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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ダブルマインド/『ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド』(上遠野浩平)
わはあい、3月だあ。ヽ(^o^)丿
「弥生」って聞いただけで、急に冬から春に変わったような気になるのだから、人間の感覚なんていい加減なものである。昨日と今日とで何が変わったというのだ。朝から外はそぼ降る雨、世間じゃ風邪も大流行りだってのに。
「弥生」の語源は、「いや・おい」が縮まったものだという説がある。「いや」ってのは「やあ」とか「おお」とかいう掛け声と同じね。いわゆる感動詞。「おい」ってのは字のごとく新芽が生えてくること。だから「やあ、春になって草も萌え萌え〜!」ってのが「弥生」って言葉の元々の意味だってことだ。
……誰が言い出したか分らんが、一人くらい「別の言葉にしようよ」って止める奴ぁいなかったのか。
ここしばらく変な夢を見ているらしいのだが起きてしばらくすると忘れている。ただ、私が夢の中では全く別の環境のもとで全くの別人として生活していたことだけは覚えている。
だから、目が覚めたばかりの半睡半醒状態の時は、自分を取り戻すのに少し時間がかかってしまう。
そう言えば、2、3歳の頃、私の記憶している最も古い思い出は、目が覚めた途端、目の前に「畳の目」があって、自分がうつ伏せになって寝ていたことに気づき、「ああ、やっとこの世に戻れた!」と安堵し、周囲にいる大人たちを見て、「あれがボクの新しいお父さん、お母さんなのだな」と確認した、というものだった。
……こういうこと話すと、いかにも私がリインカーネーションとかオカルトなことを信じているように聞こえるかもしれないが、残念ながらこの体に入りこむ以前のことは全く覚えていない。
もしかして、夢の中のもう一人の私は、2歳以前にこの体の中にいたもともとの私のあるべき未来の姿だったのかも……って、うまくこねくり回したら何とかSFにならんかな、このネタ。
それはそれとして、夢の中でこうしょっちゅう別人になっていて、しかもそのときは起きてるときの記憶が全くない、そして反対に起きてるときは寝てるときの記憶がない、というのはちょっと多重人格症に似てないか。
日本人に乖離性人格障害は滅多に見られない、いや、そもそもそんな病気はない、なんて言ってる医者もいるようだが、ひとつ頭のネジがはずれて、この夢の中の私を私がホンモノの自分だと思いこんだとしたら、それはどう診断されちゃうのだろうか。
全部一緒くたに関係妄想とかの中に組みこまれるのかなあ。それともただのボケか?
どっちにしろ、トシを取ればヒトのココロは自然に壊れていくのである。それが人間というものの正体だとすれば、「自分」に固執することは所詮無駄な努力ということになる。
いっそのこと、全国民が、ある一定期間、A山B男として暮らしたら、次の日からはC田D太郎にならねばならないって制度ができたら、気分も変わっていいような気がするがどうだろう。人格そのものが変わることにみんなが慣れていけば、「あんなおとなしそうな人がどうしちゃったんだろう」とか「あなたがこんな人だとは思わなかった」なんてショックを受けることも少なくなると思うぞ。……自分の奥さんが、姿形は変わらないのに、次の日からマリリン・モンローになったりしたら楽しいかな。でへへ(~∪~)。
ああ、これもちょっと捻るとSFになりそう……。
今日は映画の日でしかも仕事も半ドン。昨日から晴れたら映画に行こうと女房と話していたのだが生憎の雨。
私一人なら雨くらいで映画に行くのを諦めたりはしないのだが、徹底的な雨嫌いの女房は、バス停に行くのに傘を差すのすら億劫がるのである。歩いて1分の距離なのに。
でも夜には仕事もあることだし(今日は遅くて午前様になるそうだ)、無理強いするのも悪いかと諦める。
何だか今年は去年に比べて映画に行く日が減りそうだなあ。
キネ旬ムック『動画王』12号、特集は石森キャラクターズと題して、『人造人間キカイダー THE ANIMATION 』、『仮面ライダーアギト』などを取り上げている。
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03月01日(木)
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