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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■大江山枕酒呑草子/『カエル屋敷のベンジャミン』(玖保キリコ)ほか
うひゃひゃ、いったん書いた日記があと三行、というところで突然消えてしまったがや。
かと言って、短くまとめて書くのも癪なので、大急ぎで書く。多少文章がへんてこなところがあるかもしれないが、そこはお見逃しねがいたい。これでまた鼻血でも出してぶっ倒れたら大笑いだな。
雨も上がって晴れ晴れとした上天気。
桜はおおかた散ってしまった、と昨日の日記には書いたが、通勤途中で、満開の桜の木を発見。
……なんなんだありゃ。養分がよほどいいのか、根性が座っているのか。
花壇のアジサイの色が変化していて、その下に死体が埋められていることがバレる、というトリックがミステリにはよく使われているが、桜で何かアイデアが浮かばないかな、としばし考える。
ところがここ連日、仕事がやたらめったら忙しいので、なんだかワケの解らない妄想しか浮かばない。
「桜が咲いたように見えたが実はそれは梅だった」とか、「さくらんぼを食べたら錯乱した」とか、「桜の木を操っているのは実は桜井長一郎である」とか。
……最後のはいったい何なんだ(+_+)。
やはりどこか脳のネジがぶっ飛んでいるのである。
仕事から帰宅、昨日まで足の踏み場もなかった部屋の中が、ごく細道ではあるが通れるようになっている。
近々また客があるので、女房がようやく部屋を片付け始めたらしい。
できればちょくちょく客には来てもらいたいものだ。でなきゃウチはあっという間にゴミの山にうずもれて崩壊してしまう。
部屋の中央に謎の紙袋が置いてあったので、ハテ、と中を覗いてみた。
『ONE PIECE』が全巻、さらにはウチにあるジャンプコミックスの一覧表がワープロ打ちされた紙が入れてある。
つらつらとそのリストを眺めていると、なんだかひどくなつかしい気持ちに襲われてきた。
『幽&魅衣』、『すすめ!パイレーツ』、『ストップ!ひばりくん』、『まじかるタルるーとくん』、『ついでにとんちんかん』……。アニメ化されたものも多いが、別にアニメになったから買い始めた、ということでなく、ほぼ全て初版で買ってたものばかりだった。先見の明があるな、と威張りたいところだが、数買ってりゃアタリも多いってだけの話なんだよね、実のところ。
『ブンの青シュン!』とか『三軍神参上!』なんて、今どきゃ誰も覚えちゃいまいな。
一番古いのは『ハレンチ学園』かな。これ読んでたころは女房なんかこの世に影も形もなかったんだよな。
……年月は無情だ(T_T)。
……しかしリストを見ているうちに、ハテ、と気づく。
そもそもこれは何なのだ?
まとめて袋に入れてあるってことは、誰かに貸そうとしてるんだってことは解る。初めはハカセにかなあ、と思ったのだ。でもそれならウチに直接来ればいいわけだしなあ、と思っていたら。
夜になって、女房が仕事に出る時、その袋を持っていったので、ようやく仕事先の同僚に貸してあげるのだ、と見当がついた。
しかしどんなヒトに貸すのだろう。もしかして、あの、強烈に「ヒトがいい」というウワサの、マネージャーさんだろうか。……ウワサしてんのは女房だけど。
女房の話を信じる限り、マネージャーさんというお方は「青春一直線野郎」である。なにしろ女房に「困ったことがあったら、いつでも僕に相談してネ! 力になるヨ!」と、語尾がカタカナになっちまうようなおヒトだそうだから。
もしもマネージャーさんが『ONE PIECE』をお読みになったとしたら、どんな反応を示されるのだろうか。
「やあ、ルフィっていいやつだネ! ボクも冒険の旅に出たくなっちゃったヨ!」
……あったこともないヒトをサカナにするのもなんだが、「旅人」が似合いそうなヒトのような気がするなあ。
藤原道長の『御堂関白記』に、清少納言についての記述があることを知り、興味深く読む。
藤原保昌の郎等に、清原某という男がいた。ある子細から、頼光四天王によって暗殺されることになるのだが、実はこの男の妹が清少納言である。
清原邸に四天王が押し入った時、清少納言もそこに同席していた。
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04月10日(火)
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