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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ファイティング・スイーパー/『こち亀』124巻(秋本治)
昨晩、2時ごろまで寝つけなかったので、女房に「朝になったら起こしてくれ」と頼んで眠る。
ところが、朝目覚めてみると、もう7時。女房のやろう、またもやぐごが、うおあ、げびびぶーと高いびき。……昨日あれだけ寝ていて、またなんでこんなに眠れるのだ。
慌ててタクシーを拾って職場に駆け込み、ぎりぎりセーフ。うわあまた散財。
帰宅して「頼ンどいたのになんで起こしてくれないんだよっ!」と文句を言うと、「ダメって言ったよォ!」と言い返してくる。そんなん聞いた覚えがない。女房が心の中で言っただけか、私が頼んだ直後に落ちたかのどちらかであろう。
女房がよく私の事を「3秒で寝る男」と呼ぶが、実際、私は目を閉じた一瞬で落ちてしまうこともザラだ。で、夢を見ないときなどは、自分の感覚では目を開けた一秒後にはもう朝になっているので、睡眠と言うより失神に近いように思う。
ずっと子供の頃はどちらかというと寝つきが悪いほうだと思っていたのだが、いつから私はこんなになったのだろうか。体調的なものもあるかもしれないが、何となく心理的な作用のようにも思える。
現実逃避の願望が強いのかなあ、と思っていたら、今朝見た夢は、「ピーター・セラーズが来日して、ドサ回りのスタンダップ芸を見せる」というものだった。
どこかの地下の小さな小劇場なので客は百人もいない。その中の一人として私は、パーティグッズのヒゲメガネをつけたセラーズがタキシード姿で手品を披露しているのを眺めているのである。
「セラーズはとうに死んでるし、これは夢だな。しかし、セラーズほどのヒトをこんな場末で働かせる夢を見るなんて、俺はなんてひどいやつなんだ」……と、夢の中の私は考えているのである。
じゃあ夢の中の私の意識がはっきりしているのかというとそうではなく、「この夢、何度見たかなあ」と、今日初めて見た夢なのにそんなことを考えているのだ。
……居たたまれなくなって目が覚めたら7時、ということだったのだから、セラーズのおかげで遅刻せずにすんだのかな。
帰宅して昨日の日記を書こうとすると、「今日こそ部屋を片付けてよ!」と女房がうるさい。
私は買った本のカバーは必ずつけておくことにしているので、そのままだと何の本だか分らない。それで表紙に筆でタイトルを書いておくのだが、未整理の本が溜まっていたので、それを書いていくだけで時間がかかる。
「私が書いてあげようか?」と女房がねだるような視線をこちらに向けるが、言下に「ダメ」と断る。
女房の字は小学校低学年並のへたくそさで、それでもまあなんとか読めなくはないのだが、問題なのは徹底的に字配りができない、ということである。何度か表書きを頼んだことがあるのだが、最初にどでかく書くものだから最後はジリ貧で、作者の名前を書けないことも多かったのだ。
なんとかタイトルを書き終わって、大きさごとに並べる。で、あとは本棚に並べたいところなのだが、既にウチには、本棚を置くスペース自体がない。つまりあとは床やテープルの上に平積みしていくだけである。
……片付けとは言わんわな。数年後にはどうしたって別に部屋を借りるか購入せざるを得ないが、女房はやたらと「ロフトつき」の部屋に拘っている。……本の収納にまるで向いとらんやないか。
ウチの劇団のHPに、ようやくよしひと嬢とハカセ嬢の二人のプロフィールが新規で載った。
よしひと嬢、ここしばらく体調を崩したりしていて、とんと音沙汰がなかったので心配していたのだが、どうやら元気になったようで、ホッとする。
何と言っても演劇集団 P.P.Produceのマドンナであり、天照大神であらせられるお方だ。このまま天岩戸にお篭りのままでは、メンバー内の士気にも関わるところであった。これでようやく次の芝居の準備にとりかかれる目途が立つというものである。
それにしても、昔からそうだったが、初対面でよしひと嬢の魅力にコロリと参る男どものいかに多いことか。AIQの某氏もよしひと嬢を称賛されていたし、ウチのメンバーの某君も、今回のプロフィールの中のコメントで、優しい言葉をかけられて有頂天になっている。
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04月13日(金)
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