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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■おむすびころりん/『最終兵器彼女』4巻(高橋しん)ほか
 朝はまあ、何ということもなかったのである。
 確かにひどく寝汗はかいてたけどね、「なんだなんだこの汗は。別に○○○○○○○ないぞ」と思いつつ、職場に行った。
 昼にさしかかるころから、頭が重くなり、眩暈がして、歩くとパンチドランカーになった矢吹ジョーのように蛇行し始めた。
 立ちくらみが激しく、ついには椅子から立ち上がれなくなった。
 マジでヤバイ(゚-゚;)。
 それでも仕事を中断するわけにはいかず、気力でやりぬく。
 自分で言うのもなんだが、仕事がんばってるよなあ。これでどうして上司の覚えが悪いかなあ。やっぱり生意気に思われてるからだろうなあ。
 特に反抗的な態度なんかとってないんだけどなぜかそう思われてるらしいのは、私の口調が慇懃無礼に聞こえるからなんだろうなあ。
 だから女房からは「あんたの世界の中心にはサインポールが回っている」と言われてしまうのである。
 わかってんなら改善せいってか?
 しかし、私が二歳のころの録音テープが残っているのだが、声質はともかく、口調は今と全く変わっていないのである。
 『クレヨンしんちゃん』のカザマ君の「何言ってんだよ、バカだなあ」というセリフをもっと抑揚をつけて喋っていると考えてもらいたい。
 ……二歳でこれだぜ。やなガキだよなあ。しかしいったいどこをどうやったらこんなガキに育てられると言うのだ。やっぱり職人の家に生まれたせいか? だとしても、ここまでどっぷり身に染みついてるものは、今更改善のしようもないのである。
 ちなみにそのときのテープには、私が『ウルトラQ』のテーマソングを「だだだだ、だだだだ、だだだだ、だだだだ、だだ〜ん、だだ〜ン」と歌っているのまで収録されている(^_^;)。
 それはそれとして、眩暈と立ちくらみと吐き気と寒気である(あ、増えてら)。
 このままおさまりそうにもないので、明日病院に行くことにして、仕事をいくつか同僚に頼んで帰宅(別に早引けはしてないぞ)。
 ああ、でもこれでまた、片付けなきゃならない仕事が溜まるんだよなあ。しわ寄せは翌日に来るのである。

 晩飯は女房がコンビニで買っておいたやたら辛いビーフン。
 またまた胃に悪そうだが、女房が意に介した様子はない。女房もこの日記読んでるんだからなあ。少しは夫のカラダを気遣って健康によさそうなものを作ってくれるなりしてくれてもいいように思うが、現実は全く正反対である。
 もしかして、女房、私に殺意を抱いているのか?

 DVD『ヤング・フランケンシュタイン』、見残していた特典映像などを見る。
 私のフェイバリット・コメディアンの一人である故マーティ・フェルドマン、メキシコでのインタビューに答えている映像が収録されているのだが、あのバ○○○氏病かと思えるほどのギョロ目ではない。
 斜視は斜視なのだが(メル・ブルックスのコメンタリーによると、横は見えても真正面は見えないそうだ。ほんまかいな)、普通にまぶたを閉じている。
 あのギョロ目、演技だったのか!
 『サイレント・ムービー』でもあの目で出演していたから、てっきり地顔だと思ってた。
 しかし、フェルドマン氏の声、実にスマートでいい声である。
 私が初めに出会ったのは、テレビの吹替え版。熊倉一雄氏のダミ声の印象が強いものだから、本人の声の方がかえって違和感あること夥しい。
 ご存知ヒッチコックの声もそうだが、本人以上に本人にハマっているというのは、吹替えとしてはチト考えものではあるのだ。
 個性的な声の人って、面白いけど、アニメならともかく生身の人間に声をあてるとなると、使いにくいことも多々あるだろうと思う。熊倉さんかアテると、どうしてもトラヒゲかブルートが喋ってるように思えてしまうし、大平透だとハクション大魔王か喪黒福造だ。
 肝付兼太も、何やってもスネ夫だしなあ。
 今時の声優は無個性だ、とはよく言われるが、ホントはそのほうがいい面もあるような気がする。

 この日記、「エンピツ」というサーバーから借りて書いているのだが、先日の移転に伴って、お気に入りの日記を登録することができるようになった。

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04月25日(水)
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