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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■1周年!/TVスペシャル『ルパン三世・アルカトラズコネクション』ほか
あー、ついにここまで来ました。
何がって?
1周年なんですよ!
……よく続いたなあ。
まあ子供のころからね、気が向いたように日記書いたりはしてたけどね、たいてい3日やそこらで続かなかったのだ。
昔は私も若かったから(そりゃそうだ)、日記にはできるだけ正直に自分の気持ちを書かねばならんものだと思いこんでいた。
でも、人間ってのは、どんなに正直になろうったって、なりきれるものじゃない。自分を美化したい、都合の悪いことは隠したい、そう思うものである。
で、読み返した時に、「なんて俺はウソツキなんだ」と感じてやめちゃってたのだな。
「演劇集団 P.P.Produce」の「宣伝」として、一年前、日記を書かねばならないことになった時、さて、自分が日記を書き続けられるかどうか不安になった。というより、「日記を書き続けるためにはどうしたらいいか」ということを真っ先に考えなきゃならなくなったのだ。
せっかくホームページを覗いてもらっても、更新が滞ってたら、お客さんは離れて行ってしまう。自分が書かなくても、誰かメンバーが書いてくれるだろうなんてことは期待出来ない(悪口を言いたいわけじゃないけどさ、実際、毎日書いてるメンバーは現段階で誰もいないんだから否定はできんよな)。
こりゃ、私が書き続けるしかないんだけど、「自分のことを正直に書こう」なんて考えじゃ、絶対に続かないことはもう解りきってる。
ではどうするか。
考えは決まった。これは、「劇団」のホームページである。役者として、脚本家として、「読み物」として日記を書いていけばいいのだ。事実を元にしてはいても、そこに現れているキャラクターは、私自身のそれとは微妙に違う。
傲岸不遜で、好き勝手なことを言ってはいても、肝心なところでヌケていて、困難が生じたら尻尾を巻いて逃げ出す、そんな無責任なヤツに自分を設定した。まあ実像とあまり違わないという説はあるが(^_^;)。
そうしたら書ける書ける。
書きたいことは多々あれど、当初は千字というシバリがあったから、内容を削るのに苦労するくらいだった。
ある事件をきっかけに、1月26日以降、こちらの「エンピツ」に日記を移したが、制限枚数が原稿用紙20枚と飛躍的に伸びたので、日によっては本当に20枚ギリギリまで書く日もあった。
もともとの私の性格だったら、こんな個人主義的でつまんない日記を、むりやりみんなに読ませるなんて、なんて恥晒しなことしてるんだろう、と、落ちこんでいただろう。でもこれはホントの私じゃないしな、と開き直ることができたのである。
以前も書いたが、「虚実皮膜の境に遊ぶ」。
これがこの日記の基本コンセプトである。
部屋を片付けていたら、昔、書いた日記が出てきた。なんと25〜26歳、独身時代の時のものである。今の私の日記と比べてみると、どう違うか一興かと思い、一部を抜粋することにする。
これが一周年特別編(^^)。公表を前提としたものではないので、一部、差し障りがあるところは削除してますが悪しからず。
1988年12月11日。
日曜。終日洗濯。考えてみると、サテ、いったい何ヶ月洗濯してなかったのだろう。3回やってもまだ半分以上残っている。
夕方より本町へ(注・北九州市若松区。当時はそこに住んでいた)。
本棚を三つ注文。今日中に部屋を整理するのは無理そうなので、とりあえず便所前の空間に置く。おかげで便所に入るのにイチイチ本棚を動かさなければならないので、めんどい(だったら置くなよ)。
ビデオ『少公女』、『紅孔雀』、『風林火山』。
『少公女』は外国のスタジオドラマだが、声優がテレビアニメと同じなので、妙な違和感があって面白い。Oさん(注・知り合いの女性)なんか喜びそう。
『風林火山』、若いころの佐久間良子、どことなくAさん(注・当時好きだった女性。……あはは)に似てる感じ。沢口靖子と足して2で割った感じか。
親にTel。正月帰省の件、相談。できれば年末、こちらに残ってビデオの録画をしたいが、そうは言えず、苦しい答弁。
岡本綺堂『影を踏まれた女』、花田清輝『小説平家』読む。
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08月03日(金)
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