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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■これは戦争ではない。……まだ。/映画『クイーンコング』/『カムナガラ』3巻(やまむらはじめ)ほか
オタアミ当日まであと47日! 47日しかないのだ!
劇団ホームページの方の公演情報、まだ私が出演することになってるなあ。いい加減で変えないか。
連休最終日。
起床は7時半。
夕べは映画『陰陽師』を見たあと、床に倒れこんで、そのまま寝てしまったので(どこでも寝れるという特技は、こういう時かえってカラダを壊す原因になるのがネックだよなあ。最近、行き倒れ式に眠っちゃうこと多いぞ)、ちょっとカラダの節々が痛む。
パソコンで「エンピツ」の日記サーフィンをしていると、ところどころに、「戦争」の文字が踊っている。
もしや、と思ってテレビをつけてみると、やっぱり「米英アフガン空爆」のニュース。ブッシュ大統領がなんたら演説しているが、どうも真正面から見るとこの人、マヌケに見えて仕方がない。タリバンがビンラディン引き渡しゃ話は片付くのにそれをしないのは「こんなマヌケ顔に頭下げてたまるか」と思ってるからじゃないのか。
イスラム圏では、人を罵倒するのに「犬」と譬えるそうだが、実際、犬に似てるものなあ(「犬に失礼」との説もアリ)。
それにしても、ネット上では、宣戦布告もないのに「戦争」だあ、と騒ぎ立ててるヤツらが多いのにはビックリ。これは「報復攻撃」であって、「まだ」戦争ではない。ブッシュがいかに「WAR」を繰り返そうと、国際法における「戦争」には当たらないのだ。
もっとも、日本の新聞やテレビがヒトッコトも「戦争」というコトバ使ってないのは、そうしちゃうと自衛隊派遣が「戦争協力」ってことになっちゃうんで使えないんだろうけど。
どっちにしろ、アメリカがあれを「戦争」と呼んでいるのは、自国民の報復の意志を駆りたて、国際協力をも得たいがための宣伝工作の一環にすぎないのである。だから、直接テロにあったわけでもない日本人が、盲目的にあれを「戦争」と呼ぶことは、とりもなおさずアメリカの認識に追従することにしかならない。 そんなに今回の攻撃を「戦争」に仕立て上げたいのはどうしてかね?
この攻撃がどんどん拡大していって、本格的な戦争になればいいと願っているのか?
そうでないなら、安易に「戦争」なんてコトバを使うな。
「21世紀型の戦争」とか、一見意味ありげで、その実何が言いたいんだか分らない言質を繰り返して喜んでる軍事評論家モドキと同じレベルだぞ。
……民間レベルでは戦争について、その程度の認識しか持てないのかねえ。
もちろん、今回の空爆によって、罪のない民間人も多数、死傷しているに違いない。たとえこれが現時点では「戦争」ではないとしても、その「死」は紛れもない事実だ、と主張する方々はおられるだろう。
けどねえ、みんなヒステリックに「民間人がたくさん殺されてるんだぞ!」と叫んでるけどさあ、さて、今まさに民間人を殺しているのは本当にアメリカだって言えるのか、ちょっと考えてみたらどう?
アフガニスタンもまた、ワザと自国民を犠牲にしているってことに、気がつかない?
あのさ、ビンラディンもオマル首相も、アフガンの閣僚が全く犠牲になっていないのに、どうして民間人にだけ被害者が出てるわけかな?
つーか、攻撃ターゲットになってる周辺にどうして民間人がいるの?
危険区域にそれと知らせず、置き去りにしてるからに決まってるじゃないの。
これは、タリバンが「民間人をアメリカは虐殺した。悪いのはアメリカだ」と自分たちを正当化するためにあえて自衛をしなかった、そう考えるのが自然だよねえ。
「パールハーバー」のときみたいにさ。
はい、戦略マニアにはお馴染みでありましょう、田中芳樹の『銀英伝』でも同じ手が使われておりました、「あえて犠牲者を出して戦意を鼓舞する」作戦であります。
……だからこの程度の見え透いたプロパガンダに乗せられて、「イスラムは正しい、アメリカは悪だ」あるいは「戦争自体が悪だ」と主張するヤツらはただのバカなんだって。
で、このバカが歴史上、いなくなるってことはまずないから実に有効な手なのだよなあ。
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10月08日(月)
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