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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■シラフでも酔える夜/『怪奇探偵小説傑作選2 横溝正史集/面影双紙』
 全く日記とは関係ないが、『幻のペンフレンド2001』のOP、「日比谷っ日比谷っ」て歌ってるように聞こえるんだが、耳がおかしいのだろうか。
 ……「日比谷」と「渋谷」の違いが分らないってネタもよく聞くけど最初に言い出したのは誰だったかなあ。

 朝は上天気だったのに、昼から大雨。先日コケた時の痛みがまだ取れていないので、通勤にはタクシーを利用。散財だなあ。
 「雨でもなんでも自転車で行くくせに」
 と女房から言われるが、そこまで無理したことはない。
 だいたい女房は、車で行けば「もったいない」と言うし、自転車で行けば「危ない」と言うのだ。脳の中身が矛盾だらけだと、要求内容が矛盾してても平気なのだな。
 「今日はどうして雨が降るって分ったの?」と聞かれたので「天気予報」と答えると、「なんだ、予知したのかと思った」と言われる。
 わしゃエスパーか。超能力の存在を完全否定するつもりはないが、SFに登場するようなご都合主義的なクレアボワイアンスの実在は眉唾だなあ、と思っているので、女房がしょっちゅう私を予知能力者扱いするのには、正直参ってはいるのである。
 確かに私は女房が考えていることを先読みして行動することはよくあるが、それは別に私にとんでもない能力が備わっているからでは決してない。……十年も一緒にのたくってりゃ、女房が何考えてるかくらい少しは分ろうってものだ。ただ、あまり見え透いた態度を女房がとる時には、ははあ、こいつは分らせようとやってるな、と気づいてノってやらないこともよくあるが。

 ちくま文庫『怪奇探偵小説傑作選2 横溝正史集』、斜め読み。
 一人の作家の作品を網羅して読むことなどは不可能に近いが、横溝正史に関しては8割は果たしているように思う。何しろあの昭和40、50年代の横溝ブームの時に出版された角川文庫だけでなく、春陽堂文庫の『人形佐七捕物帳』ほか、全集収録のエッセイに至るまで、目に付くものはたいてい読み尽くしているからである。後は『佐七』に改作される以前の原型となった『朝顔金太』などの捕物帖作品などが残ってはいるが、古本屋めぐりをしてもそうそう読むことはできなさそうだから、「入手可能なものは全て」読んだと言い直したほうがいいかも。
 今回の選集も全部読んでる作品ではあるけど、高木彬光の解題が載っていたので買った。殆ど誉め殺しのような、かえって読書欲を殺ぐような駄文なんだが、横溝正史の初期作品についてまとまった批評を行っているものは少ないのである。その意味では貴重な文章だろう。「恐るべき名作」「珠玉にもたとうべき一篇の美しい散文詩」「愛誦おくあたわざる傑作」だの、何かを語っているようで何も語ってはいない。ミステリはネタバラシができない分、批評や解説が難しいのだが、それにしても適当な美辞麗句を並べてりゃいいってもんでもあるまい。しかし、実はこの作家は何を誉めるにしてもこの調子なので、ひねくれたファンは高木さんの文章のヘタレ加減を味わいとして読むという……作者のファンが聞いたら激怒するかな。いや、悪気はありません、つい本音を言ってしまいました(^^)。

 ZUBATさんが鹿児島から来福されるので、エロの冒険者さんから「迎撃会」(なんちゅーネーミングじゃ)のお誘いを受ける。
 もちろん女房ともども喜んでホイホイと参加することにして、アクロス福岡の前で8時に待ち合わせ。来られたのはエロさんZUBATさんぴんでんさん、ほかにもあと何名かいらっしゃるはずだったらしいのだが、どうやらエロさんが「3月30日」を「4月30日」と連絡したらしく、いつまで待ってもお見えにならない。
 仕方なく集まった面子だけで中洲の居酒屋へ(店の名前忘れた)。
 ZUBATさんの来福の主な目的は『ギャラクシークエスト』鑑賞だったりするので、いやあ、リキ入ってるなあ、と感心してたのだが、予想通り、話は思いきり盛りあがる。

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03月30日(金)
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