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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■天ブラサンライズ/『吼えろペン』1巻(島本和彦)/DVD『サウスパーク無修正映画版』ほか
 明日から三連休である。しかも休日出勤のない連休だ。
 この機会に読み損ねていた本、見損ねていた映画をたっぷり見ねばと気分は高揚。仕事を大急ぎで片付け、2時間早引けして、しげを誘って天神に食事がてら買い物に行くことにする。
 回るところは決めているが、長引いたりするようだと、しげの仕事の時間が迫ってくるので、こういう時、私は遠慮なく有給を使って休む。こう休みが多いと、他人から僻まれることもあるんだが、本気で僻むやつは精神的○○者なので、気にするひつようはない。
 「銀ブラ」って言葉はあるけれど、福岡だとやっぱり「天ブラ」になるんだろうな。中洲や川端はブラつけるほどの広さないし。その辺、博多生まれの私にはちょっと悔しい(他地方の人には解りにくいでしょうが、「天神」という町は「福岡」であって、「博多」ではないのです)。
 一緒に出かける機会も少なくなっていたので、しげがはしゃぐことはしゃぐこと。……そんなにはしゃいで、外はすっかり暑くなってるてえのに、熱射病になるなよ。

 天神に行く前に昔馴染みの本屋に寄る。小さいけれど、福岡で一番早く新刊が並ぶ穴場な本屋なので(東京発売のほぼ翌日。どういうルートがあるんだ?)、何冊か本を買う。
 どういうわけか、しげは私がこの店に寄ることを嫌がるのだ。行きに寄ると「これから出かけるのに」と怒り、帰りに寄ると「もう帰るのに」と怒るのである。小さな本屋だし、そうたいした時間はかからないのに、イヤミを言われるのは理不尽だ。
 しげ自身は、ショッピングとなると、服屋であろうと、キャラクターグッズの店であろうと、なにも買わないで冷やかしばかりしているのに。そっちの方がよっぽど無駄な時間だと思うがなあ。


 しげがまたもやロイヤルホストに拘ったので、住吉通りを回って食事。
 ロイホは数あれど、ここのロイホは、焼肉プレートがあるのが特徴。焼肉好きのしげだから、てっきり焼肉を頼むのかと思ったら、「ここは高いから」と、普通の食事。
 食事を待つ間に、さっき買ったばかりのマンガ、島本和彦『吼えろペン』1巻を読む。ちょうど主人公のマンガ家、炎尾燃と編集者が「ロイホ」で打ち合わせしていたので苦笑。
 ……と「ロイホ」を連発しているが、私は日常会話でロイヤルホストを「ロイホ」と省略して呼ぶことは全くない(福岡では「ローホ」と略してる人のほうが多いみたいだが)。……「ロイヤルホスト」でいいじゃん。無理に略さにゃならんほど長いコトバでもあるまいに、というのがその理由だ。
 同じように、「マクドナルド」も滅多に「マック」とか「マクド」とか言わない。「マクドナルド」で何が不都合だというのだ。
 いやまあ、腹を立てるほどのことじゃないんだけどね。なんだか若者への嫉妬のように取られるのもヤだからこの辺でやめよう。

 『吼えろペン』、一応キャラクターは『燃えよペン』と共通してるけれど、設定はよりフィクショナルかつギャグの方向に傾倒している。
 なにしろ、人気ゲーム「ぴかりモン」の原作者と勘違いされた炎尾燃が、反日アメリカ人に雇われた女スナイパーに狙われるってんだから。……しかも、その女スナイパーを前にして炎尾が涙を流しながら叫ぶセリフが凄い。
 地球をバックに見開きタチキリで、「世界中でゲームやアニメが何百万本売れようが、おれには1円も入ってこんっ!!!」
 ……力説することかい。……力説したいんだろうなあ(^_^;)。


 「マンガ家の熱い魂」に触れた後、余勢を借りたように(^o^)、ベスト電器と福家書店に回ってDVDや本を買いこむ。
 夏コミのカタログ本を見つけて、買おうとするが、しげが「そんなん買ってどうするん」と文句をつける。
 「いや、山本弘さんのブースがどこにあるのか探そうと思って」
 「見つけられるの?」
 「見当はつくし」
 ……で、買ったんだけど、後で読んでみたら、余りに参加者が多過ぎて、全く見当がつかないのであった。あの5cmはあろうかという厚さはダテではなかったのだな。
 珍しくしげの判断が当たった例なので、きちんと記録しておいてやろう。……負け惜しみかな。



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07月19日(木)
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