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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ワーオ、なんてこったい!/DVD『シックス・センス』ほか
ここ数日、すっかり春めいてきていて、仕事場に自転車で行く時もしっとり汗ばむようになってきた。でも桜はまだつぼみもつけていない。
季節は春が近くとも、世間じゃ殺伐とした事件が続いている。新聞は「戦後初のデフレ」を大見出しで載っけた。昔、やたらインフレが続いてたときゃ、「物価は上がるしかないのか」と暗澹たる気分になったが、デフレはデフレで物価も下がるが給料も下がるんでやはりよくないそうである。……だったら結局、経済が安定してる状態、なんてものが幻想じゃないのか。
女房はよく「大金持ちになりたい」と妄想してるようだが、端で見てると『どですかでん』の乞食の親父(三谷昇が演じてたね)みたいで、いつか「プールが出来たよ!」と言い出すんじゃないかと思うと気が気でない。とりあえず私も「うん、そうだね」と相槌を打つのみである。
昨日の寝不足がたたって今イチ元気が出ない。自業自得なので早退するわけにもいかない。それに今日は女房の夜の仕事が休みということなので、前々から約束していた通り、博多駅のインターネットカフェ、「ポパイ」に行くことにしているのだ。平日の夜というのは正直な話、ちょっとキツイのだが、今週は休日出勤もあるので、何曜日に出掛けようが大した差はないのだ。なんとかペース配分しつつ、体を誤魔化すことにする。
体調がよくないのは糖尿の薬がそろそろ切れかけているせいかもしれない。仕事の関係で医者に行くのが遅れているので、仕方がないのだが、どうせ病院変わるんだしなあ、と思うと、薬だけをもらいにいくのも億劫になるのだ。毎日飲まねばならぬのを二日に一回と言うように分けているが、これだと検診の結果が悪くなるかも知れず、またまた医者の説教を聞かねばならぬかと思うと気鬱になる。
帰宅してみると女房があられもない格好をしている。と言ってもコスプレしているわけではない(女房に出来るコスプレなど、ドラミちゃんぐらいのものだ)。
てっきり出かける気をなくしたのかと思ったが、やっぱり行くという。
……あとで判明したが、目当てはやはり『ナニワ金融道』であった。
だからなぜそこまで『ナニワ』にハマる?
外はうっすら霧が出ているようで少し冷えていたが、まあ雨が降るほどではなかろうとタカを括って出かける。
先に紀伊國屋書店で、買い忘れていたマンガなどを買う。『超少女明日香 聖痕編』2巻がやっと手に入った。でも奥瀬サキ『低俗霊デイドリーム』1巻はまだ……。一度買い損ねるとなかなか見つからないからなあ。
「ポパイ」、前回来たときには安い席に座ったが、今日は奮発してペア席を取る。パソコンにプレステ、両方あるが個人席より大して値段が高いわけではない。6時間使い放題で一人2200円。
女房はイスがふかふかのソファなので早速横になってニコニコしている。……私が座れんじゃないか。
女房がひたすら『天才柳沢教授』全巻読破に挑戦している間(『ナニワ』は見つけられなかったようだ)、私は私で、DVD見たり、マンガ読んだり、ハヤシライスやエビグラタン食って、ドリンクバーで際限なく飲んで(あ、抹茶ミルクとかだからね)5時間。気がついたら午前様である。明日も仕事だってのに何考えてんだろうなあ、私は。しかも途中から隣のブースに入ったやつらがヘビースモーカーで、すっかり煙草にやられてしまった。外に出るころには頭痛と眩暈で吐き気までしている。もしかしたらと心配していた雨まで降っていた。
途中でコンビニに寄って傘を買い、買った本が濡れぬよう、ビニール袋をもらったが、女房は「傘をさすくらいなら濡れた方がいい」と濡れ鼠になって帰る。
体力に自信があるやつはいいよな。もう私には「春雨じゃ、濡れていこう」なんてカッコつけは出来ないのである。
帰宅しても風呂に入りながら買ってきた本を読む。就寝は今日も2時。ああ、4時間しか眠れんやんけ。
DVD『シックス・センス』、特典映像を目的で見る。
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03月16日(金)
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