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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ノンマルトの後裔/映画『ウルトラマンコスモス ファーストコンタクト』ほか
朝、テレビをつけるなり、稲垣吾郎の神妙な顔が。
あれ? もう釈放されたの?
まあ、駐車違反と公務執行妨害なだけだから、たいした罪じゃないんだよなあ。稲垣君、ほとんど泣かんばかりの顔で「すみませんでした」と頭を下げているけれど、もう人一人殺しでもしたかのような謝りよう。
アレで謝らなければならんくらいなら、日本人は一人残らず毎日、誰かに謝罪してなきゃならんがね。謝罪する人が身の回りにいなかったら近隣諸国に(笑)。
何日か前、ダウンタウンのハマちゃんが追突事故起こしたけど、別に謹慎したって話も聞かない。まさしくあの「謝罪の姿勢」は、彼が『SMAP』の一員だからってことなんだよなあ。
いや、トシヨリ連中のなかには、未だにSMAPの全員の名前を言えない、とか、「SMAPちゃ何ね? 夫婦交換のこつかいね(それはスワップ。( ゚_゚ )\(〃_〃)バキ)」とかいう人も多いのだ。この事件で、SMAPは、ニュースかワイドショーしか見ないようなオトナにまで、「SMAPちゃあ、たかが交通違反ばしたくらいのこつで謝らにゃならんくらいスゴか人気のあるグループらしかばい」と知らしめたのである。
いいことじゃん。
それに、コメンテーターが「罪は罪として償わなければならない」なんて言い方をしてるときは、既に心理的に罪は許されているのである。
さて、『宇宙船』などを立ち読みしていても、賛否両論っつ〜か、関係者以外には不評の渦の『ウルトラマンコスモス ファーストコンタクト』。
いやがるしげをムリヤリ誘い、朝一回だけ上映中のAMCキャナルシティへ。
割引券があったので、それを用意して行ったのだが、来週分で使えないと言う。仕方なく既定料金を払い、中へ。何だか幸先が悪いな。
入ると『サクラ大戦 活動写真』の映画予告編が流れている。
脚本家のあかほりさとるを、しげがとことん嫌っているので、これ単独の上映ならまず見に行くことはないのだが、今回、併映が『スレイヤーズぷれみあむ』に『あずまんが大王』『デ・ジ・キャラット』なのである。
ううむ、これは濃い。濃すぎる。
まさしく現在考えうる最強の「美少女アニメ」、オタクにのみターゲットを絞ったラインナップではないか。もう「冬の角川アニメ」なんて通しタイトルは取っ払って、「ロリコンフェスティバル」とでも銘打った方がピッタリこよう(笑)。
藤田容疑者も、もうちょっとガマンしてれば、こんないいものが見られたのに(^w^)。
しかも、『サクラ』の劇場版の監督に、『エスパー魔美』『チンプイ』『クレヨンしんちゃん』の本郷みつるを起用しているぞ。
『チンプイ』では、ほたるちゃんという藤子原作にないオリジナルキャラを作って「美少女を描かせるなら本郷みつる」という定評を受け、更に劇場版『クレしん』シリーズではルル・ル・ルルや吹雪丸、トッペマ・マペットなど、原作以上の切なく可憐でしかし力強く戦うヒロインを造形してきた本郷氏である。「帝国歌劇団」という題材はまさしく本郷氏にとっては自家薬籠中のものだろう。
ああ、見たいぞ、これは。
と言うか、しげが行かなくても、私一人でも見に行くぞこれは。劇場も多分、大きなお客様ばかりだろうから恥ずかしくないし(笑)。
……そう言えば『∀ガンダム』も映画化だってな。ホントに「アニメ新世紀」目指してるかな、トミノさん。
まあ、それはそれとして『ウルトラマンコスモス』である。
……なるほど、賛否両論になったのもよくわかる。確かにこの映画、相手にしている客層がずいぶんと狭い。
まず、この映画の中でのウルトラマン、これがあくまで「ドラマの中のキャラクター」ということになっている。つまり、ウルトラマンが実在していない世界なのだ。しかし、ここが重要なことなのだが、じゃあバルタン星人もドラマ上の存在なのかと言うとそうではなく、この世界での『ウルトラマン』中にバルタン星人は登場していないらしいのだね。
なんだかややこしいが、『ウルトラマン』中の『侵略者を撃て』『科特隊宇宙へ』のエピソードはなく、『禁じられた言葉』でメフィラス星人が連れて来たのはザラブ星人とケムール人だけ、と考えればいいのかな。
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08月27日(月)
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