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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■愛の嵐/DVD『BLOOD THE LAST VAMPIRE』コンプリートボックス
 部屋中のカレンダーをめくるのを忘れていたのだが、今日になってようやくめくる。
 今時『エヴァ』のカレンダー掛けてるやつも珍しいだろうが、今月は『少女革命ウテナ』の長谷川真也描く綾波という、イラストとしてGOODなもの。姫宮アンシーが綾波のコスプレしてるようなもんだが、ともかくふとももがもうとんでもなくセクシー。こんな肉感的な綾波も珍しかろう。
 それをトイレに貼ってるってのがまたなんとも(^_^;)。


 今日は二週間ぶりの練習日だが、しげから依頼されていた脚本の第一稿、朝6時の時点でまだ仕上がっていない。
 夕べ早寝をして、起きてから書き上げるつもりだったのだが、ついまた眠ってしまった。しげは「ウソツキ」と私をなじるし、えいくそと一念発起して、二時間で脚本を仕上げる。多少、荒削りなところはあるが、第一稿だからそう問題はあるまい。

 しげは仕事のミーティングがあるとかで、予約している練習部屋は、私が開けに行くことになっている。ところが、脚本を印刷していたら、あと一枚というところで用紙が品切れ。予備の紙のありかが分らず、ウチを出るのが遅れる。
 慌てて自転車をかっ飛ばし、10時ピッタリに「パピオ」に到着。もう穂希嬢(どうも「ハカセ」と呼ぶほうがしっくり来るなあ)は来ていて待っていた。
 「てっきり私も遅刻かと思ってたんですけど」
 起きたのが9時25分で、慌てて同じく自転車をかっ飛ばしてきたそうである。
 今日集まる予定なのは、あとしげとよしひと嬢だけでちょっと寂しいが、二人が来るまでにできたてほやほやの脚本を穂希嬢に読んでもらう。
 受けはイマイチ(^_^;)。
 やはり「わけが分らん」と言われる。一人よがりな芝居を書いてるつもりはないんだがなあ。どうして毎回同じ批評ばかり言われるかなあ。何か人間として欠けているところがあるのだろうか。

 1時間ほどして、しげとよしひと嬢、ほぼ同時に到着。
 とりあえず肉練から、ということになったが、私は特に練習着を用意して来ていない。しげが、
 「なんで準備してないの!?」
 と怒るので、
 「だって演技するわけじゃないし……」
 と答えたら、
 「もう決定してるんスけど、あんたのキャスト入り」
 ……は?
 「いや、たしかに他に人がいなけりゃって言ったけど」
 ややしどろもどろになる私に、しげの一言。
 「いないんだよ」

 と言うわけで、多分4年ぶりの舞台出演が決定。
 おかげで普段着のまま肉練させられたが、『灼熱ブギ』(vo.田中真弓)にノって踊れってのは、四十男には無理だよう(T_T)。

 今回の芝居は二本立てのオムニバスである。
 まだ正式タイトルは未定なので、便宜上、A・Bと呼ぶが、今日の相談で演出とキャストだけは決まった。

 A 脚本 勘よしひと
   演出 嶋田悠太
   出演 藤原敬之(夫)
      勘よしひと(妻)
      桜 穂希(友人)

 B 原案 嶋田悠太
   脚本 藤原敬之
   演出 勘よしひと
   出演 鴉丸 誠(織姫あや)
      嶋田悠己(日高ありす) 
      其ノ他大勢(河合亜季夫)

 ……ホントに決定なんだろうな。しかし変だなあ。ウチはもっとメンバーは多いはずなのになんでこんなにオモテに出てくるやつが少ないのかなあ。
 まだ物語の筋をあかすわけにはいかないが、私は、特撮ドラマの脚本家で、家では気の弱い亭主、といった役どころである。なんだか私には合わない気がするんだけど。
 シノプシスを読んだかぎりにおいては、鈴邑君か藤田君のほうが似合いそうなんだが、二人とも仕事の都合で裏方しかできないというのならしかたがないのである。
 ……でもね、でもね、あのね、結構おいしい役なんだよ?
 なんたって、ウチの劇団のマドンナ、よしひと嬢を奥さんに、更には穂希嬢を愛人にできるんだから。
 今からでもお二方のうちどちらか、私の代わりにやってみない?

 随分私が臆病だなあ、と、ご疑念を抱いている読者もおありなのではないか。
 しかし、同時に、私が何を恐れているか、賢明な読者ならばお判りであろう。

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05月13日(日)
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