ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491769hit]

■桜の森の満開の下/『イギリス人はおかしい』(高尾慶子)ほか
 どひゃあああ。に、日記が、日記が消えてるうううう!
 現在これを書いているのは4月4日の午後6時20分。昨日の夜、日記が開きにくいなあとは思っていたのだが、故障があったらしくて、2日の分からまるまる消えてしまったのだ。
 この年度初めで仕事も忙しいってのに、「エンピツ」の野郎、なんて事故を起こしてくれるのだ。おかげで今日一日で三日分の日記を書かねばならなくなってしまったではないか。
 ……愚痴ってるヒマはないぞ。二日前に書いた文章なんか殆ど中身を忘れてるが、なんとか思い出して書こう。


 今日から年度初めである。
 ワープロだのなんだの、職場に持っていかねばならない荷物も多いので、タクシーを利用する。
 道端の桜を横目に見ながら、そろそろ七分咲きかなあ、昨日女房を花見に連れていかなかったのは悪かったなあ、などと考える。週末まで桜が咲き残っていたら、『ブルースブラザース』のDVDを買いに行くついでに花見としゃれこもうかな。
 そう言いながら、気温はここ数日まだまだ肌寒い。昨日などは雨までぱらついていたのだ。
 そんな雨の中だってのに、近所の公園では夕べも場所取りの花見客が何十組もぶるぶる震えながら毛布かぶって徹夜していたのだ。……根性あるなあ、というより、劇場アニメの初日に徹夜で並ぶオタクを嗤えねえぞ、お前ら。そんなに酒が飲みたいか。
 でも春先のイベントって言ったら、花見くらいしかないししょうがないのかもしれない。「花祭り」は地味だし、第一何か飲んだり食ったりして騒ぐって類のものでもない。『OL進化論』か何かのマンガで「食いものと結びついていないイベントは弱い」とか言ってたが、なるほど納得である。

   願はくは 花のもとにて 春死なむ その如月の 望月のころ

 西行の辞世として有名だが、これ、そんなに悲壮な歌じゃないんじゃないかな。如月は当然旧暦なのでまさしく今ごろ。満開の花の下では酔生夢死、過去も未来も星座も越えて全ての悩みを忘れていられるのだ。西行って、ただポケ〜っとしていたかっただけなんじゃないかな。
 死体なんか別に埋まってないと思うぞ、梶井。

 職場の部署が変わったので、ぶたくそ(「メチャクチャ」の意。女房がしょっちゅう使ってるが広島弁か?)忙しくなり、帰宅は午後7時過ぎ。
 おかげで『水戸黄門』の第1回、頭から見損ねた。
 私のフェイバリット黄門様は何と言っても月形龍之介なので、石坂浩二はどうにも人間的深みに欠ける。ヒゲがあるなしの問題ではないのだ。ドラマ自体は今までの設定を全てリセット、将軍家との確執からコトを始めるという骨太路線を選んで、なおかつ怪しい忍者風の者たちをも暗躍させるという時代劇エンタテインメントの定石をきちんと踏んでいる。でも役者がどうしても弱いんだよなあ。
 いくら人気があったからといって由美かおるを出しつづけるのはどうもねえ。体型は崩れてないが、エロキューションはもうボロボロで舌が回ってねえぞ。

 女房と何かやりとりをしたような気もするし、日記にも一回何か書いたような気がするが忘れた。ともかくこの日は眠くて眠くて、後半の記憶が薄いのである。後日、思い出す時があったらまた書くかもしれない。
 
 女房のネット友達が、オープンしたばかりの「ユニバーサルスタジオ・ジャパン」に行ってきたというので、早速そのレポートを覗いて見る。
 そのお友達というのも、女房同様、ダン・エイクロイドのファンで、『スニーカーズ』のポスターの前で記念写真を撮ったりして、なんとも微笑ましい。
 で、結構穴場で客が少なかったという、我等が「ブルース・ブラザース・ショー」。残念ながら雨天のため野外ショーは中止、握手会に変わったそうだが、ジェイクもエルウッドもあまり本物には似てなかったそうである。……まあ、『ベルーシ ブルースの消えた夜』ほどひどくなけりゃ許せるだろうけどなあ。
 女房に「USJに行きたいか?」と聞くと、「ちょっと」と答える。ファンとしては「モドキ」は許せない、という気分と、でも見てみたい、という気分とが内心せめぎあっているのかもしれない。

[5]続きを読む

04月02日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る