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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■土曜ワイド「女三人露天風呂殺人事件・湯煙の向こうに殺意が見えた」……ってウソだからね。
連休第1日目。
休みだというのに目覚めたのは6時。女房じゃないが、打ち上げだって言うんで緊張してるんだろうか。
夕べからの部屋の片付け、まだ全然終わっていないので、午前中はそれにかかりっきり。本を積み上げ、床を広げて、女房が掃除機をかける、その繰り返し。
昼前には二人ともすっかりくたびれ果てた。
……出かける前に疲れてどうするんだろうね。
女房は仮眠、私は風呂に入ってひと休憩。……って、今から温泉行くのに(^_^;)。
実は朝の時点で、どこに行くのか知らなかったりする。
幹事は女房と鴉丸嬢の二人なのだが、初め私は金欠病で参加しないつもりでいたからだ。給料取りが情けない話であるが、来月東京行きが控えているので、そうそう散財は出来んのである。
で、結局、今日は鴉丸嬢と女房のおごり。
……って、女房がおごってちゃ節約にならんやんか。
2時にJR吉塚駅で待ち合わせ。
女房と私は15分ほど早く着いたが、よしひと嬢もじきに到着。髪をバッサリ切られていたが、何かあったのだろうか……うーん、発想がオヤジ。
ともあれ、元気そうで何より。何しろ会うのはほぼ一月半ぶりである。
「台本進んでる?」と聞くと、
「てへへ(はあと)」と笑われる。おいおい。
一応シノプシスは膨らんだようだが、キャラ設定は詳しくなったものの、ストーリーはまだまだ人間どうしの葛藤が描かれてなくて、ドラマとしては弱い。完成までにはもうしばらく時間がかかりそうである。
20分ほど遅れて鴉丸嬢も合流。黒のブラウス、タイトスカートで、黒づくめ。一瞬「魔女」かと思った……って失礼な。家から駅まで数キロ歩いてきたそうで、そりゃ遅れるわな。帰りが遅くなることを土壇場で思い出したそうで、この子も相当あわてものである。
あわてものといえば、今回の打ち上げ、参加者はこの四人だけである。
なんでも女房が「14日はどうかなあ」と鴉丸嬢に問い合わせた次の電話で、もう「宴会場の予約取ったよ!」と他のメンバーの事情も聞かずに即決しちゃったそうなのである。
おかげで殆どのメンバーが「仕事で」「お金が」等の理由で欠席。
塩浦嬢は直前まで参加予定であったが、「大学の単位が」とドタキャン。
こうなるともう一回くらい第2次打ち上げを企画せねばならんのではないかな。
篠栗駅から送迎バスに乗って、「レイクサイドホテル久山」というところに向かう。なんだか豪勢だなあ。私ゃてっきりケチ臭い女房のことだから、どこぞのしもた屋みたいな温泉宿に行くのかと思ってたが。
……つげ義春かい。
風呂が24種類もあるというのがウリだそうで、女房もその数に惹かれたらしい。
送迎バスの中で既にみんなのテンション、相当高くなっている。
鴉丸嬢は、昨日、職場で「明日温泉でしょ? がんばってね!」と激励されて来たそうな。温泉で何をがんばるのか。
女房は買ったばかりのデジカメを撮りまくる。例の事故の示談金でこっそり買っていたのだ。……以前も事故でお金をもらったことがあるそうで、これじゃホントに当たり屋である。
「あぶく銭で買ったカメラ〜♪」
と女房は踊っているが、なんだか人間が間違ってるぞ。
ホテル到着、腹は減っていたがまずは風呂へ。
入口のところで、鴉丸嬢に「ここからはお別れよ」と言われる。誰も覗きはしないっちゅ〜のに。どうしてみんな私を中年スケベ親父のように言うかな。……中年だからか。ぐすぐす(T_T)。
内風呂はなんの変哲もなく、そう広くもなくあまり面白くない。
早々に露天風呂の方に行く。
●岩風呂……そう広いというほどでもないし、景色も悪い。というか回りが建物で何も見えない。「レイクサイド」って、湖はどこだ。女湯側か? 温度はぬるめで冬場は寒そう。
●石菖(しょうぶ)サウナ……要するに菖蒲湯のサウナ版。匂いがよく、これはなかなかよかった。ログハウス形式にしたのは日本初だそうだが、別に初だからどうしたってものでもないよな。
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04月14日(土)
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