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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■デイ・アフター/『漫画 巷説百物語』(京極夏彦・森野達弥)ほか
 朝になって台所を覗くと、なかなか楽しい情況になっている。
 フライパンには卵がべたーっとこびりついているし、電子ジャーの周囲には米が散乱している。
 さては女房のやつ、オニギリ作るのに櫃から直接コメを取ろうとしたな。いったんボールかなにかに移すという頭がないのか。要領は前にちゃんと教えているのに。
 でも、悪戦苦闘しながら作ってくれたのだから、文句を言ったらバチが当たるかな。実際、私は充分満足してるのだが、女房は昨日はずっと「コンピニ弁当買った方がよかったかなあ」と拗ねていたのだ。
 ちょっとぐらい大味でも、女房が作ってくれた料理のほうが美味いのに決まってるんだけどな。
 ……大味で思い出したが、女房がバレンタインに送りまくったあの巨大なブロックチョコ、もうみなさん食されたのであろうか。

 先週は新番組を見逃しまくったので、今日は気合いを入れて朝からテレビに齧りつく。幸い『アギト』も『どれみ』も筋がわからなくなるということは無かった。
 『デジモンテイマーズ』第2話、ギルモンの声が野沢雅子。
 ……息が長いなんてもんじゃないな、声優生活四十年を数えてなお主役が張れるってのは化け物である。もはや声優界の人間国宝と言ってもいいかもしれない。新人声優が雨後のタケノコのごとくワラワラ現れては消えする現状では、懐かしい声が聞けるだけでホッとするのも事実だが、その分、物語の中で「浮いて」しまっているのもまた事実で、それがちょっと悲しい。
 作画は二話目でまだ安定している。主役の男の子が気弱なタイプで、およそ元気がないが、この子の心の成長が大きな縦軸になっていくのだろう。結構リアル路線を走っていきそうな気配だが、変に『エヴァ』モドキにならなければ面白くなるのじゃないかな。
 『コメットさん』第2話、絵柄が今風になってたので、全然期待してなかったのだが、これが意外にいい出来。地球に流れてきた王子様を探すって、なんだか『ちゅうかなぱいぱい』みたいな設定だが、脚本は別に浦沢さんではない。
 いや、何が驚いたって、これが旧作のリメイクではなくて、ストレートな続編だったってことだ。だって、先代コメットさんの娘って設定なのだもの。……もちろんこの「先代」とは九重佑三子のことである。声聞いたとき、思わず耳を疑ったが、ホントにホント、女王様の声が九重佑三子本人だったのにはぶっ飛んだ。ああ、ほっぺたにペケマークをつけられてたあのボーイッシュな女の子が今や……。マジでこれは感無量である。なんでも「二代目」大場久美子も出演予定とかで、歴代三人のコメットさんが勢ぞろいするわけである。ちゃんと大人のお客様も取り込もうという戦略はアザトイが、こういうの、嫌いではない。前田亜季も熱演で、危惧していたほど悪い出来でもない。こうなればぜひともあの「ペケマーク」の設定は残してほしいものであるが、無理だろうか。
 コメットさんのライバルが「メテオ」ってのはハマリ過ぎ(^o^)。もちろんたかビーなお嬢さまでフェイト教授以来の自爆タイプである。どっちかっつ〜と私はこっちのこの子が見たくて次回も見てしまいそうだ。

 今日は百道まで文化映画を見に行こうかと思っていたのだが、先週からの疲れがどっと溜まっていたのだろう、睡魔が短い周期で襲ってきて、どうにも体が動かない。日記も書けずに昼過ぎまで寝こむ。
 練習に行った女房に、帰りに栄養のつくものでも買って来てもらおうかと思って、携帯に留守録を入れておくが、結局女房は気付かなかったようである。
 帰宅した女房は何も買ってきていないどころか、いきなりハカセを連れてきやがった。部屋の中はゴミの山だというのに。
 座れる場所がパソコンの前の椅子しかないので、そこに座ってもらって、劇団のホームページなど覗いてもらう。桜雅嬢のモザイク写真などを見てウケていたようだが、私は睡魔に勝てず、そのまま寝入ってしまった。ハカセは果たしてウチで楽しめたのだろうか。もし楽しかったのなら、また一人、悪の道にハマりこむ人間が増えたのかもしれない。

 『ニュータイプ』『アニメージュ』5月号、福岡でやらないテレビアニメの情報に歯噛みしつつ読む。

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04月08日(日)
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