろん、実利主義のしげは、そんな換金しても元値の半分にもなりやしないものを本気でほしいなんて思ってるわけじゃないのだ。ホントに買ってやったら嬉しいことは嬉しいけれど、扱いに困ると自分でも承知している。
なのに「ほしいなあ」、なんて臆面もなく言いやがるところが性格の悪いところだ。
「ほしいものはあるしぃ、下手にほしくもないもの勝手に買われるとイヤなんだけれどぉ、これがほしいなってのを買ってもらうんじゃツマンナイからぁ、これがイイってのをなんとなくアンタが察してプレゼントしてくれてぇ、ビックリさせてくれるのがいいの」
要するに、モノはほしいが、ちゃんとイベントに相応しい状況を作れ、と言いたいらしい。……この、結婚記念日は男がお膳立てするもの、という甘えが、しげの「オンナオンナ」してるとこなんだよなあ。日頃、ベタベタした女を嫌うようなこと言ってる癖して、どうしてこう自分に都合のいいときだけ女であることを振り回すかな。たまには、「お互いを祝う」という発想はできんのか。
プレゼントなんて、なんだっていいじゃん。なのに、昔、図書券をやったら「こんなのはプレゼントじゃない!」って文句つけやがったしなあ。もう、結婚して十年も経てば贈り物のネタなんてないってば。
……『素敵な奥さん』でも贈ってやろうか。
仕事を終えて、しげに連絡すると「キツイ、一人で帰って」。
またかよ、と思いつつ、タクシーを拾って帰る。あれだけ毎日寝てて、どうしてカラダがキツイのか理解に苦しむよなあ。
近所のジョイフルまで来て、もうそろそろしげも目覚めたかなと思って、もう一度電話して晩飯に誘う。安いのが取り柄で、味はまあ二の次って感じのジョイフルだけれど、私はそう嫌いではない。値段が高いワリにたいして味に拘ってない最近の中洲近辺の屋台に比べりゃ、よっぽど良心的ってもんだ。
カルビキムチと豚の角煮を頼んでしげを待つが、すぐ近所なのに、10分、20分待っても全く来る気配がない。
角煮はしげのために取っておいたのだが、いい加減来る気をなくしたのかと、一つつまんだところで、やっと来る。自分のものが手に入らなくなりそうだとすかさず現れるというのは、全くイヤラシイくらいに嗅覚の働くやつだ。
「なんだ、もう食べてるんなら帰るよ」
……遅れて来ておいて、この言い草だもんなあ。ここで「じゃあ帰ろう」なんて言った日には、あとで「メシ食い損なった」「腹減った」とブチブチ文句を言うに決まってるのだ。
「まだ注文するから、座ってなんか頼めよ」
そう言って、仕方なくカレーライスを注文する。別に私はしげが食べ終わるのを待ってたって構わないのに。
……ああ、これでまた太るの? 私……(ToT)。
アニメ『ヒカルの碁』第十二局「三将はお前だ」。
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12月26日(水)
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